かえるが住んでいる池のそばの山からある日、カレーが吹き出してきました。
山に流れ出したカレーで、大きなカレーライスができたのです。
そのカレーライスを食べだすかえるくん…
大きな池のなかで、目玉だけ見えるかえるを、子どもたちがみつけて喜び、そのちいさなかえるが、大きな大きなカレーライスを食べはじめ、またまた驚き、とってもふしぎな世界へ迷い込んだようでした。
そして、ある子どもが、
「このお話をかいた人はどんな人?」
の質問をしました。
「もう亡くなってしまったけど、おじちゃんだよ。」
と話しながら、他の作品も紹介することができました。幼い子どもの心の中にも、どこかふしぎな世界を作り出す人の興味を抱かせるとは、長さんのパワーは偉大です。
あんなに大きなカレーを食べてしまったかえるくん、どうなったでしょうか?