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あさえとちいさいいもうと自信を持っておすすめしたい みんなの声

あさえとちいさいいもうと 作:筒井 頼子
絵:林 明子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1982年04月
ISBN:9784834008746
評価スコア 4.79
評価ランキング 439
みんなの声 総数 242
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204件見つかりました

  • こっちまで泣いちゃいそうに

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子3歳、男の子2歳

    私が昔読んでもらっていた「あさえとちいさいいもうと」。実家の本棚からいただいてきましたw

    この絵本は有名でしょうが、あらすじは…

    姉・あさえ、妹・あやちゃんの2人が留守番をし、あさえが少し目を離した隙にあやちゃんがいなくなり…。あさえは不安に押しつぶされそうになりながら、大切な妹を必死になって探す

    というもの。


    幼い姉妹を少しの時間とはいえ、2人で留守番させるストーリーは、昔こそ違和感ありませんでしたが、今の時代に読むと少しばかり齟齬を感じますね、親としては(苦笑)

    私自身は姉妹なので、絵本の中の姉妹にすごく親近感を感じていた記憶があるのですが、我が家の兄弟はどうだろう??と思いながら読み聞かせると、さすがは無類の絵本好き(3歳男児)、食い入るように見つめて「もう一回!」「もう一回!」攻撃でした。

    あやちゃんがいなくなったとき、探しても探してもあやちゃんがいないとき…何度読んでも手に汗握り、泣きそうになってしまうのは、表情豊かなイラストと、文章とイラストのバランスの良さのせいでしょうか。


    「キョウダイっていいな」素直にそう思える絵本ですね。

    投稿日:2010/05/12

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  • お姉ちゃんの必読書

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子1歳

    お母さんが銀行へ行くあいだ、妹のあやちゃんとのお留守番を頼まれたあさえ。
    お昼寝から目覚めてしまったあやちゃんと家の前で遊び始めますが、つい線路を描くことに熱中してしまい、顔をあげたらあやちゃんがいない!
    もうここからはハラハラドキドキ、あさえと同じ気持ちで読み進めました。
    小さい子って、ホントに人の迷惑関係なく、自分の本能に従って行動しちゃうんですよね。しかも意外に素早い・・。
    うちも姉妹二人なので、まるで我が子を見るような気持ちで絵本の世界に入り込んでしまいました。
    あさえの妹を想う気持ち、焦り、不安、安堵が手に取るように分かる林さんの絵がすばらしい。
    最後のお母さんと三人で手をつないで帰るときのあさえの笑顔がたまりません。
    ちょっと時代背景が古いですが、お姉ちゃんには一度は読んであげたい名作です。

    投稿日:2010/03/28

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  •  筒井先生と林先生の絵本は、こどもたちはもとよりお母さんたちの気持ちをグッと引き寄せる作品ばかりですね。

     お母さんの気持ちになったり、主人公の女の子の気持ちになったり。
     
     この作品は、主人公のあさえちゃんの表情のアップがあまりありません。
     が、かがんでいる姿、後ろ姿、走っている横顔に、夢中な様子や驚き、必死さが本当によく伝わってきます。
     
     公園への入り口が見えてきたページのあさえちゃんの翻るスカートの裾に、涙が出てしまいました。

     あやちゃんに駆け寄り、抱きしめるあさえちゃんを見て、きっとしっかりものの優しいお母さんになるんだろうな〜って、思いました。

    投稿日:2010/01/28

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  • 姉妹愛

    お母さんが出掛けてしまい、妹の面倒をみる事になりました。
    一緒に遊んでいたら、いつもまにか妹の姿が見えません。
    妹が事故にあったらどうしよう、妹が知らない人につれていかれたらどうしよう・・・。
    読んでいると、あさえのドキドキ感が伝わってきます!
    子どもを見失った時の、母親の心情と同じで共感できました。
    姉の妹を心配に思う気持ち、兄弟のいる子に読んであげると良いと思います。

    毎回、優しい林さんの絵に引きつけられます♪

    投稿日:2008/10/22

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  • ドキドキが伝わってきました

    • ☆くう☆さん
    • 20代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子4歳、男の子2歳

    まるでうちの姉弟のような関係(笑)
    お姉ちゃんはしっかり者でいつも下の子のこと気にしてくれて。
    そんな面倒見の良いお姉ちゃんだからこそ、あやちゃんを探している時のドキドキがよく伝わってきました。
    子供も、あやちゃんを探す場面では固唾を飲んで見守っているって感じで聞き入ってました。

    うちの姉弟とは性別が違うのですが、それぞれの名前を入れて読んであげると、より入り込める様子でした。

    投稿日:2008/10/11

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  • 黄金コンビの作品

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    毎年の年間絵本ランキングで、いつも上位に位置する「はじめてのおつかい」の筒井頼子・林明子のコンビの作品。

    お話は、あさえが家の前で遊んでいると、おかあさんが銀行にいくから、ちょっと妹のあやを見ていてねといって出かけるシーンから始まります。
    あさえは4歳〜5歳ぐらい、あやは2歳ぐらいの設定でしょうか。
    昔は、子供ふたりでの留守番ということもあったと思いますが、最近の物騒な時代では、なかなか目にしない光景かも知れません。

