そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)
世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!
まほうのさんぽみち(評論社)
絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。
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青い大きな家は夏の間に過ごす別荘のよううちらしく、その他の季節はひっそりとしていますが、 それでも四季の移り変わりがあり、家の中にも外にも変化が見られます。 文章が詩のようで、季節と家の様子を静かに語っていく感じ。 静かで落ちついた時間の流れを感じる絵本です。 青を基調とした絵が見た目にも清々しく、ひと目でハンスレーベンの絵とわかりますが、 ペネロペシリーズとはまた違った感じがします。 文章や絵の感じは好きなテイストだなあと思いました。
投稿日:2010/12/30
すごくすてきな絵本でした。文章は自然や動物の様子などがいきいきと表現されていて、実際にこの家のことを何度か行ったことのある身近な家のように感じることができました。絵もきれいで印象に残るものでした。 この青い大きな家は、夏のあいだの別荘として使われているようですが、だれもいない夏以外の時期でもいろんなことが起こってるんですね。夏だけ滞在するのがもったいない気がしました。 こういう別荘がうちにもあったらな〜と夢見てしまいました。
投稿日:2017/06/25
図書館で偶然見つけて手に取ったのですが、その美しい絵に魅了されてしまいました。 夏の間だけ賑やかになる、青い家の別荘。夏は家族のためにそこにありますが、他の季節には動物たちもやってきて、また違った景色となります。どのページも素敵で見とれてしまいました。 印象的な色使いの美しい絵。ペネロペを描いている作家さんの絵なんですね。納得です。
投稿日:2014/06/24
私は森の外れだとか、森の中だとかに住んでみたいなあと ずうっと思っているので、この絵本の中の人々がうらやましかったです。 夏になるとみんなで訪れる「青い大きな家」。 なんとも贅沢ですね。別荘があるということも、夏の間ゆっくりと 滞在できる環境にあるということも。 娘は「ペネロペの人だね!」と喜んでいました。 全く気にせず読み始めたのですが、この挿絵のぺったりとした タッチはほんと、ペネロペと一緒だものね。
投稿日:2014/02/06
この絵本はいろいろな状況に出る音を文に表わしていて、そこがとっても良かったです。なかなか音を文字とかで表すって日常生活ではなかなかないので子供にとってはいい刺激になるのかな〜って思いました。家は物なのですが、生きているみたいに扱われていたので、うちの子はこの家は生きているって思ってます。
投稿日:2013/02/07
外国のにおいがプンプンしそうな絵本です。 この青い大きな家は避暑地の別荘なのかな。 子供たちがたくさんいて、賑やかな時期が過ぎたら、1年をめぐるまでひっそり。 でもそんな家の中でも季節を感じる瞬間がある。 自然ではなく、家の中でこれほど季節を細かく追った絵本って初めてで、すごく新鮮。 ただ、4才と3才の息子には少し早かったみたい。
投稿日:2011/07/14
夏の間だけ使われる青い家。 夏が終わって人が去ると、秋冬春・・と季節が静かに進みます。 静かでシーンとしたがらんどうの部屋・・・ でも・・・耳を澄ますとかすかな気配が。 じつはいろんな生き物がいたんですね。 小声でそっと読みたいような、そんな絵本。 人のいないときの家を主役にするなんて面白いなぁと思いました。
投稿日:2010/03/23
ゲオルグ・ハンスレーベンさんの作品だったのでこの絵本を選びました。表紙の青色の使い方がとても素敵で目を奪われました。夏に使う別荘が夏以外にどの様な時間を過ごしているのかを知る事が出来る貴重な絵本でした。人だけの為でなく様々な動物の為に空間を提供する家がかっこ良かったです。自然と共にゆっくりと呼吸している様子をとても丁寧な言葉と絵によって表現してある所が素敵でした。
投稿日:2008/12/19
作者が家族へ贈った絵本のようです ある家族の別荘である「青い家」がこのお話の舞台です 夏の間過ごした家族が、カギをかけて青い家を留守にしたところから、物語は進んで行きますが・・・ 今江さんの情緒たっぷりの詩的な訳が、読んでる側の心に程よい癒しを与えてくれます 「・・・きいてごらん・・」のフレーズは忙しく子育て奮闘するママたちに、心のゆとりを持たせてくれるのではないでしょうか・・・ ゲオルグの絵から本当に、しずくの音やネコが爪を研ぐ音が聞こえてきそうです
投稿日:2008/11/15
「リサとガスパール」シリーズの絵でお馴染みのG.ハレンスレーベンの作品です。 独特のぼかしのある雰囲気は同じですが、 文章が違う方でのコラボレーションということで、違ったテイストです。 今江祥智さんの訳文が詩的で心地よいです。 主役は青い大きな家。 どうやら、住人が夏の間だけ過ごす別荘のようです。 にぎやかな夏の物音で始まり、住人が戸締りして去っていくのですが、 その後も、この家には、様々な「音」の気配があります。 「聞いてごらん」の文章と共に耳をすませてください。 ほうら、ね。 静止した青い大きな家の、不思議な空間が体感できますね。 しっとりと、おはなしを聞いてほしい時に読んであげたいです。
投稿日:2008/11/02
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