もうなかないよ、クリズラ もうなかないよ、クリズラ
作: ゼバスティアン・ロート 訳: 平野 卿子  出版社: 冨山房 冨山房の特集ページがあります!

宮沢賢治の絵本 いちょうの実自信を持っておすすめしたい みんなの声

宮沢賢治の絵本 いちょうの実 作:宮沢 賢治
絵:及川 賢治
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
本体価格:\1,500+税
発行日:2008年10月
ISBN:9784895881197
評価スコア 4.46
評価ランキング 8,734
みんなの声 総数 36
  • この絵本のレビューを書く

自信を持っておすすめしたい みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

18件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • いちょうの実に託された秘密 受賞レビュー

    いちょうの実はみんな一度に目を覚ましました。今日は確かに旅立ちの日です。この日を悲しんで、いちょうのおかあさんは、扇型の金色の髪の毛を昨日までにみんな落としてしまいました。子どもたちは、旅立ちの日に、あれこれとおしゃべりをして、準備をしています。楽しみにしている様子、不安でたまらない気持ち、思うように準備が進まないなど、それぞれの気持ちが、会話から伺えます。でもおかあさの声はまるっきり聞こえてきません。子どもの気持ち、親の思いが、痛いほど伝わってきます。やっぱり宮沢賢治って人は、すごい人です。
    そして、いちょうの実が落ちたあと、木に残っていた一枚のコート、『ここにあったんだね。』
    以前、いちょうの木が街路樹の道を、秋に車で走る時は、運転に気をつけなさいと母に言われたことを思い出しました。落ちたいちょうの実を子どもが拾っているかもしれないからだと…子どもの気持ち、親の思いが胸にしみました。

    投稿日:2014/07/01

    参考になりました
    感謝
    2
  • 移ろいゆく季節の中にある生命のきらめき 受賞レビュー

    満天の星空の澄み切った空気の中、旅立ちを迎えるいちょうの実千粒。

    その千粒の命にそれぞれの物語があり、気持ちがあることを予想だにしなかった私。

    希望・不安を抱えながらもいつかは旅立ちの日を迎えるだろう思春期のわが子の成長と重ね合わせて読みました。

    宮沢健治の文章は、声に出して読むといっそう味わい深く、いちょうの子どもたちの気持ちが心に響いてきます。

    色見を抑えた絵からは、いちょうの子どもたちのかわいらしとさが伝わり、どの子にもいとおしさが感じられました。

    そして表紙と裏表紙では違う見返しが。そんなことからも細部まで丁寧に作られた一冊であることが伝わってきます。

    秋の実り、移ろいゆく季節の中にある生命のきらめきが感じられる作品です。

    投稿日:2015/10/14

    参考になりました
    感謝
    1
  • 具象化されたイメージがものすごいです!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    いや〜これ、いいですよ〜!
    今、うちの下の子が国語の授業で、「やまなし」をやっているんですが、私は個人的に「やまなし」よりもずっと心に残ったし、わかりやすいお話だと思いました。
    自分自身、若い頃にいくつかの宮沢賢治の有名どころは読んでいましたが、最近地域の勉強会(読み聞かせの会)で「宮沢賢治の作品を取り上げてじっくり読んでみよう」ということになり、改めていろいろな作品を少しずつ読んでいます。

    この「いちょうの実」は、宮沢賢治が書いていること自体全く知りませんでした。こんなお話も書いていたんですね〜というのが、一番最初に思った感想です。
    また及川賢治さんのイラストが、ものすごく物語にあっていました。
    いちょうの実の子どもたちを人間に具象化したら、本当にこんな感じではないでしょうか。
    とても可愛かったです。

    この物語の中で、一番グッときたのは
    『そして今日こそ子供らみんな一緒に旅に発つのです。お母さんはそれをあんまり悲しんで扇形の黄金の髪の毛(いちょうの葉ですね)を
    昨日までにみんな落としてしまいました』
    いちょうの木の生態として間違えた描写はしていないし、なおかつ、“旅立つ子どもたちを案じている”という内面的なイメージを具象化したものもしっかりと伝わってきて、すごい一文だなと思いました。

    これなら小学校の中学年くらいから十分楽しめる内容です。
    読み聞かせなどで、ぜひ子どもたちに紹介していきたいと思います。

    投稿日:2011/10/01

    参考になりました
    感謝
    1
  • 大人向けの絵本。

    親の気持ち、子どもの気持ち、この絵本を読んでいるとなんとも切なく温かい気持ちになりました。宮沢賢治作品が訴えるもの…心に響くお話です。私も子どもを持つ親としてジーンとしました。ぜひ、子どもを持つ親たちに読んでもらいたい、おすすめの作品です。宮沢賢治作品が大好きな息子にも読んであげたいです。

