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日本みんわ絵本のシリーズ おならをしたかかさま」 ママの声

日本みんわ絵本のシリーズ おならをしたかかさま 作:水谷章三
絵:太田 大八
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,595
発行日:1986年05月
ISBN:9784593562275
評価スコア 4
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  • 笑い話だとおもってしまった息子・・・

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、女の子3歳

    日本のみんわならではの、
    素朴なかたり口調と、
    ふんわりとした優しい絵。

    私はこのお話は読んだことがなかったのですが、
    ページをめくって読み進めるにつれて、
    これはかなり、いい絵本に違いないと確信をもち、
    ゆったりと語りかけながら、じっくりと味わいながら、
    読んでいたのに、

    大きくなった息子と殿様の再会クライマックスシーン。
    「ぜったいにおならをしない人が育てたら、
    金色のつばきになるんじゃ!」のところで、
    これまで黙って真剣に聞いていた息子に
    「プッ!ウワーハッハッハ!」と
    なぜか大ウケされてしまいました。

    一番いいところでなぜ笑う・・・・?

    「ここ、笑うところじゃないよ?」と言っても、
    その次の 
    「じゃあなんでととさまは、おならをしたかかさまを追い出した?」で、
    さらにまた大笑い。

    あぁとってもいいお話なのに、
    なぜか息子には笑い話になってしまいました。

    いつか下の娘が成長したらリベンジしたい一冊です。

    投稿日:2014/09/30

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  • 殿様のところに戻るより…。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子17歳、女の子12歳

    この表紙絵にこのタイトルってすごい昔話絵本だな〜と、思いました。
    武家社会の時代って、女性に厳しいですよね〜。
    貧しいけれど心豊かな海辺の村の人たちがよかった。
    太田大八さんの挿絵で、特に好きなシーンは奥方様が小さな家を借り男の子を生んだところに村の人たちが魚を届けに来てくれるところです。
    人の暖かさをすごく感じられる風景でした。

    最後は息子が仲立ちになって、殿様のところへ戻り、家族三人で仲良く暮らすというオチなのですが、
    こんなだんな(殿さま)のところに戻るよりも、海辺の村に住んでいた方が幸せだったのではないかと思ってしまったのは、私だけでしょうか?

    なかなかあまり聞かない昔話なので、興味のある人はぜひ一度読んでみてください。
    小学校中学年くらいからなら楽しく読めると思います。

    投稿日:2012/06/05

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  • 昔話って…

    • あみむさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子11歳

    主人と6年生の息子と三人で読みました。
    う〜ん…おならしたくらいで島流しって、理不尽すぎ!
    息子も「そんなに最後簡単に一緒にくらしちゃうの?」って。

    作家の水谷さんがあとがきで、
    「母に向かってなにかと理不尽な物言いをする父に対して、(中略)
    ある種の疑いと憤りを覚えたことだった。(中略)
    人間本来の母への想い、父への想いが語りこめられている。」

    また、監修の松谷みよ子さんがこの日本みんわ絵本シリーズに、
    「日本に伝わる昔話に光をあて、次の世代にしっかりと渡さなくては
    ならないし、同時にそれは、世界の子どもへのおくりものにも
    しなければとねがう。」
    とかかれているのを読んでから、もう一度読み直しました。

    理不尽な善悪があったり、冒険やとんちがあったり、
    なんでと思うほどの家族愛や、めでたしめでたしのしめくくり…。
    そういえば、昔話ってこうだったよね、と主人と話しました。
    最近は面白くて、かわいくて、またお話に目的がある絵本が多く、
    そういう絵本も大好きで魅力的ですが、確かに昔話も大切に
    していきたいなぁ…と思いました。

    それにしてもこの殿様、かなり理不尽な人ですけど、
    自分が悪いと思ったら、すぐ頭を下げたり。
    読み直してみると、ちょっと魅力的な人でもありました。



    投稿日:2012/01/22

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  • 自分が「奥様」なだけに納得いかない!

    臨月の奥さんが人前でおならをしたと、殿様に島流しに合う。そこで息子を産み、息子が少し大きくなったときに話を聞いて、父親の殿様に会いに行きます。そのときに「おならをしたことない人が育てれば金の椿になる椿」を売るとして父親に会い、諭すわけです。そこで家族3人仲良く暮らすことに。

    ストーリーとしてはよく出来ていて、結末は良かったのですが、自分が妻の身だからか、身重でおならがちょっと出ても肉体の構造上は仕方ないと思うのに、冷たく島流しする殿に怒りを覚えます。しかも息子にちょっと言われたくらいで息子に謝って妻を呼び戻すのですが、謝るべきはむしろ妻にだろうと、、、思います。しかも、反省してという感じではなく、息子の機嫌をとろうとしているような印象を受けます。

    妻として読むとなんだかな〜と思う作品です。

    投稿日:2011/10/28

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  • 親を思う子の心

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    たった一度だけ、人前でおならをしたばかりに島流しになってしまった奥方さま。お腹には子どもがいました。
    流れ着いた島の人たちに助けられ、子どもも生まれ、やがてその男の子が12歳になった時、本当のことが告げられました。それを聞いた男の子は、勇気ある行動をしたのです。
    なんて理不尽な話なんでしょうね。おならをしない人はいないはずなのに、たった一度のことで、島流しにするとは、殿様もなんて心のない人なんでしょう。
    福井県に伝わる民話だそうですが、男の子にとって、母親はとても大事な存在であることが、痛いほど伝わってきます。そして、母親に対してとった父親の行動に対しても、きちんと向き合う、男の子の実直さにほろりとさせられました。

    投稿日:2009/07/12

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