そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)
世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!
移動するものたち(小学館集英社プロダクション)
谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本
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子供がかりてきたのですが、本を開いたとたんビックリしました。 神戸の大地震にあった人々にささぐ。と書いてありました。 子供はこの事が分かっててかりたわけではありません。 内容は、ごく当たり前の平凡な一日をくらす家族が、おもしろおかしくかいてありました。 多分、関西弁のひびき、どことなくリアルな絵がおもしろかったのでしょう。 楽しそうに読んでいました。 でも、本当はありきたりな日常、それがどんなに幸せなことか伝えたかったんだと思います。 わが子はもちろんこの地震があった時、生まれていないので、本当の地震の恐ろしさを知りません。 一瞬で無くなるあの恐さを…。 なので、この本が何を言おうとしているのかわからなかったんだと思います。 これから、私から教えていきたいと思います…。
投稿日:2011/06/22
小学校の読み聞かせで、3,4年生に読みました。 あの阪神大震災でたくさんの人が亡くなりましたが、この絵本は、震災で亡くなった方々にささげる絵本です・・・と、前置きしてあります。 普通の日常が、どんなに良かったか・・・。 でも、読み始めると、日曜日、ごろごろしてるお父ちゃんと子供達。 はなくそほじるおとうちゃん。 はなくそをぴんと、飛ばしようおとうちゃん。 タバコふかして、子供達に 「おとうちゃんなんか、おらへんほうがよかったわ。 にちようびやのに どっこもつれてってくれへんし」 なんて言われるおとうちゃん。 こんなお父ちゃん、いるいる・・・。 ふざけていて、かなり笑えるお父ちゃんと子供達のやりとり。 そして テレビの女の人の歌声に感動して泣くおとうちゃん。 どこかの国の女の人と子供の歌声に乗って、神戸の町を見下ろす僕たち。天使の歌声は、震災で亡くなった人達への賛歌だろうか・・・。 単純に読み聞かせしていて、子供達も大笑いしてくれた作品です。 それでいて、実は結構深い作品です。
投稿日:2010/11/15
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