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ぼくのかえりみち自信を持っておすすめしたい パパの声

ぼくのかえりみち 作:ひがし ちから
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2008年10月
ISBN:9784776403173
評価スコア 4.84
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  • ストーリー、絵とも文句なし

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    主人公のそらくんが、小学校の校門を出た角でつぶやくシーンで物語は始まります。
    「今日は、この白い線を歩いて帰ろう」

    これって、懐かしい。
    誰しもが、やったことのある行為ではないでしょうか?

    途中には、楽しそうな誘惑が一杯。
    最初の難関は、横断歩道。
    そらくんは、横断歩道を飛んでわたるのですが、その絵が最高です。
    次の難関は、ロードコーン。
    もう、見た目は駄目だと思いきや、そらくんは、ロードコーンの頂点が白だから白につかまれば大丈夫と、渡り切ります。
    この時の絵も、こう来たかと言えるもの。

    自分にも経験がありますが、子供の頃って、何かしら理由をつけては、大丈夫だと言ってルールを変更することは良くありました。
    この展開って、まさに子供の目線そのもの。
    親にとっては懐かしく、子供にとっては共感を呼ぶそんな展開だと思います。
    最後の難関は、それこそ絶体絶命なのですが、お決まりの展開で成功です。

    ストーリーも身近なものなので親しみ易かったのですが、それ以上に絵が素晴らしい。
    子供の目線で描いたり、上からも下からも描いていて、惹き込まれてしまう人も多いことだと思います。
    読み聞かせより、小学校低学年のお子さんが自分で読んで欲しい作品として、オススメします。

    投稿日:2011/09/04

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  • 子供のころの懐かしい記憶

     ひがしさんの絵本を読むと,子供の頃を思い出し,とても懐かしい気持ちになります。
     「ぼくのかえりみち」でも,道路の白線の上を歩くという,子供の頃,誰しもがやった遊びがテーマになっています。

     この絵本を読んでいくと,自分も学校の帰り道,よく白線の上を歩いて帰ったなと,懐かしく思い出されます。
     でも,よく考えてみると白線が高い塀の上にあったり,断崖絶壁の上にあったりすることは,現実ではあり得ない事です。それでも,懐かしく感じるのは,ひがしさんが,子供の頃に心で感じたままの風景を忘れずに,描いているからではないかと感じました。

     日常的な遊びを描きながら,それが空想の世界と交じり合い,不思議な風景になりながら,現実感を失わない。
     この絵本は,私たち大人がなくしてしまった,子供の頃の気持ちを思い出させてくれる1冊だと思います。

    投稿日:2011/09/04

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    2
  • ぼくも主人公だった

    お家まで、この白い線をだどって行こう。
    そこから始まる大冒険。
    線が途切れたらどうしよう。
    子どもの心理を臨場感ある絵で表現しています。
    考えると自分にも覚えがあります。
    一人でストーリーをつけたごっこ遊び。
    ごっこを始めた時から、自分は主人公。
    イマジネーションの世界にどっぷりつかって、はたから見ると意味不明の行動をしていたりしますが、本人は真剣そのものなのです。
    今も共通なのですね。
    自分は、線が途切れたり障害物があったら、ストーリーを変更したり、魔法を使ったりして切り抜けたけど、そらくんは無事家に帰れました。
    よかったね。

    投稿日:2010/09/23

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    1
  • 待ってました〜!

    「えんふねにのって」の“ひがしちから”さんの2作目出ましたね。道路の白線をたどって家まで帰ろうって、小学生の時誰しもやった遊びですよね。

    最近車の中から道路の白線に反応した息子に、「白い線の上を通って家に帰る絵本があるよ」と言うと、「読む読む〜」と今日の絵本は決まりました。ママもやっぱり遊んだことがあるって言うし。

    学校からそろりそろりとスタートして“しろいせんから おちないように”という感覚、息子に伝わるかな。そんな心配はよそに「ザリガニだ!」と目ざとく反応する息子。そうそう、身を乗り出し手をついても足が白線に乗っていたらセーフなんて細かい描写が、僕の古い記憶を呼び覚ましてくれます。

    犬が道を塞いでる場面では、犬が苦手の僕は硬直しそうでしたが、息子は大〜笑い。幾度となく現れる難攻不落と思われるピンチを切り抜ける度に「ほぅ、そういうことかぁ!」と納得してしまいますが、最後家の前まで来た時の絶体絶命のピンチには、「神様 仏様…」と神頼みでもしないと無理だと思いましたが、そこを切り抜けたのは予想外な方法でした。

    息子は明日から白線遊びに夢中でしょうが、急いで目的地へ行きたい時はちと手を焼かされそうな気もします。

    投稿日:2008/11/30

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    1
  • 共感できる一冊

    小1の息子に読んだ本です。

    子供の頃、誰もがやっただろう
    白線を歩いて帰る事を題材にした絵本。

    思い返せば、こういう想像で白線歩いてたなぁと
    大人も楽しめる一冊でした。

    最後は心温まる内容で締めてあり
    お勧めの一冊です。

    投稿日:2012/06/17

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  • 偉大な想像力

    今日はこの白い線の上だけ歩いて帰ろう。
    小さいころ誰もが考え、やってみたこと。
    それが絵本になっています。
    どんなことも冒険にしてしまう子供ならではの想像力。
    あぁわかるわかるこの気持ち・・と思う反面、
    こういう発想、最近できなくなったなぁ・・頭がかたくなったかな?
    なんて風にも感じました。

    投稿日:2011/09/06

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