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ならの大仏さま」 その他の方の声

ならの大仏さま 文・絵:加古 里子
出版社:復刊ドットコム 復刊ドットコムの特集ページがあります!
税込価格:\3,080
発行日:2006年
ISBN:9784835442181
評価スコア 4.83
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  • 緻密で濃い内容

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    教科書より圧倒的にくわしく、歴史専門書よりかなりわかりやすく、緻密で濃い内容です。
    あとがきに、加古里子さんが5年かけて調査検証し、専門家の協力も得て描いたとあります。
    建立に至った時代背景、実際に工事をした多くの人たち、焼失と再建の歴史など興味深く読みました。
    人々の心の拠り所であった大仏さまが、昭和の戦争で金属として供出されてしまっていたら…と思うと、現在も大仏さまに会えることに感謝です。

    投稿日:2021/08/09

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  • 守り守られて残る 受賞レビュー

    コロナ禍、近年続く自然災害、近隣国との軋轢…
    聖武天皇が憂えた危機感も
    こんなふうであったのだろうかと想像します。

    今日でさえ
    大きな橋や超高層ビルを見ると
    どうやって造るのだろうと感心しますが
    コンピュータも重機もなかった天平のむかしに
    よくもまあこんなに大きな仏像を!
    と感嘆せずにはいられません。

    君麻呂という偉大な設計者がいたこと
    周りに土を積み上げ炉を移動しながら青銅を流し込んだり
    頭部と手は別に作って鋳カラクリ法でつなげたこと等々
    「なるほどそうやって」と頷くことばかり。

    日本史の教科書には
    743年大仏造立の詔が出され
    752年に開眼供養の儀式が行われたことのみ載っていましたが
    その後、頭がとれたり、大仏殿が焼失したり
    修復や修理、再建を繰り返して
    現在に至っていたのだと知りました。
    建立されてから1300年もの間かわらず
    人々を守ってくださってきたということであり
    大仏さまもまた人々によって守られてきたのですね。

    青春時代、一目惚れした仏像があります。
    深い黒、限りなく慈愛に満ちたお顔―中宮寺の弥勒様。
    吸い込まれそうになった記憶があります。
    半世紀が過ぎ、親友から
    その弥勒様に魅せられたと先日、便りが届きました。
    私が出会った50年前からずっと同じ姿で私達を包んでくれていたのだ、いや実は50年どころか飛鳥時代からずっと人々の心を救ってきたのだと思い至りました。
    そして私達がいなくなってからもかわらずに人々を癒し続けるのだと。
    だから『ならの大仏さま』の中の
    「大仏建立に関わりをもった人はつぎつぎに歴史から消えてゆきましたが、大仏は残ります。」の一節に感じるものがありました。
    消えてはゆきますが、関わりをもった人々(許されるなら私達のように建立、造営に携わらなくとも心惹かれた人も含め)の思いも
    残る大仏とともにあると信じたいです。

    投稿日:2021/08/09

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  • ならの大仏さま

    ずーっとずーっとすわりっぱなしの大仏さま
    脚がいたくならないのかな?
    たいくつじゃないのかなっておもっていたけど
    きっと毎日たくさんやってくる
    弥次喜多をみて、心の中で笑ったり、怒ったり、慈しんだり
    導いたりしてくれているのでしょう。

    ならの大仏さまにこんなドラマがあったなんて!
    修学旅行や遠足の事前学習にも使えそう
    また、会いに行きたくなりました。

    投稿日:2021/08/05

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  • みっちり

    ずっしりとした本に詳細にかきこまれた絵と文。驚くほどみっちりとつまってます。まさに、加古さんの絵で描かれた贅沢な教科書みたいな感じで、楽しく読みつつ学べます! 歴史を学んでいる子どものときに出会いたかったな、と。手元において、じっくり読みたい本です。

    投稿日:2021/07/30

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  • 歴史がわかる ならの大仏さま

    加古里子さんが1985年に発行された 本です
    歴史年表がついていて 中国、アジアやヨーロッパ 、アフリカの歴史まで詳しくかかれています
    しかも日本の歴史  平城京の頃のことが詳しくかかれていて 非常に読み応えがありました
    行基菩薩の教え人々の働きぶりはすごいです

    ならの大仏さまは すごく大きいです
    子どもの頃 遠足でいって その大きさに驚いた 感動を覚えています

    いろんな人々の知恵 大工さんの技術 職人たち そこで作業した人々のおかげで 今の奈良の大仏様があるのだなあと 改めて感動しました
    しかし 歴史の中には 権力争いがあり 戦争をして 火事で燃やされてしまったこと
    大仏様がどうして作られたのか   多くの人々が 大仏様に願いを込め 守り続けて来たことは 素晴らしい人間の知恵と工夫だと 加古さんはかかれています
    人間の弱さ 愚かさ 仏にすがる気持ちがこうして 守り伝えられたのですね
    そして これからも 守り続けていく事が大切ですね!
    加古さんの思いがこの本の中につまっていると感じました

    投稿日:2016/07/13

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