「かめのこうちゃん」 ママの声

以前2年ほどカメを飼っていました。残念ながら冬眠に失敗して死んでしまったのですが、この本を読んで、カメを飼っていていろいろと楽しかったことを思い出しました。
庭で飼っていたので、野良猫や鳥に襲われないように、ケースをザルをかぶせて石で押さえてました。
トンビに襲われ、落下した時にはひやひやしましたが、落ちたのはくさむらだったし亀の甲羅ってかたいですもんね。無事でよかったです。
息子と読んでて、またカメ飼いたいねーという話になりました。

かめのこうちゃんが甲羅干しをしたり、びっくりして甲羅の中に隠れたり･･･としているのが、凄く可愛かったです。
こうちゃんの様子を追っているだけで、かめの生態が少し分かるようになっており、生き物に興味を持つきっかけになるのではないかと思います。

ストーリー性は特になく、かめの生態を知る絵本です。
転んだ時のかめの起き上がり方は「なるほど！」と思いました。

が、作品中に出てくる「つめでとんびの足をひっかく」というのは本当かな？つくり話かな？と疑問に思いました。
もし、かめにそういう攻撃性があったら、面白いなと思いました。

かめを飼いたいと言っている娘に読みました。今かめブームらしく、この絵本も気に入ってくれたようです。もともとこのシリーズは好きな子ですけど。
かめのこうちゃん、自分もまだ子供なのにあかちゃんにやさしくていいこですね。
とんびにさらわれるってこわいだろうなー。
こうらの丈夫さはさすがかめ！

お話にそっていくつも絵が入っているので分かりやすいです。
なかでもカメの赤ちゃんが生まれるところと、
こうちゃんがさらわれるところ、
そしてこうちゃんが高いところからどすーん！と
落ちるところがおもしろかったようです。
おのシリーズはお気に入りで
毎回保育園から借りてきますが
他の子も借りている事が多い人気絵本です

娘が小学生のころ、川で捕まえてきたのを育てていました。
何年もいると、愛着がわいてくるものですね。
甲羅の大きさが１５センチ以上になっていました。

この絵本に出てくるかめのこうちゃんは、
うちで飼っていたかめと同じクサガメのこどもです。
日向ぼっこも好きだし、泳ぐのも好き。
そう、日向ぼっこをするのには理由があります。
甲羅干しって言いますが、体温を上げて活動的に動き回るのに
必要なことなのです。

かめは、ひっくり返ると大変です。
首を伸ばして頭を地面につけて、必死に起き上がろうとします。
いつも見ていて大変だな〜って思っていました。

野生のかめには天敵もいます。
でも、すぐに水中に逃げてしまえば大丈夫。
こうちゃんみたいに捕まってしまうのは、まれかなって思います。
あかちゃんたちを、水の中まで連れて行って
逃げ遅れたためですけど・・・

自然の中で生きているかめには、仲間もいっぱいいて、
みんなで仲良く日向ぼっこをする姿を見て、
やっぱりいいなって思います。
自然の中で生きるのが一番いいと思います。

でももし、自分の家にかめがやってきたら・・・
小さい時は、本当に可愛いです。
でも、かめは長生きしますし、大きくもなります。
最後まで命に責任をもって育ててほしい。

この絵本は、こどもたちが、かめの生態や水辺に生きる生き物たちを知るのに
一番わかりやすいお話。
それに、絵も可愛いので、親しみやすく楽しめます。

生き物のことを知るって大切なこと。
小さな命を育めるようなこどもになってほしいと思います。

夏祭りの夜店で、カメ釣りを発見。今までなら、ヨーヨー釣りや金魚すくいだったのが、今回はなんとなんとカメ釣りに。この絵本と出会って、凄くカメに興味を持ったみたいです。これからも沢山の絵本と触れ合って、そして自分の世界をドンドン広げて行ってくれたらなぁって思います。

かわいい絵で、子供も楽しめました。
意外と中身は本格的で、カメについての勉強になります。
カメのするどい爪なんて、知らなかったです。
最後の絵、ひなたぼっこの場面では「カメさん、お友達がいっぱいいたんだねー」と、子供も喜んでいました。

この絵本を読んでうちの子は「カメってかっこいい〜！！」って言っていました。高いところから落とされても、一つも痛がっていないところが特にそう思ったそうです。強いのに優しいカメに心をわしづかみにされていました！！

かめが主役の絵本って、なかなかないので、
この絵本を見つけたときは、速攻手にとって
みました！！
絵がとってもかわいくて、内容も、しっかりと
した物語で、とてもおもしろかったです。
娘にはまだ難しかったかもしれませんが、
大きくなったらまた読んであげたいなと
思った絵本です。