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まほうのさんぽみち(評論社)

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アッチのオムレツぽぽぽぽぽ〜ん」 その他の方の声

アッチのオムレツぽぽぽぽぽ〜ん 作:角野 栄子
絵:佐々木 洋子
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:1986年04月
ISBN:9784591020500
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,602
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  • ふたごのねずみ兄弟、チとキのイタズラが最近ひどい。困ったアッチはエっちゃんに頼んで動物病院で診察してもらった。結果は「むしゃくしゃ病」。ねずみのこどもがかかる病気で、イタズラをさせておけばそのうち治るという。しかし、お客さんに出すケーキにトンネルを開けたりするなど、イタズラはますます派手に深刻になり、とうとうアッチは…

    子どもは反抗期が2度あり、第1次の幼児期、第2次の青春期とそれぞれ様子が違う。このお話は第1次の、小ちゃい子ども時代の反抗期の様子がよく描けていると感じた。
    お前は一生反抗期だ、といろんな大人たちに言われて40年。私が反抗期ではなかった時期はなかったのだと自覚しているが、他の人はどうなんだろう?イタズラばかりやっていたあの子が、大きくなったら立派に働いて常識的な対応をしているなんて、ざらにあるのではないだろうか。

    ねずみの兄弟がその後どうなったかは、わからないけど、もともとそんなに悪い子ではないので、反抗期を乗り越えてまともに育ってくれていると思う。小さいころにしっかり反抗期をやっておき、保護者が責任を取れる時期まではやりたい放題やって、さんざんいろんな人に叱られて、思う存分暴れまわったら、満足していい大人になれる、というメッセージが込められているような気がした。

    ただ、やっぱり、周りにいる人は被害甚大。小さい子だから扱いも難しいし、言ってもわかってもらえない。アッチが、最初のころよりもずいぶん成長している様子も伺え、物語がますます面白くなってきた。壮大な話になって、すごい解決の仕方で、びっくりした。困った時はこんな話を思い出し、気持に余裕を持ちたいものだ。

    投稿日:2019/10/06

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