メリーは、おばさんの家に泊まりに行くため、トランクにおもちゃを詰め込みます。
でも、詰め過ぎで試行錯誤するうち、大切な兵隊の人形・ビルを入れ忘れてしまい・・・。
よく名作として紹介されており、もう少し長くて固いお話かと思っていましたが
むしろ文章は短く、走るビルの疾走感あふれる、ユーモラスなお話で
息子も「結構面白いじゃん。もう1回!」
私も「かしこいビル」がいちいち可笑しかったです。
兵隊なのに、泣きすぎでしょう!
シンバルを手にはめたまま、汽車よりも速く走っちゃうの?
急いでいたのに、花束を用意していたなんて、紳士すぎるでしょう!
素朴な手書きの文字と独特な絵は手作り感がいっぱいで
作者の娘さんへの愛情が伝わってくる気がします。
3歳くらいのお子さんから、園児さんにおすすめです。