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かえるのじいさまとあめんぼおはな」 ママの声

かえるのじいさまとあめんぼおはな 作:深山 さくら
絵:松成 真理子
出版社:教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:2008年06月
ISBN:9784774610917
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,588
みんなの声 総数 17
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  • 切ないけれど真実

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳

    切ないおはなしです。

    かえるのじいさまが気まぐれに食べてしまったあめんぼの夫婦。
    その娘のあめんぼが訪ねてきます。
    「一目でいいから両親に会いたい」
    むすめあめんぼを前に食べてしまいたい本能と、
    可哀想なことをしてしまったという後悔で葛藤する
    じいさま。

    絵がすごいんです。
    じいさまの表情・・無垢な娘あめんぼおはなの対比。

    親を亡くしたおはなの気持ち。
    命を頂くことで生きていくしかない生き物のせつなさ。

    絵本だから、「大きく開けたお口からピョン!と両親が飛び出して
    きました」なんて展開も予想したのですが、
    そこはそんなふうに甘くまとめず、あくまでも切なくリアルに
    終わるのです。
    おめんぼおはなの前向きさに救われます。
    真実から逃げない絵本です。

    投稿日:2011/06/14

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    3
  • それぞれの気持ちが。

    4歳幼稚園年少さんの娘と一緒に読みましたが,娘はカエルに食べられてしまったあめんぼ夫婦が可哀想に思ったようで,カエルのじいさまに怒っていました(笑)。
    おはなの気持ちももちろんですが,お話はカエルのじいさまの語りになっているような文章でじいさまの気持ちもよく描かれていてよかったです!
    おはなも元気に強く生きていってほしいと思いました。

    投稿日:2015/02/26

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    1
  • じいさまのやさしさ

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    かえるのじいさまが2匹のあめんぼをたべます。
    そのあと子供のあめんぼがやってきます。
    どうやらさっき食べたあめんぼはこの子の両親だったようです。

    一見おとうさんとおかあさんを食べるなんて
    ひどいカエルのように映るかもしれません。
    でも絵本を読んでいる子供たちのほうがわかっているような気がします。
    それが仕方ないことであるということが・・・
    とはいえ切なさがあふれているなかで
    じいさまは美味しくもなかったあめんぼを美味しかったと嘘をつき、
    聞いてもいない最後の言葉を伝えておはなを励ましてみたりと
    じいさまのやさしさに
    ほっとするのです。
    そしてまたお互いが別々に生きていくという生き物の厳しさを
    感じたりと刺激多いお話でした

    投稿日:2014/10/26

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  • あっあっ・・・

    かえるのじいさまに両親を食べられたアメンボの子供が、カエルのじいさまの口を食べられたお父さんとお母さんを覗くシーンがとっても焦っていました。「あっ、食べられちゃう〜!!あぶな〜い」って言いながら手に汗握りながら見ていました。

    投稿日:2012/06/07

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    0
  • 切ないですね

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子10歳、男の子8歳

    アメンボの親を食べてしまったカエルと、その娘のやりとりのお話です。
    読み進めていくうちに、お腹の中で再会して一緒にはき出されたらいいのに
    と思いましたが、そうはいかず・・。
    食べられたものは帰ってこない・・切なくなります。

    カエルのおじい様の語り調の文章が、しみじみとお話に深みを出しています。
    切ないけれど残酷さは感じませんでした。

    物事を多角的にとらえることができるようになる
    3年生くらいの読み聞かせで使ってみたいなーと思いました。

    投稿日:2012/05/14

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  • かなしくなっちゃった

    • ゆっきんぐさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子7歳、男の子5歳

    全ページためしよみを利用しました。

    年長の息子と読んでいました。
    息子は終始、切ない顔でした。
    「なんだかかなしくなっちゃった。おかあさんのことおもっちゃった」
    って言っていました。

    かえるのじいさまだって、実際は「そんなこといわれてもねぇ・・・」
    な気持ちなのかもしれません。
    生きるために、食べなければならないし。。。

    深いなぁ〜この絵本。

    多分 あのままでは、おはなは食べられただろうけど、じいさまは
    食べなかった。

    この何とも言えないいろんな思いがもやもやっとするラストに広がる
    雨のはなが、とてもココロに広がってきました。

    投稿日:2012/04/26

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  • 「命」を考える絵本

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    深山さん&松成さんコンビなんで
    楽しみに読み始めたら・・・

    う〜ん、深いなぁ・・・

    これは、こどもたちの年齢によって
    感じ方が違うのではないでしょうか?

    「欲」と「情」
    「生きる」ということ
    それには「食べる」という
    他の「命」をいただくと言うこと・・・

    深いですよ・・・

    あめんぼの名前の「おはな」と
    最後のページの「あめの花」が素敵です

    投稿日:2011/11/06

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  • 食物連鎖

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    かまきりを育てるため、バッタをとってあげている我が家にとって、生き物の食う食われるの関係は、当然のこと。
    子どもたちは、動くアメンボを目の前にして、カエルが食べちゃうのかな?絵本だから我慢するのかな?とドキドキしながら見守っていました・。
    この絵本は、食物連鎖の中で生きている動物というのを学ぶいい機会になるかもしれませんね。

    投稿日:2017/06/29

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    1
  • 食べてとたのまれて

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    ちょっとふしぎな雰囲気のただよう絵本です。
    幻想的というのではなく、かなり現実的な絵でかえるのじいさまの表情はリアルでこわいくらいです。

    かえるのじいさまは、生きるために他の虫たちを食べています。
    それは、残酷でも不条理でもありません。
    けれども、残された家族は悲しみにくれます。
    そんなあめんぼの娘に、わたしも食べてくれ。両親に会わせてくれと頼まれ困り果てます。

    どこかユーモアがあって、でも深いテーマで考えさせられます。
    3.4年生くらいから読んでみると理解ができると思います。

    投稿日:2009/01/20

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    0
  • 食う食われるの世界

    あめんぼの夫婦を食べたかえると、その夫婦の娘のお話。
    人間も生きるためには何か食べなきゃいけない。
    それは自然界の摂理。当たり前のこと。
    虫の世界でも同じようにそういった世界があって…
    そんなことが分かりやすく描かれています。

    息子は、かえるのじいさまが、
    一生懸命あめんぼのおはなを食べないように、
    我慢しているところの姿が気に入ったようでした。
    そのシーンの挿絵は迫力満点でしたよ。

    投稿日:2008/07/22

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