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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

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八方にらみねこ」 みんなの声

八方にらみねこ 文:武田 英子
絵:清水 耕蔵
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1981年
ISBN:9784061272880
評価スコア 4.54
評価ランキング 6,897
みんなの声 総数 12
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  • ご利益みけの札

    • もゆらさん
    • 60代
    • その他の方
    • 神奈川県

     柳のまゆ玉飾りがとてもなつかしい。
    精一杯の神だな飾り、大盛りのみかん山が、小雪舞う正月を偲ばせる。
    細部までていねいに描かれた絵に、見入ってしまった。
     一転仔ネコみけの根性修行は、とても大胆でおもしろい。
    にらめっこで眼力を鍛えるとは、こちらまで顔に力が入る。
    それにしても「蚕安全、八方にらみねこ」札は、いいなぁ。
    こころほっこりする絵本でした。
    感謝

    投稿日:2016/06/25

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  • 猫の恩返し

    このお話は身寄りのない子猫を拾ってくれたおじいさんおばあさんの家に恩返しをするねこのお話でした。その家が蚕を育てていたのですが、その蚕をネズミが食べてしまうのを一生懸命に止めようとしてもできませんでした。それで山に住んでいる山猫のもとに一年修行してネズミを退治するすべを得ました。義理堅いねこに感動しました。

    投稿日:2014/06/08

    参考になりました
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  • ちびねこみけの成長。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子8歳

    今のこの時期になると思い出すのがこのえほん。
    昨年、年長さん最後のおはなし会で読み聞かせをしました。

    ちびねこのみけが、おかいこをねずみから守るため、
    山に修行に行くのです。

    助けてもらった恩返しにと、つらい修行をものの見事に耐え抜いて、
    「八方にらみの術」を会得した姿は、なんて凛々しいのでしょう!!
    真っ赤に燃える炎の中で、すごい形相で睨みつけるみけ。
    鬼気迫る姿に、惚れ惚れします。

    可愛かったねこが、ここまでりっぱに成長し、
    じいさとばあさのお役に立てる姿を見て、
    子供たちにも、その精神で自分の人生を頑張って生きて欲しいと思います。

    読み聞かせの練習の時には、当時1年生だった娘にも何度も聞いてもらい、
    にらみねこの絵を描くほど、娘も大好きになりました。

    私にとって、思い出深い絵本となりました。

    投稿日:2009/03/11

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  • みけが目標達成の為に頑張る場面が印象的。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子15歳、男の子11歳

    山猫のもとでみけが八方にらみの術を習う場面は
    とても見応えがありました。
    暗闇と炎の色彩の対比が鮮やかなのと
    そんな場面を背景に 目標達成の為に辛い修行に耐え
    ページをめくるごとに
    みけがどんどんたくましくなっていく姿が印象的でした。
    特に修行を終えたみけの目の表情は圧巻です。
    意思のあるいい目をしてます。
    子どもにもこうあってほしいなぁ…なんて。
    (その前に自分も…かな。)

    また 幼い頃近所に養蚕を営んでいる家があり
    季節が来るとよく手伝いに行っていたことを思い出しました。
    (遊びに行っていただけかも 笑)
    今は営んでいる家庭も少なくなってしまったこんな産業について
    知るきっかけを作ってくれる絵本のようにも感じました。

    投稿日:2009/03/03

    参考になりました
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  • 迫力ある絵と昔話の面白さ☆

    久しぶりに出会った、出会ってしまった力のある絵本☆

    優しいタッチの家の中の様子とはうってかわって、迫力のある山猫の、「にらみ目」の修行場面、ねずみをにらみ殺す場面・・・。

    物語も面白い☆
    こねこのお蚕様を守っておじいさんおばあさんの役に立ちたいと願う、切ない気持ち、厳しい修行に立ち向かう姿、一年ぶりに帰ってきた姿はひとまわりもふたまわりも成長し・・・。こねこから、八方にらみねこへとたくましく成長して、ネズミたちをやっつける場面は息子の大のお気に入りとなりました。

