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まつぼっくりのぼうけんなかなかよいと思う みんなの声

まつぼっくりのぼうけん 作:ブリギッテ・シジャンスキー
絵:バーナデット・ワッツ
訳:松岡 享子
出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2008年10月
ISBN:9784916016836
評価スコア 4.27
評価ランキング 21,155
みんなの声 総数 10
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  • まつぼっくり 日本の松ぼっくりとは少し違ったまつぼっくりですね

    パーナデット・ワッツさんの絵は自然の美しさが生き生きと描かれていて うっとり見てしまいます。

    高い山の上からおひさまが輝いているのも おひさまの恵みを感じますし五つのまつぼっくりが 川におちて流されていくなかで、それぞれ自分の気に入った場所を探して そこに根付いて生きていくのが すごく生命力のあると思えました
    滝から落ちるまつぼっくりたちの描き方が ドラマチィクで 空の雲間からおひさまが顔をのぞかせているそこを飛び交う鳥たちなどすごく繊細に描かれていて 絵の好きな人にお薦めの絵本ですね!
    海までながれていった一つのまつぼっくりは浜辺で 芽を出したのですね
    作者は 「もうだれも、あの小さなまつぼっくりをみることができません

    それとも・・・・・? みることのできるひとがいるでしょうか。」
    と結んでいます  この余韻がなかなか 粋だな〜と思いました
    詩的なお話にピッタリの絵でした!

    おまけかな?裏表紙の海のくじらが塩を吹いている絵もステキデス!

    投稿日:2011/05/18

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  • 人生の旅

     まつぼっくりの冒険は、まさに人生の旅とも言えますね。
    このお話を読みながら、ドナウ川に沿って旅をした、夫の故郷までの風景がそのまま甦ってきました。最初は、このお話の川のように、ドイツの森の中を細く流れるドナウ川も、夫の祖国に着く頃には、川幅2キロ以上もある大河となり、やがて黒海へと注がれていきます。

     林を抜け、谷間の村を潤し、にぎやかな都会の中心を流れ、たくさんの危険や出会いをまつぼっくりに与えながら、ただひたすらに流れ続ける川。その中で、まつぼっくりは、この大冒険をたっぷり楽しみました。
    そして、長い旅の終わりに待っていたのは・・・。

     大人が静かに楽しめる絵本かもしれませんね。

    投稿日:2010/09/23

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  • 自然の美しさと、そこから感じるものは?

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子17歳

    高い山から、川を通じて、海への大冒険。

    自然の状況として、勉強で教えられて知っていることではありますが、静かに時が流れる感じ。

    グラデーションがきれいな、やさしい色使いで描かれた世界に魅せられます。よく見るといろいろな植物、動物、人間が描かれています。

    5つのまつぼっくりがそれぞれの居場所を決めるのもおもしろいように思います。「根をおろしたい」・・・ものすごく、意味が深いのでは?

    身近な「まつぼっくり」といっしょに冒険を楽しんでみてください。

    投稿日:2008/12/29

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    1
  • まつぼっくりの大旅行

    壮大な大自然の中で、何とちっぽけなまつぼっくりの大旅行でしょうか。
    主役であるまつぼっくりは、小さくて目を凝らさないと姿が分かりません。
    川に落ちた五つのまつぼっくりは、そんな心細い存在ですが、自分たちの目的地を探すという力強い存在でもあります。
    自然と自分たちの対比が、大きな挑戦のようで、感動的です。
    流れ流れてそれぞれの居場所を見つけたまつぼっくりたち。
    やはり目を凝らすと、まつぼっくりたちのそれからの人生が始まっていました。
    読み聞かせだと、肝心な部分がわかりづらいですね。

    投稿日:2016/01/26

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