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作: 浜田 桂子  出版社: 童心社 童心社の特集ページがあります!
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みっとーさん 30代・ママ

とてもいい絵本でした
8月に保育所で紹介されていた絵本です。…

ねずみ女房」 みんなの声

ねずみ女房 作:ルーマー・ゴッデン
絵:ウィリアム・ペン・デュボア
訳:石井 桃子
出版社:福音館書店
本体価格:\1,200+税
発行日:1977年03月
ISBN:9784834005400
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 5
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  •  いささか古めかしいタイトルで、現代の子供たちが読みたい気分になるか、心配になります。
     原作が英国で出版されたのが1951年で、石井桃子さんの翻訳で日本で刊行されたのが1977年ですから、その当時であればまだこのタイトルでも違和感はなかったのかもしれません。
     今なら原題の「THE HOUSEWIFE」をそのまま使ってもいいような気がしますが。
     こういういい作品は、色々な工夫をして、現代のたくさんの子供たちにも読んでもらいたいものです。

     バーバラさんという独身の婦人の家に、そのねずみは住んでいました。
     「女房」というだけあって、彼女にはご主人も子供もいます。
     でも、このねずみはほかのねずみとちがっていました。
     何がちがっていたかというと、今持っていない何かが欲しかったのです。
     そんなめすねずみの住む家に、すなわちバーバラさんの家に、ハトがやってきます。
     森でつかまえられたこのハトは鳥かごの中にいれられています。
     そのかごにめすねずみは近づいて、ハトからいろんなことを教えてもらいます。
     飛ぶということや、家の外のことなど。
     そんなめすねずみをおすねずみ、つまり夫のねずみが「気にくわん」と叱ります。最後には暴力までふるいます。
     それでも、めすねずみはハトのところに出かけつづけ、とうとう鳥かごからこのハトを逃がしてあげます。
     ハトが飛び去った窓から、彼女は星を見ます。
     多くのねずみが見ることのない、星を彼女は見ることができたのです。

     女性の立場が現代よりもうんと拘束されていた時代、この一匹のねずみ女房の思いと行動に感銘をうけた人は、そしてこれからも受ける子供たちはたくさんいることでしょう。

    投稿日:2018/11/05

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  • 大人が読んでもおもしろいと思います。

    図書館の石井桃子さん追悼コーナーにありました。

    大人が読んでも読み応えのあるお話で、息子には難しいと思いましたが、読んでみました。

    一匹の女房ねずみ。

    でも、他のねずみとは違っていました。食べて寝るということだけを考えている他のねずみたちとは違って、何か別の物をほしいと思っているからです。

    ねずみでありながら、近代人的な発想を持っている女房ねずみが、囚われた鳩と出会ったことから、その何かが見つかっていきます。

    読みながら、たかどのほうこのの「時計坂の家」で、憧れの代償として行方不明になった主人公の祖母とねずみ女房が重なりました。

    人の気持ちの中には、常に新しい世界を知りたいという気持ちが内在しているのかもしれません。その気持ちを、ねずみ女房が明らかにしてくれているように思いました。

    自分の中にも、まだ開けられてない扉はいくつかあって、それを求めれば開けられるのではという気持ちになりました。
    大人が読んでもおもしろいと思います。

    投稿日:2008/05/09

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  • ご主人がありながら、子どもが産まれたというのに、かごに入れられたはとのもとに通い続けるねずみ女房の気持ちはなんでしょうか。
    知らない世界への憧れ? 捕らわれたはとへの同情?
    ご主人ねずみに耳を噛まれても、鳥かごに通い続ける姿には恋心さえ感じられます。
    身の危険をおかしてまではとを逃がしてあげたねずみ女房の達成感。
    ご主人から焼きもちをやかれても仕方ないですね。
    大人向けの物語のように思いました。

    投稿日:2016/01/01

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  • 新しい世界

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    夫やこどもたちと暮らす働き者の女房ねずみ。ですが、ときどきガラス越しに外の世界を見ています…。なにかわからなくてもあこがれはあるのだろうなーと思いながら読みました。
    彼女の思いを夫ねずみはあまり理解していないようです。ねずみにしてみれば彼女のほうが変わっているのでしょうか。
    ハトと出会った女房はハトといっしょに外の世界へ飛び出していくのかと思っていました。

    投稿日:2015/09/21

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  • 大人になって共感できる

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    子どもの時に読んで、大人になって読むと、捉え方が違う物語だと思います。
    毎日、同じ事の繰り返しのねずみ女房は、ほかのねずみが感じない思いを持っています。
    夫は理解してくれません。
    ちょうど二人目を産んで大変な頃に、こんな思いに囚われた頃がありました。
    こんなに幸せなのに、何かが足りない気がしたのです。
    それが何なのか、説明できないのです。

    ねずみ女房は、キジバトから外の世界の話を聞いて、自分も飛んでいってみたいと思います。
    それなのに、ねずみはキジバトだけを逃がしてやります。
    なぜ、自分は一緒に行かなかったのでしょう。
    外の世界を見ることが出来ただけで、心は解放されたのでしょうか。

    自分を必要とする場所がどこなのか分かったからではないかなと思いました。
    私も、自分を必要としてくれるボランティアと出会って、救われました。

    子どもたちはこのお話をどう捉えるのか興味があります。

    投稿日:2009/05/15

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