    ネズミたちの唱え歌、にらみねこの唱え歌があって、それをわらべ唄のように節をつけて歌うように読むと、息子はあっという間にそのフレーズを覚え、「詩」のようにノートに書き留めるほどの気に入りよう。

    久しぶりに出会った、息子のお気に入りの1冊となりました。

    投稿日:2008/12/08

    参考になりました
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  • 養蚕の大変さ

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    昔は蚕を飼うのは、大変な苦労があったそうで、それを伝えたい思いでこの絵本を書かれたそうです。

    拾ってくれた恩返しに、子ねこは蚕を荒らすねずみ退治の極意を会得するため、山に修行にいきます。
    犬が恩を忘れないとはいいますが、ねこだってそうなのですね。
    修行はやまねこから「八方にらみの術」を教わります。
    その健気さにじーんとします。
    絵の迫力に子ねこの優しさ、強さが現れています。

    ねずみをにらむ目と口が、一生懸命で抱きしめたくなりました。
    優しさは、強さがあってのことなんだと思いました。

    投稿日:2008/01/07

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  • ヒーローにあこがれる男の子向き

    • ホートンさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、女の子5歳

    ほんわか心温まる絵本が多い中、この本は迫力満点、文字通り「燃えている」絵本です。ネズミに馬鹿にされた子猫が厳しい修行を積み、見事に術を身につけてネズミを倒す物語なのですから。我が家の年長の息子は、テレビのヒーローものや忍者ものが大好きで、それと共通点を感じるのか、この絵本が気に入ったようです。読み終わってから、炎をにらむ修行をしている猫のことを「熱いだろうねえ。がんばったねえ」としきりに感心していました。何事もやり遂げるには根性が必要なのだ!

    投稿日:2007/03/01

    参考になりました
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  • 読み聞かせに最高の反応!

    小学一年生に読み聞かせをしました。

    昔話で、お蚕様のことを知らないであろう
    こどもたちに、伝わるかなと心配しましたが、
    三年生になると蚕を飼う授業があるそうで、
    兄弟のいる子が多いせいか、わりとすんなり
    受け入れてくれました。

    弱虫だった猫が、優しいおじいさん、おばあさん
    に恩返しをしようと、山で一生懸命修行する姿は、
    とても健気です。そして、最後まであきらめずに
    ついには八方にらみの術を習得する猫の姿に、
    こどもたちも「すごい!」と、絵本に目が
    釘付けでした。

    迫力ある絵にも引き込まれている様子でした。

    投稿日:2007/02/23

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  • ものすごい眼力

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子5歳

    絵本好き仲間が中学年への読み聞かせお薦め本として紹介していたので、借りて読んでみました。
    まずはその絵の迫力に惹きつけられます。炎の中で口を一文字に引き結び、かっと目を見開いている一匹の猫。表紙のパワーに吸い寄せられるように一体どんな猫なのかしらとページをめくってしまいます。
    弱々しかったみけが修行に耐えて八方にらみの術を身につけ、恩人のお爺さん、お婆さんのためにねずみをやっつけるという成長物語。
    眼力の凄さに圧倒されたのか、我が家の子ども達の反応は今一つでしたが、3年生の教室で読んだ友人は、とても反応が良かったと言っていました。

    投稿日:2005/12/21

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  • 私は弱くってもかわいい猫の方がいい。

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子10歳、女の子5歳

    印象深かったのは、清水耕蔵さんの表紙の猫の絵!
    なんで猫が炎の中ですごい顔をしてるんだろう?そう思って、図書館で借りてきました。
    読んで分かりました。
    養蚕をしている時代の、ねずみ退治の象徴とされた猫の話だったんですね。
    猫って、そんな役割をしていたんだぁ。
    ただ、私は個人的に山猫に修行をしてもらって、恐い顔になったみけ(猫の名前)よりも、ねずみにかじられていた頃のみけの方が可愛いと思いました。

    投稿日:2005/07/01

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