もうなかないよ、クリズラ もうなかないよ、クリズラ
作: ゼバスティアン・ロート 訳: 平野 卿子  出版社: 冨山房 冨山房の特集ページがあります!

宮沢賢治の絵本 よだかの星」 ママの声

宮沢賢治の絵本 よだかの星 作:宮沢 賢治
絵:ささめや ゆき
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
本体価格:\1,500+税
発行日:2008年10月
ISBN:9784895881173
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 17
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  • 伝えなくてはならないこと 受賞レビュー

    改めてこの絵本を読んでなんて切ないんだろうと思いました。

    私が幼い頃から母に「人を外見で判断してはいけない」と厳しく言われて育ちました。
    顔にコンプレックスを抱える母にとってこれまでの人生は娘の私でも知りえない辛い経験があったのだと思います。
    しかし社会とは本当に冷酷な一面を抱えており、小学生になった私にも現実の冷たさを教えました。
    太っている、運動が苦手、先生に好かれている等等様々な理由で子どもの社会でも他者を排除しようとすることがあり、同調しない私にもその排除の刃は向けられました。
    もし小学4年生の時の私がこの物語に出会っていたら安易に「夜だかのように星になってしまいたい」と思ってしまっていたかもしれません。

    息子はまだ幼く、今は世界の良い部分をたくさん教えてあげたいと思っていますが、もう少し成長し社会にはあってはならない「差別や偏見」というものも実際に存在するということ、しかしそれに決して乗じてはいけないということをこの絵本を介して話す機会があればいいなと思います。

    ささめやゆきさんのクレパス画は時に優しく時に激しく夜だかの感情を表していると思います。
    息子と絵本を読んだときに私の話とともにこの絵が息子の心に強く残るのではないかと思います。

    賢治の絵本を通じて夜だかのように星になってしまう子どもたちがいなくなることを願います。

    投稿日:2014/07/03

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  • 切なく哀しい

    タイトルは有名ですが、ラストがどんなお話だったか思い出せず、読んでみました。

    よだかは何か悪いことをしている訳でもなく、ただ見た目とか、名前とかが気に入らないから、というだけの理由で、他のもの達がよだかを悪く言う。
    ここまでストレートに相手を悪く言う心理ってなんだろう・・・と、とてもとても切なくなるお話でした。
    救いになるかは分かりませんが、よだかにも心配してくれるきょうだい(仲間)がいたことです。
    ラストは哀しいですが、よだかのことを思ってくれる誰かがいただけでも本当に良かった・・・と思いました。

    投稿日:2019/09/02

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  • なんとも切ないお話。

    よだかは、実にみにくい鳥です。だからと言って、こんな風にならなくてもいいのにと、読みながら心が痛くなりました。
    みんなから、ひどい言葉を浴びせられ、意地悪をされるとは、あんまりです。そんな切ないお話の世界を、優しいクレパスの線で描かれ、心洗われるような思いがしました。

    投稿日:2014/10/27

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  • ささめやゆきさんの美しい絵

    正直なところ、小さい頃から宮沢賢治に苦手意識があって、あまりきちんと読んだことのないお話が多いのですが、レビュー企画でこのシリーズをしり、有名なな絵本作家さんが描く宮沢賢治の世界に魅せられています。
    こちらもはじめて読むお話でした。ささめやゆきさんの描く絵が好きなので、ワクワクして読み始めました。でもこんなにも悲しいお話だったなんて・・・
    ささめやゆきさんの美しい絵が、その悲しさを際立たせている感じさえしました。

    投稿日:2014/07/02

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  • 不条理な世の中

    その姿も、名前も、よだかには何の罪もない。
    それなのに、どうしてこれほど虐げられないといけないのか…。

    賢治の頃も今も、世の中は、不条理なことで溢れています。
    時代は大きく変わっても、人が持つ心の闇は変わらないんだと思うと、とても悲しい気持ちになりました。

    誰にだって、光輝く権利がある。
    星になったよだかが、それを証明してくれている気がしました。

    投稿日:2014/07/02

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  • 悲しいお話

    よだかの星。宮沢賢治の有名作品だと思いますが、私は大人になって初めて読みました。

    こんなに心苦しくなり、悲しいお話だったとは思いませんでした。
    何も悪くないよだかがどうして‥という思いで胸が締め付けられました。
    見た目で差別することの理不尽さ。どんなに残酷なことなのか、イジメについて考えさせられるお話です。

    やけ死んでも構わないから星になりたいと願ったよだか。その気持ちを思うと、切なくて涙が出ました。
    星になったよだかは心安らかに幸せになったのでしょうか。
    でも、絶対に死は選ぶべき道ではない。どこまでもまっすぐに空へ向かってのぼっていく力があるのなら、もっと生きる力へ使ってほしかった。
    いつか子供が大きくなって読むとき、私は子供にもそう伝えようと思います。

    投稿日:2014/07/03

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  • 絵がすごく素敵です。

    私の苦手な物悲しい内容です。
    でも、よだかが星になる時の表現はとても素敵だと思います。
    死に向かい、どんどん加速して飛びゆく様子が目に浮かぶようです。

    絵が、とても素敵です。
    ずっと夢の中にいるような、やわらかい、ほんのり明るさがある。

    ただ、命と引き換えに魂が救われる、という結末がどうしても好きになれません。

    投稿日:2014/06/29

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  • 心の美しさ

    この年になって初めて「よだかの星」を読みました。

    今まで「よだかの星」というタイトルにとてキレイなイメージを持っていたので、このようなせつないお話だったとは正直驚きました。

    ささめやゆきさんの描く、ダイナミックなよだかが、すごい存在感をはなっています。
    そして、よだかの心の美しさが伝わってきました。

    タイトルから伝わるきれいさは、よだかの心の美しさが表れているのだと、読み終わってから思いました。

    私たちが生きる社会では、人を外見だけで判断することが、よくあります。
    子供達がいろいろなことを考えるきっかけとなる作品ですね。

    投稿日:2014/06/28

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  • 悲しい

    よだかはみにくい鳥です。まわりのみんなからも嫌われています。自分というもの、自分の運命に絶望して、よだかは星になりました。自分のせいではないけれど、自分にはどうにもできないことを他者にいわれたときの悲しさというか切なさ、つらさが、心に差し込みます。死というものを考えるきっかけというか、苦しみながら生きる方法と、死を選んでしまったよだか、そしてそれ以外の選択肢があったのかもしれません。星になったことはきっと正解ではなく、賢治はこれをきっかけに皆に問いかけたかったのではないでしょうか。そして自分達の問題として考えてほしかったのかもしれません。

    投稿日:2014/06/19

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  • 星になる

    まず最初に、舞台でこのお話を見たと記憶しています。
    悲しいお話だと覚えていました。
    そして改めて読んでみると、理不尽ないじめ・・・そして「星になる」という結末には、救いはないと思います。
    なんとも言えないですね。

    投稿日:2014/06/18

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