「Two Trains とぅーとれいんず」 ママの声

今の子供達は思春期に入るのも親の私たちの頃より若干早いのかな！？
小学校中学年あたりから、女の子が読むにちょうどよさそうな１冊に思いました。
１冊に５つの物語が入っている短編集ですが、共感できたりするかも知れませんし、また自分とは違った立場や環境の主人公の女の子達の気持ちや想いを感じ取ってみたり考えてみたり。
読書とは、物語を読み、何かを想い感じ心を育てる１つの方法かも知れないな〜と思うのです。

女の子たちのあれこれを描いた短編集。
５つのお話が楽しめます。
共感できるという話が何かしらあるかな？
どれもなかなかおもしろかったです。
女の子の心情が描かれていてよかったです。
女の子は複雑なところもあるかもしれませんが、いいところもありますよね。

私はもう大人なので、この物語に出てくる女子の
ような感覚になることは、ほとんどありません。
でも、きっと小学生高学年女子って、こんな風に
感じたりすることはたくさんあるのだろうなあって
想像できて。子どもって大変だなって思いました。
自意識過剰だったり、ずれていたり。

娘もちょうど小学５年生。あんまり女子っぽくない
ので（笑）、どう感じるのかはわかりませんが、
今、この本を一生懸命読んでいます。

小学５年、６年の女の子が主人公の話が５つ入っています。

『園芸少年』の主人公が男の子でしたが、これを読むと一転女の子の世界ってやはり独特だなあと思います。

お母さん世代の人が読めば「ああこんなこと女の子ならありそう」と思える話もあるし

逆に自分たちの時とは感じ方が違うということもあるかもしれません。

言葉の取り方、意味の違いなど、ちょっとしたことで行き違いがあり、そこで率直に聞ければ溝ができることもないんでしょうけれど、

そういう友だち関係を築くのって難しいものなのかなって思いました。

友だちとの関係で、これを読んだ女の子たちが何かを気付いたりヒントになったりするきっかけになってくれればいいなあって思います。

絵本ナビで宣伝していたので、読んでみました。
５つの短編のどれもが、気持ちの揺れ動く女の子たちの日常を描いています。

どうしてこんなことで？ってことで思い悩む女の子達。
高校生の頃を思い出し、ちょっぴり心が痛みました。
とても懐かしい…。

人間関係に疲れた女子高生の貴女に是非読んでもらいたいです。