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くいしんぼうのあおむしくん」 その他の方の声

くいしんぼうのあおむしくん 作:槙 ひろし
絵:前川 欣三
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:2000年09月
ISBN:9784834017021
評価スコア 4.26
評価ランキング 21,053
みんなの声 総数 75
「くいしんぼうのあおむしくん」は現在購入できません
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10件見つかりました

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  • 深い意味がありそうで…

    哲学的な、神学的な、形而上学的な…

    絵本には3歳から…とありますが、大人だからこそ感じる深い哲学のにおいを感じます。

    一度読んだら、忘れられないような不思議な絵本です。そして、なぜか独語の満足感も大きいです。不思議です…

    投稿日:2017/10/09

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    2
  • 欲?哲学?なぞの絵本

    見たことあったような・・・
    でも、気になるので
    再度きちんと読んでみましょ・・・
    と、図書室から借りてきました

    あおむしくんは
    表紙からして
    悲しそうな表情です

    なぜ?

    答え:お腹がすいているから

    なんでも食べます=なんでもほしい
    ごみでもOK=好き嫌いはありません
    みんながいらないものを食べてくれるのは
    みんなにとっては、助かります
    が、そのみんなも食べられてしまいます

    なかよしのまさお以外を食べても
    満たされないあおむしくん
    ついには、まさおまで・・・

    え〜っ、どういうこと?

    まさおは、喪失感と淋しさを感じます

    「おまえがいけないんだ」とあおむしくんを
    責めます

    でも、あおむしくんは喪失感と淋しさを感じるの?
    まさおを食べても満たされないのでは?

    最後は最後で、えっ?
    でも・・・それでいいの???

    般若心経に出てくる「空」の意味に関連してるのかな?
    空色=「空」=何にもとらわれないこと
    に通じているのかしら???
    と、おばさんになると、深く考えてしまう(^^ゞ

    絵本を閉じると
    宇宙?で星を楽しそうに食べてるみたいです
    地球もきっと食べきっちゃったのかな
    でも、あおむしくんのその楽しそうな表情が
    いいから、いいのかな

    宮崎アニメの「千とちひろ」の
    「かおなし」に通じるような・・・
    こどもは、何を感じるのでしょう???

    投稿日:2013/04/06

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    1
  • なんとも愛らしい風貌のあおむしくん、そのくいしんぼう振りたるや桁違い。あれこれ見境なくぺろりぺろり、どこまでもぺろりです。でもそのおかげで主人公まさおが戻ったときにみた家や景色は、一段と大切に思え違う風にみえたのでは。いや、それとも元々私たちはあおむしくんのおなかで暮らしていた?!話が終わった後の見返しの水色がそのまま空を彷彿させ、絵本が終わってからも想像力が膨らみ面白くなってきます。

    物語の展開のよさや意外性はさることながら、頁をめくる度に目を奪われるのが前川欣三 さんの絵。なんとも味わい深い輪郭線に、遠近感や空間を感じさせる構図、そしてやや渋めに抑えられながらも場面展開に応じた功名な配色。そこにマットで水色のあおむしくんの動きが加わって、どの頁のどの一枚もなんとも気になる絵。私が好きなのは、ゴミに並ぶ人々、逃げる人々、村の歓迎、まさおをのむところでした!

    こどもにおすすめするとしたら、こどもにはよく食べてよく育ってほしいから、こんなに素直にくいしんぼうのあおむしくんはみていて気持ちがいいです。

    投稿日:2011/03/28

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    1
  • 5年生が興味深く聞き入ってました

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    読み聞かせボランティアメンバーが5年生の教室で読みました。
    「食いしん坊の青虫の話をします」と言うと、何人かの子が「はらぺこあおむし?」とつぶやいていました。
    この作品が月刊「こどものとも」で刊行されたのは49年前ですが、ゴミや大気汚染の問題は今もあります。
    5年生は興味深く聞き入っているようでした。

    投稿日:2024/04/02

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    0
  • 私が7歳の頃に、妹がこの絵本を貰って帰ってきました。
    弟が読み聞かせてもらっているのを一緒に見ていたので、「くいしんぼうのあおむしくん」を読んだのは一回きりです。とても衝撃的だったので今でもはっきりと話と絵を覚えています。
    正直トラウマなので、読み聞かせるお子さんの性質をよく考えた上で購入されるとよいと思います。

    あらすじは他のレビューにある通りです。
    当時七歳の私には、すべてを食べつくしたあおむしが宇宙で笑うラストはとんでもないバッドエンドでした。ギャン泣きです。
    今でも屈指の後味の悪いエンディングです。
    あおむしくん以外はみんな元の通りに暮らしているのに、あおむしくんだけはもう友達の男の子にも会えずひとりぼっち。それに至る理由も「お腹が空いているから」という悲しく罪のないものです。
    当時は遣る瀬無くて、こんな話があることに腹が立って仕方がありませんでした。

