「くまのテディ・ロビンソン」 ママの声

くまのテディ・ロビンソンは、ぬいぐるみ。デボラという女の子の持ち物です。不思議なことにデボラとテディは話すことができます。テディは動物や他の人形などとも話せます。家族もそのことに違和感を持っていないところが、このシリーズの独特の面白さです。

小さな女の子とぬいぐるみのくまのお話の絵本です。
こういう設定は，女の子にはとても共感できる絵本だと思いました。
私自身も子供の頃，（私はうさぎのぬいぐるみでしたが）自分とぬいぐるみの世界みたいなものがあった時期があったので，何だか微笑ましく読みました。
可愛い絵本ですね！

6歳の長男に読もうかと思いましたが、なんとなく、男の子は興味を持たないかもしれないと思って、自分で読んでみました。よく、お勧めの児童書として推薦されている本です。

くまのぬいぐるみ、テディ・ロビンソンと、その持ち主の女の子デボラのやりとりがいくつも収められたお話です。デボラがテディ・ロビンソンをとても大切に可愛がっているのがよくわかり、あたたかい気持ちになります。

でも冒険や探検好きな息子はきっと退屈するだろうと思いました。どうしても男女の志向の違いってありますね。

勧めておられる方がいて読んでみたいと思っていた本です。

一日一話的に読めるので、うちでは一日一話読みました。

どのお話もこんな風にかわいがってもらえたら、子どもとして嬉しいだろうなというものでした。

テディ・ロビンソンが持ち主のデボラからいかにかわいがられ大事にされているかがよくわかります。

ぬいぐるみのお話だけど、テディ・ロビンソンを子どもの立場に置き換えてみると、こんな風にかわいがられていたら、本当に幸せだろうと思いました。

こんないい本で、低学年までの子どもたちにぜひ読んでほしいのに、残念ながら図書館では閉架でした。絶版で購入もしづらいと聞いています。

復刊して、多くの子どもたちに読んでもらいたい本だと思います。

幼年童話でいいお話はないかなぁと友人に話していたところ、
この絵本を貸していただきました。
くまのぬいぐるみのテディロビンソンと持ち主の女の子デボラの心温まるショートストーリーが８篇、収録されています。
ぬいぐるみのテディロビンソンは、ぬいぐるみでありながら
デボラとお話もでき、デボラの素敵なお友達というところからお話ができています。
絵より文がかなり多いタイプの童話だったので
３歳の娘は、なかなかずっと通して聞くことはなかったのですが
ショートストーリー形式なので、気に入ったところだけを何度も読むなど
お話好きの子供なら、小さい頃から楽しめる本だと思います。
また、ひとつひとつのストーリーは、とても簡潔かつよくわかるようにできており、遊び心も満載。
坪井郁美さんのすばらしい訳で、大変読みやすくできています。