「7ひきのこうさぎ」 みんなの声

バーバーラ・クーニーの絵本を勉強することになり読んでいます。

今まで結構読んできたと思っていたのですが、この本は知りませんでした。

しかも訳は岸田衿子さんだし。

言葉のテンポがよくてわらべうたのように、うたえそうなリズミカルな文章だと思いました。

７ひきのこうさぎがかえるに会いに行くのですが、もぐらのトンネルを見つけます。くり返しの文章がおもしろいです。

一体、いつうさぎたちはかえるの所に行けるのだろう？と思ってしまいました。

絵はとてもかわいらしくて、クーニーにこんなかわいい絵本もあるんだあと思いました。

クーニーの魅力を再発見したような気持ちです。

　なんとものどかなお話で、ほほえましかったです。
　カエルさんの家に遊びに行く途中に、モグラさんの家でお昼寝なんて、、、。
　
　みんなおおらかで、のんびりしていていいなと思いました。なにか時間に追われているじぶんの生活と比べてしまいました。

　「ひょこひょこ」の繰り返しがたのしい文章は、歌のように心地いいです。クーニーさんの絵も、とても細かくてすみずみまで楽しいです。かわいい大きさの絵本が、お話にぴったりでした。

７ひきのこうさぎが、ともだちのかえるくんに会いに出かけていきますが、途中で、１匹、また１匹と、くたびれて、眠ってしまいます。最初から最後まで、同じ文章の繰り返しなので、聞いているうちに自然と眠りに誘われるかもしれませんね。岸田衿子さんの日本語訳が、また素敵です。絵も可愛らしく、娘も細部まで見入っていました。うさぎの数を数えるのも、とっても楽しそうでしたよ！