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おにいちゃんだから」 みんなの声

おにいちゃんだから 作・絵:福田 岩緒
出版社:文研出版 文研出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2000年09月
ISBN:9784580812734
評価スコア 4.5
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  • おにいちゃんの心の成長

    両親から、「おにいちゃんだから」と言われ、我慢ばかりさせられている主人公。弟が大嫌いと言いつつ、弟が行方不明になったことで、弟が大切な存在なんだと気づきます。最後の主人公の作文は秀逸です。兄弟っていいなと思える作品です。絵の表情もすばらしいです。

    投稿日:2007/02/23

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  • お兄ちゃんのせつなさ

    わんぱく坊主を描かせたら、福田岩緒さんがいい。大好きです。
    「ぼくは一ねんせいだぞ」や「ぼくはオニじゃない」もよかったけど、これもなかなかです。
    お兄ちゃんのたかしは、弟のたかしが大嫌い。
    気にいらないことがあると、いつも、ゴツンとなぐってしまうのです。
    お父さんやお母さんは、何かと言えば「おにいちゃんなんだから...」とそればかり。
    お兄ちゃんっていったい何なの?たかしが生まれなかったら、ぼくは、お兄ちゃんになんかならなかったんだ、と思っている。
    でもある日、たかしが行方不明になってしまうんですね。チンドン屋に着いていってしまったのです。あんなに嫌いだと思っていた弟だけど、「ばかなやつだ」と思うけれど、やっぱり、お兄ちゃんは弟が心配なのです。
    遠足に持っていくおやつを勝手に食べたり、おもちゃを壊したり、ノートに落書きしたり、弟は確かにどうしようもないヤツだけど...たかしは何も知らないのです。悪気があってやっているんじゃなく、ただ遊んでるだけなんだということにふと気付く。
    それからです。今までは、腹がたったら、何度でもたかしをたたいていたけれど、お兄ちゃんは、弟のたかしを、1回たたいて我慢できるようになったのです。どうしてなのかな、お兄ちゃんだからかな?と、ゆういちは作文に書きます。
    「お兄ちゃん」の気持ちが実によく書かれていて、楽しいです。
    弟をかわいがるようになりました、じゃなくて、「1回たたいて我慢できるようになった」っていうのがいいよね。
    長男の主人は、これを見て、「わかる、わかる。お兄ちゃんだからって。わかるよ、その気持ち。」とひと言。
    そして、娘に「なっちゃんも、お姉ちゃんだから、いっつもいろいろ我慢してるもんな。」と2人で、なぜか意気投合しているのです(^^ゞ

    投稿日:2006/11/29

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  • おにいちゃんの気持ちを代弁

    • アニタさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 6歳、2歳

    1年生の息子が自分で選んだ本です。
    読み終えると「これ俺の気持ち」と言ってすっきりしていたようです。

    2年生のおにいちゃんが弟のたかしのいたずらにいつも頭に来ている様子、でもお母さんに「お兄ちゃんだから我慢しなさい」と抑えられて納得していないこと、子どもは自分で表現できないから息子にはこれが俺のいいたいことなんだと共感していたのでしょう。

    最後におにいちゃんが書いた作文で終わります。
    弟が行方不明になった事件をきっかけにいつも何度もたたいていたけど、1回だけたたいた後は我慢できるようになったんだって。

    子供らしい成長できたラストでほっとします。

    投稿日:2006/10/24

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  • お兄ちゃんの作文にキュン…

    • YUKKOさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子7歳、女の子5歳、女の子3歳

    兄弟のいる上の子はきっと、親が気付いている以上に
    我慢してくれてるんですよね。

    母親である私自身は一人っ子なので、
    「上の子の気持ち」を本当には分かっていないのかもしれません。
    遠足に持っていくお菓子を食べられちゃったり、
    自分の大切にしている物を台なしにされたり…
    悔しい思いをたくさんしているのでしょうね。

    友人が、ある講演会を聴いてきて、教えてくれたことがあります。
    「上の子は、日頃いっぱい我慢してくれているんだから
     ご飯やお菓子や飲み物など、何でも子供たちに配る時には、
     お兄ちゃん(お姉ちゃん)を立てて上の子から配ってあげるといいんだって。」

    友人のお子さんも、我が家の長女も、
    私たち親がそれを意識的に行うようになってから、それまで以上に
    下の子たちに思いやりの目を向けてくれるようになった気がします。

    最後のページの、お兄ちゃんの作文が何とも健気で
    思わず胸がキュンとして涙ぐんでしまいました。

    投稿日:2006/03/27

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  • おにいちゃんでしょ

    • うたえみさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子10歳、男の子8歳、男の子2歳

    おにいちゃんのストレスがよくえがかれているとおもいます。つい「お兄ちゃんやってよ」って思っちゃうお母さんは反省しちゃうけど。夢の表現や、弟が行方不明になった後の微妙な心境の変化、自分のもやもやしたいらいらをこんな風に表現してある本にであうと、いつもお兄ちゃんやらされてる子にとっては、そうそうそうだよな、って共感できると思います。我が家では意外に2歳の弟の方が読んで読んでってもってきます。なにか思うところがあるんでしょうね。。。こういう共感できて、発散できる本も1冊いかがでしょうか。

    投稿日:2005/11/03

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  • お兄ちゃんの気持ち・・・

    5才の息子は、1人っ子。だから、なるべくお話の世界だけでも兄弟のことを実感させたくて、私はすすんで読んでいる。たまたま、図書館で表紙を見たとき、息子が手に取ったので、読み聞かせしてみました。

    「お兄ちゃんだから・・・」と必ず、お母さんに言われてしまう、お兄ちゃん。常に弟をサポートする立場にある。
    言わば、お母さん代わり。でも、お兄ちゃん本人は、頼りにされているとは、気づかない。「自分ばっかり、なんて゛いつも・・・」と思ってしまう。
    私には、5才上の兄がいた。でも、母は、
    「妹のくせに・・・」と逆に私をいつも言っていた。
    何か、このお話に出て来る、弟が羨ましいぞと思ったりした。そんなことを息子と話しながら、
    「兄弟がいれば、我慢することも多い。お母さんに愛情を全部ぶつけることも出来ないんだよ」と1人っ子の特権を話したりした。
    自分にも弟がいたら? と思いながら、息子と話したりした。

    投稿日:2004/06/03

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  • おにいちゃんって大変だね・・・

    • もーさん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子7歳、男の子4歳

    なるべく言わないように心がけているけど、ついつい家でもふとした時に言ってしまう事がある「おにいちゃんでしょ!」の言葉。
    ついついお兄ちゃんは「大きい」から、出来てあたりまえという気持ちになって・・・
    本の中のお兄ちゃんのように我が家のお兄ちゃんも不満に感じる時がもしかしたらあるのかも知れないと読み聞かせながらちょっぴり考えさせられる本です。
    お話の中で弟がゆくえふめいになってしまってから、お兄ちゃんの気持ちの中で何かが変わっていっている姿を感じました。
    本のさいごのページにはお兄ちゃんの作文がのっています。
    上の子は本の中の男の子と同じくらいで共感出来る部分が多いのかな?
    まるで自分を言い聞かせるかの様に一年生のお兄ちゃんが時々読んでと言ってくる本です。

    投稿日:2002/11/08

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