今年読み始めたドリトル先生、11月に入りましたが、まだまだすべては読み聞かせができていません。
この本を読んでいる間に母が亡くなったこともあり、途中何週間か中断して読み聞かせを始めました。
ドリトル先生の書き残したものが、ねずみによって紛失したことから始まるこのお話、とても長いし壮大です。
今は下巻を読んでいますが、なかなか読み終わりません。
長いブランクがあってからこの作品は書かれたということですが、ドリトル先生の情熱、ロフティングの作品にかける情熱は失われていない感じを受けました。
「月から帰る」を読読み聞かせ中に、息子が「シリーズが終わってしまうのがいやだからもう読み聞かせしないで」と言ったことを思い出します。
ここまで読んでくるとドリトル先生とも他の登場人物とも長い時間を過ごしたかけがえのない友人のような親しみを感じます。
シリーズが終わりに近づいてきたのを寂しく思うのは息子だけでなく私も同じですが、最後まで読み終えてまた一から読み返してみたいなあと思っています。