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18件見つかりました
宮沢賢治の絵本は数多あれど、どれも私の中にある映像とは大なり小なり違っていて、残念ながら、やっぱり活字だけのほうがいいかなあ、と。特にこの「やまなし」は大事に大事にしてきた詩なので、早く娘に読んであげたいと思いながらず〜と機会を窺っていました。家の近くの区立図書館の新着コーナーで本著を見つけた時は「うわあ、これだあ!」と思わず声が(*^_^*)。表紙から最後のページまで、まさに私の思い描いていた「やまなし」でした。特に色彩が…。なんか勿体ない気がして、ゆっくりゆっくりページをめくり、ひとつひとつの言葉にじ〜んとしながら娘と読みました。澄み切った川底の、小さな、愛おしい世界。やまなしが流れてくる場面では、かすかな甘い香りまでしてきました。久しぶりにギュウっと抱きしめた一冊です。
投稿日:2010/05/21
「クラムボンはわらったよ」 静かな穏やかなきもちになり、おのずと読む声もひそやかになりそうな 絵本。 どの絵もほんとうに美しく、川面の光が画面いっぱいに溢れています。 一枚目のお花の枝の絵、その次の山奥に流れる一本の川の描写。 そして川に住むカニたち。 水の底から眺める月の光。そしてやまなし。 宮沢賢治の文章と挿絵がピッタリと合わさって 素晴らしい詩情の世界を作り上げています。 お話が終わってから最後のところに、用語の説明もあって、いいです。 深く静かに興奮し、ため息がでました。
投稿日:2009/09/14
このお話は、蟹の親子が川の中から見上げる世界で、自然界のいろいろなものを見聞きして育っていくお話です。 さりげないお話の中に宮沢賢治の宇宙観のようなものが備わっていて、描く人によって様々な世界を見せてくれるように思います。 そんな意味で、川上和生さんの絵は、「やまなし」に新しい世界を作ってくれたような映像感があります。 澄んでいて静かで、奥深いものがあります。 このような世界を見上げられる、蟹の兄弟は幸せだなぁと思いました。
投稿日:2022/12/13
宮沢賢治の「やまなし」です。 幾度か、「やまなし」は、読んだことがあるのですが、美しい川底 が、澄んだ水色の世界が、私には気に入ってます。 かわせみが、美しく描かれているのも緊張しましたが、生きるため 仕方のないことだなあと思って読みました。淡い水色・ページ毎に 色彩が違うのを楽しめました。
投稿日:2019/10/11
小学校の国語で習ったこの物語に、 こうして再会できて嬉しいです。 当時は、その不思議な世界に魅了され 国語の時間はもちろん、その他の時間にも 「クラムボンって、なんだろう・・・」と よく“やまなし”の世界を旅していました。 差し込む光、ゆらゆらと揺れる天井、流れてゆく泡・・・。 この絵本を開く前は、 「当時のイメージが壊れないかな?」と少し不安でしたが そんな心配は全く不要でした。 私が探していた世界は、ここです。 目に映った淡く儚いような水の中は 繰り返し想像をしていた、まさにその場所でした。 20年近くも経った今、また当時の気持ちを思い出せるとは思っていませんでした。 再開できて、本当に嬉しいです。
投稿日:2014/07/03
『クラムボンはわらったよ』 『クラムボンはぷかぷかわらったよ』 不思議な言葉の響きとともに、川底から見る世界が、なんとも美しい。 『二枚の青い幻燈』という表現も、どこか心に心地良く響きます。 ゆったりと泳ぐ魚の様子、そして突然飛び込んできたものは何?恐怖に震える子どもたちに優しく声をかける父親の存在。そしてこのお話の主役が、流れてきます。どの部分をとっても、美しい表現ばかりで、心洗われる時間を過ごすことができました。
投稿日:2014/07/02
カニの兄弟の不思議な会話がなんとも心地よいリズムでお話は進んでいきますが、大人になって改めて読み返してみると、私の記憶にあったような楽しい会話ではなく、ちょっと切ない会話もありました。 弱肉強食の世界も描かれていて、子供に自然の摂理について感じとってもらえるのではないかなぁと思います。 川上和生さんの描く川底の世界、底から見える美しい世界、淡いブルーがとてもきれいで印象的でした。物語に本当によく合っていると思います。
小学生の国語の授業で読んでから「クラムボンって何なのだろう…」と、ずっと思っていました。 大人になって読み返してみても、はっきり何かはわかりません。 泡かな?とは思うのですが… 単純に考えて泡だとすると、かにの兄弟の会話は、いかにも子どもらしく純粋でロマンチックだなぁと思います。 まるで生き物として、クラムボンを見ていますね。 泡の音が、笑い声に聞こえたのかしら… クラムボンはわらったよ クラムボンはしんだよ 泡は儚いものですよね。 掴む事もできないし、 触れても簡単に壊れてしまう 二匹の目には、それが美しくて悲しい不思議なものに見えたのかもしれません。 かにのおとうさんの言葉も、とても印象的でした。 「お魚はこわいところへいった。」は、大人でもドキッとします。 意味がわからない子どもだって、少しはわかっているかもしれない…。 五月のかにの兄弟の会話には、一言も泡という単語が出てきません。 しかし十二月には「やっぱり僕の泡は大きいね。」という会話がされています。 五月のクラムボン、十二月の泡。 これが「クラムボンの正体がわかった」という意味ならば、かにの兄弟もそれだけ成長しているということで、なんだかとても嬉しくなりました。 小学生の頃、やまなしの好きな場面を絵に描くという授業で、私は「川の中に落ちたやまなしを、かにの兄弟が下から見上げている」という場面を描きました。 自分で描いたのですが、今でもその絵が大好きです。 川の中には怖い鳥だけじゃなくて、こんなに素敵なものも降ってくる どの世界にも美しいものと怖いものがあるんだなぁ…と、当たり前だけど改めてそう感じました。
投稿日:2014/06/25
「クラムボンはわらったよ」 20年ぶりに「やまなし」を読みました。ストーリーは忘れていましたが、クラムボンが登場する部分だけは、はっきり覚えていました。 クラムボンという言葉の響き、とても美しいですね。 あの頃は、クラムボンのことだけしか気にしていませんでしたが、久しぶりに読んで、この作品はクラムボン以外にも美しい描写にあふれていることに気づきました。 そして、その美しさに気づかせてくれたのが、川上和生さんの絵。 日光の黄金が水の中に降って来る場面は、特に見事です!
小学校の教科書に載っていて、当時のことを懐かしく思い出しました。 「クラムボン」という存在が特に衝撃的で、友達と「クラムボン」のマネ(もちろん想像ですが)を見せあいました。 私はたぶんクラゲのような水の泡のような透明で幻想的な物を想像していたと思います。 谷川の底までとどく青い光、澄んだ水、清涼感、静かで幻想的な世界・・・ やまなしの中でできるおいしいお酒の匂いや味もいろいろ想像しました。 お父さんカニの優しさも感じました。 心を強く刺激して様々な感性をかきたてる作品です。
投稿日:2014/06/21
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