    しかしながら私が打ちのめされた一方で、妹は「不思議」「元通りでよかった」と言っていました。また、最近になってこの絵本を話題に出したところ、きれいさっぱり忘れていました。
    私と違って何度も読んでいたのですが、彼女にとってはあまり思うところのない楽しい絵本だったのでしょう。

    受け取り方は千差万別です。
    箱庭的な世界観も含めて、人によってはとても大きな衝撃や影響を受ける絵本だと思います。
    当時これ以上に悲しくて腹が立った絵本はありませんでした。
    正直個人的には子供時代に読む機会に恵まれたくはありませんでしたが、人の心に強く残るものがあるという点で、とても良い絵本だと思います。
    そのうえで大いに人を選ぶので☆4つという評価にいたしました。

    投稿日:2016/10/18

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  • まさおくんの ぼうしに穴が空いています   青い穴です
    なんとそれは くいしんぼうのあおむしくんだったのです
    本当に食いしん坊で どんどん大きくなって お腹をすかしているあおむしくんは、ゴミを食べてくれるところまでは良かったのですが・・・・
    なんと なんと パパもママも みんな食べてしまうなんて

    まさおくんは あおむしくんに パパとママを返してと言うのですが・・・・
    それどころか くいしんぼうのあおむしくんは 町全体をすべて食べてしまうのです

    これは SFのようです    
    うみも 大型船も     そして 工場の煙もすべてを食べてくれたのです
    すべてを食べ尽くして まさおひとり取り残されるのです

    そして ともだちのまさおも飲み込んでしまうんです

    まさおは 飲み込まれて自分が見たものは   この不思議なお話

    お腹の中に飲み込まれてみたものは  宇宙そのものを飲み込んでしまうかね

    はらぺこあおむしくんの不思議なお話でした

    投稿日:2016/08/19

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  • さいごがびっくりしました

    あおむしがなんでもたべちゃうからびっくりしました。

    ゴミをたべてくれるのは、いいなと思いました。

    でも、ともだちとかパパやママをたべちゃうのはこまると思います。

    ぼくとあおむしだけのこってもこまります。

    さいごがびっくりしました。

    投稿日:2009/07/12

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  • 青虫の正体は?

    • サンフラワーさん
    • 30代
    • その他の方
    • 岐阜県
    • 男の子9歳、女の子4歳

     あおむしくんが、いろいろな物をどんどん食べて、大きくなっていく。まさおのパパやママまで食べてしまうなんて。最後には、まさおまで食べてしまうなんて、そんなことしていいの?と思っていたら、最後は、「あー、そういうことか。」とホッとして、読み終わることができます。
     あおむしくんの青い色が、とても、きれいです。

    投稿日:2004/03/04

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  • せんす おぶ わんだー

    • けおらさん
    • 30代
    • その他の方
    • 東京都

    幼稚園時代に読んで、非常に影響を受けた作品です。
    70年代後半の、かなり悲観的な世界観が裏側にはあるようで、
    ラスト直前までは、だんだん哀しくなり、怖かったのを覚えています。
    で、あのラスト!それまでの負の感情が吹っ飛ぶ、ビックリ仰天のラスト!痛快!でもなんとなくまだ不安な感じ、、、、。

    後にSFというジャンルに出会い、そのときの感覚を追体験する事になりました。

    今のこどもたちにも、あの、なんか不安で、でもラストにびっくりの感覚を楽しんで欲しいものです。
    この本を復刊した福音館書店の見識に、深くリスペクト。

    投稿日:2003/11/17

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  • おや?
    ある日、まさおの帽子にあおむしがくっついていました。
    まさおはかうことにしたの。そのあおむしはなんでも食べてしまうんです。なんでも食べるのでどんどん大きくなりました。そしてお腹がすいてしょうがないので、家の中にあるものまで食べてしまいました。それでもお腹がすいて、町のゴミも食べました。それでも足りなくて、町を食べてしまいました。まさおのぱぱもままも食べてしまいました。でも、まさおは友達なので食べなかったんです。まさおは悲しみました。 それでも、あおむしはお腹がすいてどんどん食べました。
    そして、もう何にもありません・・・。
    まさおはひとりぼっちです。
    まさおは「おまえなんか友達じゃない!ぱぱとままを返せ!」と。あおむしは、「ごめんね。ぼくがいけないんだ。友達になれてうれしかった。でも、ぼく・・・まさおくんも食べてしまったほうがよかったんだ。」あおむしは、あっというまにまさおをのみこんでしまいました。
    まさおは、あおむしのお腹の中に落ちていきました。
    気がつくと、まさおは町のはずれにひっくり返っていました。そこは、まさおの町でした。
    みんな、あおむしのお腹の中に入っていたのです。
    まさおは夢を見ていたんでしょうか?
    なんだかとっても不思議なお話でした。
    子供は、あおむしがどんどん食べていくところがおもしろいようで、「まだ食べるのぉ〜」と。(笑)

    投稿日:2003/01/19

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