私は始めてこの絵本を目にして、表紙から惹かれました。お月様のイメージとは違って、お月様がなんだか悲しそうな表情。その訳はお話を読み終わり納得しました!読み終わると、動物たちの「やった!」という気持ちと、お月様の「あ〜あ」と気持ちが半々でした。子供たちはというと、ついにお月さまをかじったぞ!という気持ちが溢れていました。ペープサートでお話を見ると、お月さまが逃げていくのに大笑いで、ライオンやサルがお月さまに届かないと「逆さになればいいんよ!」や「シッポのばしたら?」とどんどん子供たちもお月さまをかじろうと必死でした(^−^)お話が終わると、子供たちそれぞれが、どんなお月さまの味がしたのかを話し合っている姿を見ました。届きそうで届かないお月さまを食べてみたいですね。