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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

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そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

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はなのすきなうし」 みんなの声

はなのすきなうし 作:マンロー・リーフ
絵:ロバート・ローソン
訳:光吉 夏弥
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\880
発行日:1954年12月10日
ISBN:9784001151114
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 59
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59件見つかりました

  • 平和主義!

    岩波の子どもの本 シリーズ? を集めはじめました。

    絵もお話も いかにも外国のってとこが 気にいってます。

    はなのすきなうしも スペインの闘牛のお話で、

    まず闘牛の説明や いろいろ横道にそれちゃいましたが それはそれで 楽しい ひとときで...

    うちの子も 男の子のくせに 凄い平和主義なので 

    大闘牛 フェルジナンドが お兄ちゃんみたいだね〜と 笑いながら読みました。

    投稿日:2009/09/13

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  • のんびり屋・マイペース屋さんに

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    一緒に読んだのは中2の娘です。
    読み終えた後に「あぁ、よかった」とつぶやきました。後半、フェルナンドが闘牛場に連れて行かれてしまったので、殺されたりしちゃうかと思ったらしいのです。

    なぜ、私が、下の子ではなくて、上の子にこの絵本を読んだかというと、フェルナンドと上の子の性格が似ていて、とてもダブったからなのです。
    のんびり屋で、ふぁわっとしていて、闘争心がなく、いつまでも自分のしたいことをしている。似ています。
    本人もちょっと似てるかもって、言ってました。

    普通に幼稚園くらいから、低学年くらいの子どもたちが喜んでくれそうですが、やはり何といっても、のんびり屋さんやマイペース屋さんな子どもたちにぜひ、読んであげたい1冊ですね。

    投稿日:2009/07/19

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  • 子を温かく見守るお母さん

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子9歳、男の子9歳

    ずっと昔に書かれたお話ですが、私が初めて出会ったのは、約3年前。
    読み聞かせボランティアの勉強を始めてからです。

    牧場で育った子牛フェルジナンド(ふぇるじなんど)の半生を描いています。

    牛らしく?角で突っつき合ったりすることもなく、いつも草の上に座って静かに花の匂いを嗅いでいる息子。
    その姿を見て、お母さんは心配し、どうしてみんなと遊ばないの?と息子に聞きます。
    が、「ぼくは こうしてひとり はなのにおいを かいでいるほうが すきなんです」というフェルジナンドの言葉に、お母さんは、フェルジナンドが淋しがっていないことを知り、フェルジナンドの好きなようにしておいてやります。

    わが子の個性を尊重し、見守ること。
    それは、頭ではわかっていても、なかなか難しい時もあります。

    フェルジナンドのお母さんにとって、息子が“淋しがっていないかどうか”が一番大事なことでした。
    そんなお母さんの姿に、何か大切なことを学んだ気がしました。

    お話は、その後続いていくのですが、大人になっても自分らしくのびのびと過ごすフェルジナンドを支えているのは、幼年期のお母さんのあの温かさなのだろうなと、感じました。

    大好きなお話です。
    おはなし(素話)もいいわよ、と、ボランティアの先輩から教わり、覚えてみました。
    今年はうし年ということもあり、機会があったら、子どもたちに語ってみたいです。

    投稿日:2009/04/04

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  • 闘わなくたっていいじゃない

    白黒というだけで、なかなか持ってきてくれなかった娘ですが、読み終えたら面白かったと言ってくれました。
    特に牛の表情が笑いを誘ったようです。世界へ入るきっかけになったかな。

    自分を大切に生きていけばいい。周りに押されて揉まれて、時に自分を見失いそうになる母には憧れる生き方だなぁ。
    解説を読むと、出版された歴史背景に戦争があり、いろいろな読まれ方をしたようですが、確かにそんな風にも読み取れます。
    現代ならマイペースで生きることを謳った本なのでしょうけど。時代によって読まれ方も様々ですね。

    娘はそこまで読み取れず、くまんばちに刺されたらどんなに痛いのかというところに着眼していました。
    短いのだけど、小学校高学年でも読み込めそうです。

    投稿日:2009/02/16

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  • ほっとする牛

    闘牛という催しは、そもそもどんな背景から生まれたのでしょうね。人間の挑発にカッとする牛がいて、それをなだめすかしたりしているうちに、そのなだめ方がうまい人が英雄になっていったのでしょうか?何かと面倒な現代で動物愛護協会あたりからクレームはこないのかしら・・・などと考えつつ、自分もテレビで楽しんだりしてるわけです。
    この本の主人公「ふぇるじなんど」は、カッとする牛ではなく、言わばほっとする牛。ンモーという鳴き声が似合うタイプの花の匂いを嗅ぐことが大好きな穏やかな牛です。でも、見た目の体がものすごくりっぱに育ったある日、クマンバチの上に腰をおろしたばっかりに、闘牛にスカウトされてしまいます。ディズニーがアニメにしていますが、このクマンバチに腰をおろすあたり、いかにもディズニーっぽいですよね。で、それ以上に、このオリジナルの絵が楽しい!全編にわたって、牛の表情、たたずまい、遠景近景の使い方が絶妙で、70年以上前のユーモアとセンスに脱帽です。
    また、スペイン内戦時代に「たたかわない」という姿を描いたという気概にも打たれました。

