「だいじょうぶかしら ねずみくん」 ママの声

　ぶつけられ、轢かれ、踏みつけられ、衝突し、等々危ないことに遭ってばかり。
　各ページ、衝撃やショックのせいでねずみくんの表情が変わるのが、面白かったみたいです。
　ラストは、ホッとしてました。

　結構タフなねずみくんなのかも。
　ねずみくんの靴が可愛いですよ。

　この作品も思い出の一冊です。

娘は五味太郎さんの絵本が大好き。
今回も、五味太郎さんの本を見つけたので借りてきました。

「ちゅーちゅー（ネズミ）」と言いながら読んでもらいたくて持ってきます。
フラフラと歩いているネズミくんが次々に衝突していきます。
そのうち前後不覚になってしまうのか、何をしているのやら・・・といった様子。
文章も同じような言葉の繰り返しなので分かりやすいのだと思います。
こんなに災難続きではかわいそうな気もしますが、むすめはお気に入りです。
「あれあれなんだかへんです」と言うだけで先を見越して笑ってしまうヘンテコおかしい絵本です。

ぼんやり歩いている、ねずみくん。
次から次へと、ありえないような災難に襲われ、
読んでいて可哀相になってきちゃいます…。

ねずみくんの目がぼんやりしていたり、
血走ったような色になっていたり。
ねずみくん、本当に どうしちゃってたんでしょうねぇ！？

ねずみくんのことを心配しながらも、
「次はどうなるのだろう？」と興味津々で読み進めてしまう作品です。

「だいじょうぶかしら？ねずみくん」
「おや、なんだかへんです　大丈夫かしらねずみくん？」
「あっだいじょうぶじゃない・・・」

この３行の繰り返しのリズムが楽しい絵本でした。五味さんの絵本ってこういう魅力が素敵ですよね。

ボーっと歩いているといろいろな物にぶつかるのです。
ぶつかるとねずみくんはそのぶつかった物に似てしまうのです。
どう似てしまうのかは本を開いてからのお楽しみ。
ストーリーと言うよりはしりとりに近い感じでしょうか。
楽しい一冊です。

お話会で読んでいただきました。五味太郎さん好きな息子は五味太郎さんということで大喜びでしたが、内容がイマイチだったようです。運の悪いネズミさんが可哀想で楽しめなかったようです。最後のお父さんに会えたら…というくだりは急に！？とビックリでした。

　絵本ムービーで見ました。
　ネズミくんの気持ちや、動物たちの動きと音楽がぴったりあっていて、おもしろかったです。

　なんだか元気のないネズミくん、ほんとうにだいじょうぶかしら、、、ねずみくんの表情が、心配になります。けれど、おとうさんとおかあさんに会ったら、元気になりました。おちこんだときでも、家族にあうとホッとしますね。
　
　五味さんらしい、おしゃれな色つかいがよかったです。

なんともいえないかわいさを感じさせてくれる
ねずみくんの絵本でした！！
はたから見れば、不幸なことばかりがおきてしまう
ねずみくんなのですが、なぜか笑っちゃいます！
ねずみくんの表情がそれぞれのページで違っていて、
１ページも見逃せません。
繰り返しの文章で構成されているので、娘も気に入った
ようで、一緒に読んでくれます♪
おもしろいですよ！！

何故かぼんやりねずみさん。

だからこそ、この絵本は成り立ちます。

次々と、驚く出来事に

巻き込まれますが、

最後はホッとします。

五味太郎さんの作品だったのでこの絵本を選びました。タイトルもセンスがよいなと思いました。主人公のねずみ君がとても愛らしくて癒されました。様々なハプニングが起こってもしっかりと前進していくのが素晴しいと思いました。大丈夫ではない時の目の色の表現が独特でしっかりと状況を伝えているのはさすが五味さんの作品だと思いました。ますます五味さんが好きになりました。