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カンジカおばあさんのおきゃくになったうさぎたち エヴェンキ民話」 その他の方の声

カンジカおばあさんのおきゃくになったうさぎたち エヴェンキ民話 再話:アンナ・ガルフ
訳:内田 莉莎子
絵:小野 かおる
出版社:福音館書店
税込価格:\0
発行日:1994年03月
評価スコア 4
評価ランキング 28,217
みんなの声 総数 3
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  • ふしぎなおはなし

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     エヴェンキはロシア中部にある、寒さ厳しい自治区。
    森に住む3匹のいたずらしろうさぎと、
    ひとり暮らしのカンジカおばあさんとの
    こころあたたまる言いつたえ話です。

     このおばあさん、どうも魔法使いらしい。
    薪を命令ひとつで歩かせたり、バケツに命じて水汲みさせたり。
    火も、掛け声ひとつでおこします。
    どこかの国のネズミさんが、アニメーションで同じことしてましたっけ。

     魔法使いは実在するのか定かではありませんが
    おばあさんなら歴として、母性を表すものなのでしょう、
    しろうさぎへかけることばに、優しさが満ちていましたから。
    きっとエヴェンキ村全体の、母親のようなひとなのかもしれませんね。
    悪行のやまんばなどは、負の母性を顕すのだとか、
    偉い大学の教授はおっしゃっていました。

     小野かおる画伯の絵から、大自然の厳しさが伝わってきます。
    やんちゃに生きる仲良し3匹しろうさぎは愛嬌たっぷり。
    ヒヤヒヤさせますがいのちの伸びやかさ、いとおしさを運んできます。

    民話は、語り継がれて欲しいと願うばかり。
    再版されていないのは残念ですが
    福音館さんに、感謝。

    投稿日:2015/04/14

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