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大きな石のオオイシさんは、すもう部屋で…

そばのはなさいたひ」 みんなの声

そばのはなさいたひ 作:こわせ たまみ
絵:いもと ようこ
出版社:佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!
本体価格:\1,300+税
発行日:1985年
ISBN:9784333011735
評価スコア 4.68
評価ランキング 1,888
みんなの声 総数 18
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  • なんとも切ない物語

    工事によって自然環境が破壊されていくお話を
    乳飲み子を抱えたお母さんと、そのお母さんをかげながら慕うウサギとをからめ
    いもとさんのやさしいタッチの絵で仕上げられています。
    乳飲み子を抱え山へ入り、そばの花を栽培するお母さん。
    お母さんが授乳する優しい様子を影からそっと見つめるウサギ。
    落としていった赤ちゃんの帽子を取りに戻ってくると信じて、
    ウサギは工事の始まった山にとどまっています。やがて・・・。
    最後は悲しい結末で、読み聞かせながらこちらが泣いてしまい、
    娘は自分でタオルを探してきて、私の涙をぬぐってくれました。
    自然破壊、親子の絆、人を思いやる心・・・。
    子供が一人で外で遊べないような殺伐とした今の世の中では
    忘れ去られた何かを、
    いっぱい提示しているような気がしてならない一冊です。

    投稿日:2008/03/21

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  • とても切ない本

    人間の親子を待つウサギの姿が悲しくて仕方ありません。やっとにげられるかと思ったら、、、、いくら月のうさぎになったって、かわいそうすぎます。もちろん人間のお母さんが悪さをしたわけじゃないのですが。。。。

    環境破壊とか、人間の業について考えてしまう本です。

    自分の家の近くにダムを作るときには、せめて動物を逃がしてあげたいと思いますが、、、、でもなかなか難しいんでしょうね。

    投稿日:2011/04/09

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  • 無常さを感じました

    今年は息子と、いもとようこ作品を読破しようと思い読んだ本です。

    1986年ボローニャ国際児童図書展エルバ賞受賞作品です。

    ひとりぼっちのこうさぎが、人間のお母さんが歌うこうさぎの子守唄を聞きます。

    自分の母親のことを知らないこうさぎは、人間のお母さんに自分のお母さんを重ねたのでしょう。お母さんの畑仕事を見守ります。

    山奥ののんびりした情景の中で、こうさぎはダム開発がされていることを知ります。「こんなに やさしい おかあさんと おなじにんげんが、やまを くずしたりするなんて…」というこうさぎの言葉が胸に響きます。

    読みながら、こうさぎに危機が近付いている予感がして、胸騒ぎがしました。おかあさんが忘れた赤ちゃんの帽子を持って幸せな時間を過ごし、おかあさんに会ったら返そうと思うこうさぎ。こうさぎのいじらしさと純真さが心を惹きます。
    その間にもダム開発の工事は進んでいます。

    ダム工事で沈む村というテレビ番組を見たことがありますが、開発でなくなるのは人間の家や思い出だけでなく、物言わぬ動物たちも犠牲になっているのですね。そのことに今更ながらに気付かされました。

    静かな文章ですが、心に語りかけてくるものは大きく、無常さを感じました。開発が動物の幸せな生活を損なっているというお話として、やはりいもとようこが絵を描いている「きつねのきんた」を思い出しました。

    投稿日:2008/01/07

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  • せつない  悲しい結末

    ひとりぼっちのこうさぎが、人間のおかあさんに自分の母を思い

    自分のことも歌われている子守唄に惹かれて毎日ひそかに訪れ

    るそば畑です。おかあさんが、あかちゃんに注ぐ優しい眼差しが

    とても愛情たっぷりに描かれています。子守唄って、歌っている

    者も聞いている者も安らぎを感じるものです。

    落していったあかちゃんの帽子を渡そうと優しいこうさぎに、ダム

    工事の音と一緒に消えた月のうさぎとなったこうさぎが、なんとも

    せつなくて悲しい結末でした。

    投稿日:2019/09/15

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  • そばの花の咲いている山で うさぎが人間のお母さんが赤ちゃんに子守歌を歌っています