    すると、寝ていたあやは案の定目を覚まします。
    そこで、あさえはおねえちゃんらしく、道路にチョークで線路を描いて遊べるようにするのですが、夢中になっている間にあやが居なくなってしまうのです。

    探すシーンが展開するのですが、こちらも手に汗握る思いで、感情移入してしまうこと間違いなし。
    臨場感溢れる場面が目白押しです。

    納得のエンディングですが、遠くにおかあさんが垣間見られるというストーリーには、思わず脱帽してしまいました。
    親にとっては、レトロな風景とも相まって懐かしさがこみあげてくるでしょうし、兄弟姉妹のいる子供にとっても、共感することしきりのお話でしょう。

    「はじめてのおつかい」と合わせて、ぜひ読んで欲しい一冊です。
    このコンビであと4冊発刊されているので、読破しようと思います。

    投稿日:2008/09/06

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  • 絵にみとれます

    絵がなんといってもすごくいい。
    髪の毛の一本一本、子供の髪の柔らかさまで伝わってくるみたい
    内容も、妹を負かされたお姉ちゃんの気持ちが見事に
    表現されています。
    まだお姉ちゃんといっても小さいから、つい夢中になってしまう。
    そして、妹はそんなお姉ちゃんの気持ちも知らずに
    我が道を進む・・・
    妹がいないと気付いたときのお姉ちゃんの不安や焦り
    心配が伝わってきます。
    読者も一緒になって探している気分です。
    無駄な文もなく、文の配置も絵の雰囲気を損なうことなく
    配慮されています
    街の上から見ているような絵では先の方に小さい妹が
    あるいている絵があって、娘がいた!!ちっちゃーいって
    喜んでいました。
    最後はみつけたお姉ちゃんが走ってかけよる所で終わりですが
    最後のページで抱きしめている絵や、その後ろにママがいたりと細かい続きがあります
    ここは自由にお話を作ってあげられてとってもいいです。
    裏表紙もママと3人で手をつないでいる。
    絵が娘に見えて仕方なかったです。

    かなりオススメです。

    投稿日:2008/04/14

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  • 癒しですね

    • コリンクさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子7歳、女の子4歳

    なんだか胸がキュウンとしました。

    あさえが一所懸命探して走り回るシーンに私の二人の子供はきっとどきどきさせていたみたいで、読んでいる間、ふたりともじーっとだまったままでした。

    お兄ちゃんはあさえと、妹のほうはあさえのいもうとに、置き換えていたのかな。なんだかどきどきしたけど最後にはふたりともほっとしたように、「よかったね〜」と。
    うちのふたりもこんな兄弟になってほしいな。

    何気ない日常の出来事なんだけど、こんなにもわたしたちの心にあったかく伝わってくるこの本は、抱きしめたくなるし、なんど読んでもいつ読んでも心の中にやすらぎやせつなさをもたらしてくれる・・・。いやされます。

    投稿日:2008/02/23

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  • 妹が出来たら。

    • かちゃみさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子4歳、女の子0歳

    長女のお友達のママに次女の誕生祝と一緒に長女へとプレゼントされた絵本です。

    ママがおつかいに行っている間にお昼寝から覚めた妹を喜ばしてあげようとあさえは一生懸命なのですがふとした時に妹が迷子に、妹を心配しながら必死で探すあさえの行動、心の動きがとてもよく描かれていて、見つかった時に走りよりギュッと抱きつく姿に妹に対する愛情が伝わってきます。

    娘も妹を持ち上げて抱っこが出来たと喜び、泣いているとおもちゃを与えよしよしとあやしたりしています。
    そんな姿を見るとつい最近まで自分が赤ちゃんだったのにとおかしくなりながら、お姉ちゃんになっていくんだなとその成長を微笑ましく嬉しく思いながら見ています。
    そんな、娘達の姿を重ねながら、素敵な絵本を頂いた事とても感謝しています。

    投稿日:2008/02/22

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  • 子どもも共感できる本

    • りここママさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子8歳、女の子3歳、男の子0歳

    妹ができた長女に贈りました。

    次女が少し大きくなり、長女がどことなく不安定な時に贈りました。

    出だしの、おかあさんぎんこうにいってくるから。
    あやちゃんがねているから、まっていてね。
    は私の中ではお母さんがダメでしょ?!の内容なので購入を迷ったのですが、、、やっぱり惹かれて購入しました。

    お姉ちゃんになり。
    集中することがあると、妹の存在もうっかり忘れがち。。。
    そんな妹がどこかへ行ってしまった!
    どうしよう。どうしよう。
    事故にあったかも!
    変な人に連れて行かれてたら。。と言うあさえちゃんの気持ちに娘は共感した様で、それはそれは不安そうに絵本の結末を食い入る様に見ていました。

    すごく読む頻度の高い絵本ではないですが、読書月間の時など度々読んでいる絵本です。

    投稿日:2022/01/03

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