一日の時間をかいて、この時間はこうで、、、と順を追って描かれている。ごきげんななめのてんとうむしが、ケンカを売ろうとしては「お前じゃ俺の相手には小さすぎる」と悔し紛れの文句をつけながらどんどん大きいものにケンカを売って、かまきりや、ゴリラや、ぞうや、鯨にまでケンカを売ります。くじらのしっぽで叩き飛ばされて、もとの場所にもどり、きげんのよいてんとうむしにありまきを分けてもらって食べます。
次々にケンカを売るところでは、ページが短くできていて、めくるたびにページが大きくなっていくところはなかなか面白いです。鯨のしっぽのページが、しっぽの形になっているのも子供が喜んでよかった。ただ、とにかく文章が長いので読んでいる親は疲れました。