「いたずらうさぎデイビー わざとじゃないもん」 みんなの声

この絵本の主人公はウサギの大家族の一番末っ子の男の子でした｡いつもおっちょこちょいでトラブルを起こします｡今回はみんなの大事なおもちゃや基地など故意ではなくこわしてしまったのですが､もちろんみんなは怒りますよね！！でも､みんなに正直に言って許してもらう家庭がとっても素敵な家族だな〜って思いました｡

５歳３歳の娘たちにパパが選んだ絵本です。

いたずらうさぎデイビーと書いてありますが、実際そんないたずらっこじゃないんです。このお話はデイビーがわざとじゃなく、そそっかしくて、他の兄弟のものを壊してしまうんです。見ていてちょっと可哀想になってしまいました。デイビーのお母さんはそんなデイビーにちゃんと謝らせて、兄弟たちのものを元通りにさせます。ちゃんと従うデイビー。我が家の姉妹もお互い喧嘩で「○○ちゃんが壊したー」「お姉ちゃんが壊したー」。ちゃんと元に戻させ、謝れる子に育てたいなーと思いました。このシリーズ大好きです。

ママが言うように、「優しくていい子なのよ。ちょっとだけそそっかしいところはあるけれどね。」と、母親だけあってデイビーのことをよく理解していると思いました。本当にわざとじゃあないと思うけれど、慌てていてちょっと注意散漫だったと思うし、偶然が重なったと思いました。ただ謝るだけでなく、壊したものを元通りに直すことが立派だと思いました。そういうこともときには大事なことだと思いました。

わざと失敗したんじゃなくて、たまたま失敗しちゃった！

ちょっと間違えて、壊しちゃった。

そそっかしい私はよくわかります。

ただ他人から見ると、またあいつがやったとか、

何回も同じ失敗をして・・とため息つかれますが、

あぁ、またやってしまった〜。

と自己嫌悪。

これは広い心で相手の気持ちをまず汲み取るという

ことをしていたら・・・と思うお話です。

完璧な人からしたら簡単なことも、

そうじゃない人もいる、それをわかってほしいと

思うお話です。

相手の立場になって考えるというのは難しいですが、

片側だけの意見をいうのはやめようと思いました。

シリーズで何冊かお話があります
題字には「いたずらうさぎ」と書いてありますが、そそっかしいだけで悪気はないんです
誰にでもあることじゃないかなぁ・・と子供たちも同じ思いで聞いていたようです
ただ、ちゃんと後始末はしましょうねってことかしら・・・
ちょこっと躾けめいたところがありますが、挿絵がかわいらしいので、それで良いかな・・・？
おとうさんが「はたらきもので良い子だ」と言ってくれたのが救いでした