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くいしんぼうのあおむしくん」 みんなの声

くいしんぼうのあおむしくん 作:槙 ひろし
絵:前川 欣三
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:2000年09月
ISBN:9784834017021
評価スコア 4.26
評価ランキング 21,053
みんなの声 総数 75
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75件見つかりました

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  • 5年生が興味深く聞き入ってました

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    読み聞かせボランティアメンバーが5年生の教室で読みました。
    「食いしん坊の青虫の話をします」と言うと、何人かの子が「はらぺこあおむし?」とつぶやいていました。
    この作品が月刊「こどものとも」で刊行されたのは49年前ですが、ゴミや大気汚染の問題は今もあります。
    5年生は興味深く聞き入っているようでした。

    投稿日:2024/04/02

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  • なんだったのか

    とても不思議なおはなしです。
    ある日、突然やってきたあおむしくん。
    これが、本当になんでも食べる。すぐにお腹がすいてどんどん食べるので、ぼくのお父さんやお母さんを食べ、町もまるごと食べる。
    最後は飼い主のぼくも食べられるんだけれど、そこで見たものにはびっくり。どうして食べられたのか分からない、不思議な感覚が残る作品ですね。

    投稿日:2021/05/14

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  • すごいな〜

    いやー、なかなかブラックなお話です。

    まさおの帽子に

    小さな青い虫がくっついていました。

    このあおむしがとにかく食いしん坊。

    なんでも食べる。

    おやつのパン、チョコレート、

    それからゴミまで食べます。

    とにかくなんでも食べます。

    食べ物じゃなくても食べます。

    お腹が空くと衝動を抑えられないんです。

    予想はあたり、人間も食べてました。

    なんでも食べてしまうというのは置いといて

    人間、ましてやまさおの両親までも

    食べてしまうあおむしくん。

    あおむしくん、、

    なんて可愛い呼び方じゃなくて

    あおむし、、と呼び捨てでもいいくらい。

    まさおのことは友達だと思っているので

    まさおのことは絶対食べないと言ってました。

    最初はね、、

    投稿日:2020/09/25

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  • 昔とても印象的だった絵本

    子どもの頃に持っていた絵本で、とても印象に残っていました。母親になってから何十年ぶりかにこの絵本に出会い、懐かしさのあまり夢中で最後まで読みました。

    そうそう、こんなお話でした…!レトロな色彩のイラストに独特の味があって、そこに水色のあおむしくんが存在感いっぱいに描かれています。

    止まらずにどんどんなんでも食べてしまうあおむしくん。でも、全部食べ尽くして何もなくなっても不思議とあおむしくんを責める気にはなれませんでした。それは、悪いことをしている自覚があるのに止められないあおむしくんが、まだ自制心の育ちきっていない子どもたちに重なって見えるからなのか、最終的におなかの中で元の生活が続く安心感からなのか…分かりませんが、隅から隅まで食べてきれいにすることに何とも言えない爽快感がありました。

    娘は「きっと夢だったんだね」と自分なりに納得しているようでした。

    投稿日:2020/06/18

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  • 深い意味がありそうで…

    哲学的な、神学的な、形而上学的な…

    絵本には3歳から…とありますが、大人だからこそ感じる深い哲学のにおいを感じます。

    一度読んだら、忘れられないような不思議な絵本です。そして、なぜか独語の満足感も大きいです。不思議です…

    投稿日:2017/10/09

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  • ふしぎな絵本です

    福音館の月刊子供の友で読んだ絵本です。
    初めて読んだときは、驚きの絵本でした。
    何度も繰り返し、子供に読んだ本です。
    今、改めて読むと、やっぱり驚いてしまいます。
    今住んでいるのは、あおむしくんのおなかの中なのかなあと、
    ふと思います。

    投稿日:2017/01/14

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  • 私が7歳の頃に、妹がこの絵本を貰って帰ってきました。
    弟が読み聞かせてもらっているのを一緒に見ていたので、「くいしんぼうのあおむしくん」を読んだのは一回きりです。とても衝撃的だったので今でもはっきりと話と絵を覚えています。
    正直トラウマなので、読み聞かせるお子さんの性質をよく考えた上で購入されるとよいと思います。