    投稿日:2015/10/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • 胸が熱くなる本です

    親子の愛が物凄く伝わって来て、絵本の主人公がいちょうであろうと、とても親が子を思う気持ちが伝わってきました。
    何でも生まれてくれば、必ずいつかは一人で旅立つ日が来ます。
    親にしてみれば、心配で心配で仕方がないはずです。
    子供は知らず知らず大きくなって、新しい世界への期待と不安はあるけれども、それほど心配をすることは内容ですが、親はそうはいきません。
    親が子を想う気持ちが痛いほど身にしみてくる、そんな絵本だと思いました。
    これから入学、卒業をするお子さんをお持ちのお母さんたちにプレゼントをすると、とても喜ばれる本ではないかと思います。

    投稿日:2015/10/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • 希望に満ちた清々しいお話

    これから旅立ちを迎える子ども達の思いが、いっぱい詰まった作品でした。

    踏み出す一歩への不安、まだ見ぬ世界への期待感、大切な家族へ言い残したことはないか、持っていくものの準備は万端か…。
    どの子の思いも、初々しくて共感できるものばかりでした。

    お母さんのセリフはひと言もないのだけれど、その様子だけで母心が伝わってくるところも、素晴らしいなって思いました。

    深いけれど難しいと感じるものが多い宮沢作品ですが、この作品はとても読み易く、且つ、希望に満ちた清々しいお話でした。

    人生の節目に贈りたい一冊です。

    投稿日:2015/10/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子離れ

    • みいのさん
    • 50代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子18歳、女の子13歳

    読んでいて、母への思いと、ちょうど巣立つ準備中のわが子への思いで、胸がいっぱいになりました。
    私は、宮沢賢治の作品に現代ではあまり使わない言葉使いが出てくると、それに気を取られて、お話の内容を難しく感じてしまうことがありました。
    でも、絵本で読むとよく理解することが出来ます。
    及川さんの描くいちょうの子どもたちは、とても可愛いです。
    わが子がどんなに可愛く思えても、子離れしなくてはならないんだなと、つくづく思いました。

    投稿日:2015/10/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • 素敵ですね

    子を思う親の気持ちって対象が何であろうと同じなんですね、きっと。
    この絵本ではいちょうの実を例えにしていますが、他の動物達にしても、人間にしても同じだと思います。子供はいつか親の所から離れて行きますが、その時の切ない思い、不安な思い、期待、等が切ないほど伝わって来て、その上、親の暖かさをしっかりと再確認させてくれる、そんな素晴らしい本だと思います。

    投稿日:2015/10/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • 印象的な旅立ち

     宮沢賢治の作品の中では短いおはなしのひとつです。声に出して読んでも10分位で読み終わります。
     丘の上のいちょうの木のお母さんの元から、いちょうの実の子どもたちが旅立ちへの不安やあこがれを語りながら離れて行くまでのおはなしです。いちょうの実の子どもたちは二人一組で登場するので、沢山の双子の兄弟姉妹の物語のようにも見えます。星が瞬いている夜明け前から朝日が昇るまでの数時間の話なのに、いちょうの実の子どもたちはまるで人生を語っているようにも見えます。
     このおはなしには、生や死に対するいろいろな見方があるようですが、
    子どもたちに語る時は、子どもが親の元から巣立って行く「希望のおはなし」として紹介した方が納得してくれます。

    投稿日:2015/09/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • いつかくる旅立ちの日

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    いちょうの実を擬人化して表現していて面白いなと思いました.

    いちょうの実が落ちることは子どもたちの旅立ちで,いちょうの木の葉がすべておちてしまうのは,お母さんが子どもたちの旅立ちがあまりに悲しんでしまったから.
    宮沢賢治さんの想像力ってすごいですね.

    私も高校に入るとき親元を離れ,寮生活を始めました.親とはなれて暮らすなんて初めてのことだし,不安や悲しい気持ちも抱きました.それと同時にこれから始まる生活にわくわくして期待してもいました.
    私はいま母親となり,今度はいつか来る息子達の旅立ちを見守る立場となりました.私が親元を離れるときに抱いた気持ちを,息子達も抱きながら旅立つ日がそのうち来ます.
    さびしい気持ちになると思いますが,希望をふくらませて旅立つ息子を精一杯応援してあげたいなと,この本を読んで思いました.

    投稿日:2015/10/03

    参考になりました
    感謝
    0

18件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

どうぞのいす / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / じゃあじゃあびりびり / くだもの

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



『エセルとアーネスト ふたりの物語』レイモンド・ブリッグズさんインタビュー

みんなの声(36人)

絵本の評価(4.46)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット