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あいたかったよ」 みんなの声

あいたかったよ 作・絵:エルズビエタ
訳:こやま峰子
出版社:朔北社
税込価格:\1,430
発行日:2000年
ISBN:9784931284548
評価スコア 4
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  • 戦争の悲しさを子供の目を通して伝える絵本

    • ムースさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子8歳、女の子3歳

     フロンフロンは、小川の向こうに暮らすミュゼットととても仲良し。毎日いっしょに遊んでいましたが、ある日、戦争が始まって二人の家の間にはいばらのかきねが張られます。フロンフロンとミュゼットの住む国は敵同士となり、もう一緒に遊ぶことは許されなくなりました。「せんそうって、いったい どこにいるの?」「せんそうに とおくへいってほしい、って言ってくるよ」ミュゼットに会うことができなくなったフロンフロンは、お母さんに話します。
     最後にフロンフロンはミュゼットに会えますが、その雪の中の再会シーン(表紙)には思わず涙しました。ともすると重いテーマで、避けたくなるような話題ですが、現実に世界ではこういうことが常に起きていることを考えると、子供たちにも知って欲しいと思わずにはいられません。和紙のような素材の紙を使用して描いたイラストが、戦争の悲しさをさらに深く訴えます。主人公たちがウサギという擬人化も成功しています。米国の絵本にはない、ヨーロッパ的な哀愁をおびたフランスの絵本です。
     作者はポーランド生まれ、当時ドイツ領だったアルザスで育ち、(…アルザスといえば、あの「最後の授業」に登場した土地…)後にイギリス、フランスに移り住みました。絵本という媒体を通し、直接的でなく、じんと染み入る形で子供たちに戦争を伝えることができるなんて、きっと作者自身さまざまな体験をしてきているからでしょう。この作品は世界12カ国語で出版されているそうです。
     

    投稿日:2002/11/04

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  • 子供の目線の戦争

    先日、戦争をテーマにした絵本を読んだところ、「戦争って何?」「どうして戦争するの?」と子供からきかれました。

    この絵本の中のフロンフロンも、まったく同じことを思っています。
    子供の目から見た戦争を、描いてくれたのだと思いました。

    投稿日:2012/11/08

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