雨ふりの毎日。
こっこさんはてるてるぼうずを作りました。
毎日毎日お願いして手紙を書いたり、宝物を入れたりして
お願いしますがなかなか晴れません。
てるてるぼうずが疲れていると思ったこっこさんは・・・。
昔はよく作った、懐かしいてるてるぼうず。
「晴れにしなきゃ首をちょんぎるぞ」なんて歌もありますが、
このお話ではてるてるぼうずを信じて待つ
子どもの姿が描かれています。
一度つるしたら晴れるまでそのまんまにすることの多いのに、
おろして、お布団に寝かせてあげるこっこさんの優しさが
読んでいて温かい気持ちになりました。
息子はお布団で寝ているてるてるぼうずがおかしいようで、
読むたび何度も「てるてるぼうずねちゃったね」とニコニコ。
雨の多い季節に読みたい一冊です。