    あらすじは他のレビューにある通りです。
    当時七歳の私には、すべてを食べつくしたあおむしが宇宙で笑うラストはとんでもないバッドエンドでした。ギャン泣きです。
    今でも屈指の後味の悪いエンディングです。
    あおむしくん以外はみんな元の通りに暮らしているのに、あおむしくんだけはもう友達の男の子にも会えずひとりぼっち。それに至る理由も「お腹が空いているから」という悲しく罪のないものです。
    当時は遣る瀬無くて、こんな話があることに腹が立って仕方がありませんでした。

    しかしながら私が打ちのめされた一方で、妹は「不思議」「元通りでよかった」と言っていました。また、最近になってこの絵本を話題に出したところ、きれいさっぱり忘れていました。
    私と違って何度も読んでいたのですが、彼女にとってはあまり思うところのない楽しい絵本だったのでしょう。

    受け取り方は千差万別です。
    箱庭的な世界観も含めて、人によってはとても大きな衝撃や影響を受ける絵本だと思います。
    当時これ以上に悲しくて腹が立った絵本はありませんでした。
    正直個人的には子供時代に読む機会に恵まれたくはありませんでしたが、人の心に強く残るものがあるという点で、とても良い絵本だと思います。
    そのうえで大いに人を選ぶので☆4つという評価にいたしました。

    投稿日:2016/10/18

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  • 予想だにしない展開

    おまんじゅうのようなまるまるした青いあおむしくんの表紙にふと目がとまり、手にとってパラパラとめくったら、内容の不思議さと壮大さにびっくり!もう本棚に戻すことができず、そのまま購入して帰りました。

    どこか哲学的で、理不尽で、ホラーでもあるような不思議なお話です。
    どんどんお話に引き込まれ、予想外の展開にドキドキさせられます。
    最後はハッピーエンド…?でも宇宙の果てがどうなっているのか考えるような、なぜ命というものが存在するのか考えるような、そんなとても大きくて答えが出ない感覚が残ります。

    1年生向けの読み聞かせに使ったのですが、子供達が途中怖くならないように、できるだけ明るめの声で軽やかに、かつ淡々とした調子で読みました。子供達は(先生も)、最後までどうなるのだろうとドキドキハラハラしながら聞いてくれました。

    深く考えずにお話そのものを楽しむのもいいし、これをきっかけにいろいろな対話をしてもおもしろい絵本だと思いました。

    好き嫌いが分かれてしまうかもしれませんが、一度は読んでみても損はない作品だと思います。私はとても気に入りました!

    投稿日:2016/09/29

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    1
  • 時代背景を感じる

    子どものころとても好きな絵本でした。
    どんどん食べて、どんどん大きくなってという単純さがよかったのか、ハッピーエンドなのかどうなのか、読み手に委ねられていることがよかったのか・・・。
    よく覚えていないけれど、インパクトの強い絵本でした。

    先日はじめて息子に読んでみました。
    たぶん意味はよくわかっておらず・・・エリックカールの「はらぺこあおむし」と同じレベルで楽しんでいるようです。(笑)

    改めて親目線で見てみると、ごみ問題であったり、公害の問題であったり高度成長期の社会問題を反映した絵本なのかな、と思いました。

    好き嫌いが分かれると思いますが、ぞくっとする怖さがあるものの・・・やっぱり好きです。

    投稿日:2016/08/22

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  • まさおくんの ぼうしに穴が空いています   青い穴です
    なんとそれは くいしんぼうのあおむしくんだったのです
    本当に食いしん坊で どんどん大きくなって お腹をすかしているあおむしくんは、ゴミを食べてくれるところまでは良かったのですが・・・・
    なんと なんと パパもママも みんな食べてしまうなんて

    まさおくんは あおむしくんに パパとママを返してと言うのですが・・・・
    それどころか くいしんぼうのあおむしくんは 町全体をすべて食べてしまうのです

    これは SFのようです    
    うみも 大型船も     そして 工場の煙もすべてを食べてくれたのです
    すべてを食べ尽くして まさおひとり取り残されるのです

    そして ともだちのまさおも飲み込んでしまうんです

    まさおは 飲み込まれて自分が見たものは   この不思議なお話

    お腹の中に飲み込まれてみたものは  宇宙そのものを飲み込んでしまうかね

    はらぺこあおむしくんの不思議なお話でした

    投稿日:2016/08/19

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