    投稿日:2009/01/17

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  • 親子で読んでほしい絵本

    • バオバブさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子10歳、男の子8歳、女の子6歳、女の子1歳

     以前兄たちにしていた闘牛の話を覚えていたらしく、
    「闘牛では、荒れ狂う牛に槍を指したりするよね。」
    とお話の途中でも声をかけてきました。
     本当は穏やかに一人で過ごすことが大好きなのに、闘牛に連れて行かれてしまったフェルジナンドがどうなることかと心配で仕方ない様子でした。けれどフェルジナンドが幸せになり、満足できたようです。
     子どもにとっては楽しい絵本、母になって読み直した私にとっては、考えさせられる絵本でした。親子で読むには絶対お薦めの絵本です。

    投稿日:2008/12/11

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  • 母親のための本

    • びえんさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、女の子4歳

    フェルジナンドはいつも一人、草の上に座って、静かに花のにおいを
    かいでいるのが好きでした。
    他の牛たちは毎日、とんだりはねたりかけまわってくらしています。

    フェルジナンドのおかあさんは時々息子のことが心配になりました。
    ひとりぼっちでさみしくないのかしら?
    「ぼくはこうして、ひとり花のにおいをかいでいるほうが好きなんです。」

    そこでおかあさんはフェルジナンドの好きなようにしておいてやりました。

    子育てをしていると自分の子と他の子をついつい比べてしまいます。
    みんな個性があるのに、ついつい同じものさしでいいか悪いか
    考えてしまいます。フェルジナンドのおかあさんのように我が子の
    個性を尊重して見守ってあげられる母親になりたい。

    スペインの美しい本はそのことを教えてくれました。

    小学校中学年の読み聞かせにもいいなと思いました。

    投稿日:2008/11/02

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  • ゆったりした時間

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子7歳、男の子3歳

    「はなのすきなうし」は絵本の本でもかなり紹介されていますし、
    ちょっと前にざっと読んだことがありましたが、今回娘と読むために、
    改めて借りました。

    ゆっくり、声を出して読んだら…以前読んだ時とは印象が随分違いました。
    ページ数が多くて、絵が多いです。1ページあたりの文章は短めだから、
    絵を見るためにゆっくり読むようにして読みました。すると、ゆったりとした
    時間がフェルジナンドのまわりに流れて、とても雰囲気が良かったです。

    フェルジナンドの表情がくるくる変わるのも、見ていて面白かったです。
    コルクの木の説明をすると、「コルクの木が本当と違うということがなければ、
    すごく面白かったのに!」と娘は少し怒っていました(^^;
    闘牛場の様子や、綺麗なご婦人方の絵にスペインの熱気を感じました。

    投稿日:2008/07/21

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  • そのままの自分でいい

    フェルジナンドは、小さい頃から花が好き。
    そして、大人になって、立派な巨体になってもやっぱり花が好き。1日じゅう、木陰に座って花のにおいをかいでいるのが好きなんです。
    他の牛たちは、みんな闘牛場で戦うことを夢みているというのに...

    でも、このフェルジナンドの母親がえらい。
    そんなフェルジナンドを見て、「みんなと同じようにしなさい。」とは言わない。
    フェルジナンドが寂しくないのだったら、フェルジナンドはフェルジナンドの好きなようにすればいいとそっとしておくのだから。

    フェルジナンドと、うちの息子とがちょっと重なりました。
    うちの息子も、1人でもくもくと遊ぶのが好きで、男の子よりも、女の子と遊ぶのが好きで...
    親にしてみれば、普通の男の子ように、元気よくかけまわって遊んでほしいと思うのだけれど、なかなかそうはならない。

    でも、よく考えてみれば、みんながみんな、闘いが好きというわけでもなく、花が好きで、花のにおいをかいでいたいと思う牛がいたっていいのです。
    男の子だからって、男の子らしくしろ、なんて思うのは、親の勝手かな、と思ったりするのです。

    フェルジナンドはフェルジナンドでいい。息子にも、そのままの自分でいいよ、と言ってやれる親でありたいと思いました。

    投稿日:2008/07/07

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  • こんな牛がいてもいいよね。

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    フェルジナンドは、他の牛とは少し違っていました。みんなは、まだ幼い頃から、仲間同士で、角の突き合いをしたり、飛んだり跳ねたりしていたのですが、お気に入りの場所で、じっと座って、花のにおいをかいで、のんびりと暮らしていました。
    そんなフェルジナンドも、やがて、大きな牛になり、仲間の牛たちは闘牛場へと行ってしまっても、相変わらず、のんびりと暮らしていたのです。ところが、ある出来事で、フェルジナンドも闘牛場へと連れていかれ、闘いの場に出されてしまったのです。もしかして、剣や矢などで傷つけられるのでは、闘うフェルジナンドになってしまうのではないかと、とても心配になりました。
    さあ、闘牛場のフェルジナンドは、どんな姿を見せてくれたのでしょう。
    黒一色で描かれた絵、正確な描写に、細かい部分まで楽しむことができます。フェルジナンドの成長していく姿も、よくわかります。

    投稿日:2008/03/28

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