図書館に行った時、次男が自分で持ってきました。鉄道も好きだけど、車も好きなおチビちゃん。お膝に乗せて読みました。主人公のじぷたは自分に自信がありません。ジープを改造した小さな消防自動車だからです。一緒に働く仲間は、はしご車、ポンプ車、救急車。力持ちで大きくて、人々を助けるヒーロー。子供達から絶大な人気を誇っています。だけど、じぷたにしか出来ない仕事があるんですよね。ある時、隣の町の山でボヤが起こって、その事に気がつくのです。カラダは小さいけれど、だからこそ役に立てる事がある。それぞれの個性を生かして自信を持って生きていけたら素敵です。小さい子向けのお話ですが、大人が読んでも、自分に出来ることはなんだろう、と考えさせられる本です。子供が成長する過程で自分≠ニいう壁にぶつかった時、「あなたは、あなたのままでいいんだよ。」という事を伝えてあげたい、と思いました。