    その優しい子守歌を うさぎが聞いています  とても優しい声で 子守歌はうさぎの事も歌っていたのです
     
    ところが 山が ずずーんと壊されていくのです
    ダムができるのだそうで 山にすんでいた鳥たちは 危険を感じてみんな逃げていきます

    山を壊すから  今 山にすんでいた生き物が 行き場をなくして 人間の住む 里へ下りてきて 畑を荒らしたり 食べ物を荒らしたりするのですね

    うさぎには、このお話しの中に出てくるダムを造る人間と  お母さんとが同じ人間とは思えなかったのでしょうね
     
    だから お母さんが落としていった 赤ちゃんの帽子を うさぎは お母さんに届けようとして 山から逃げ遅れ  ダムの工事に巻き込まれて 死んでしまうのですね

    なんだか 切ないお話です・・・・・

    いもとさんのそばのはな 白くてきれいでした

    投稿日:2015/05/18

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  • ほろりときました。

    こうさぎが人間のお母さんを慕う姿がとても愛らしい絵本でした。
    そして畑仕事を頑張るお母さんの姿も素敵で。
    と同時に,ダム工事という現実。
    人間は自然や他の生き物達と地球に共存している,ということを改めて考えさせられるお話でもありました。
    こうさぎの最後が健気でせつなかったです。

    投稿日:2015/03/15

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  • なんとも哀愁たっぷりで、つらくなる絵本です。
    ダム建設で埋もれてしまう山奥の村のソバ畑。
    住まいはすでに移ったのでしょうか、遠くからそばの実を積みに来た母親が、畑で赤ちゃんに母乳を飲ませています。
    その姿に安らぎを覚えたウサギさん。
    落としていった赤ん坊の帽子を返そうと、そばの花をたどっていくところで工事の破裂音。
    ウサギの姿が消えて、帽子が飛んで…、月に照らされた風景のところでは、胸いっぱいになりました。
    私の故郷の上流に徳山ダムが建設されました。
    ダムができるまでの徳山村の姿を知っているだけに、あの村のウサギたちを思い描きました。
    いもとさんの絵が、可愛いだけでないことを痛感した一冊です。

    投稿日:2014/06/28

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  • 切ない

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    ダム建設工事をする人間が一概に悪いとはいえないと思いますが、悲しいお話です。
    心にうったえるものがある絵本で作者のメッセージ性が高い絵本だと思いました。
    読み終わった後、表紙の絵を見るとより切なくなってしまいました。

    投稿日:2014/04/26

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  • 人間のせいで消えた命

    身勝手な人間のせいで、
    誰にも気がつかれないまま、この子うさぎは・・・。

    そう思うと、何とも いたたまれませんでした。

    動物たちは 何も悪いことをしていないのに、
    何も関わっていないのに、犠牲になる。

    この子うさぎのように、
    人間のせいで消えた命が
    きっとたくさんあると思います。

    いもとようこさんの儚げなイラストが、
    とても優しくて、せつないです。

    自然破壊について、真剣に考えなくてはいけません。

    投稿日:2013/12/01

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  • ダム建設のなかで

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    動物画が多いいもとさんの絵本の中で、人間のお母さんが描かれていることに興味を持ちました
    柔らかな雰囲気はさすがです

    ダム建設は日本のあらゆるところで起きている事実です
    そうした中に、このような子うさぎのお話は本当に存在していたかもしれませんね
    ラストは悲しい出来事ですが、自然破壊を訴えるには必要なことなのでしょうか・・・
    子供たちにとったら、どこかで生きていてほしかったと思います

    投稿日:2011/05/19

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