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まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

つみきのいえ」 みんなの声

つみきのいえ 文:平田 研也
絵:加藤 久仁生
出版社:白泉社 白泉社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2008年10月
ISBN:9784592761310
評価スコア 4.75
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みんなの声 総数 111
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  • 思い出を積み重ねて…☆

    8歳・7歳の息子娘と一緒に味わった絵本。
    最初、
    「水に沈んでいく家を積み重ねて生きて行くなんて
    さみしいお話なのかな?」
    と思いながらページをめくりました。

    でも、そこには素敵な思い出を積み重ねたおじいさんの人生があったのです。さみしいなんて一つも描かれてなく、温かで柔らかいたくさんの思い出・・・。取り立てて珍しい人生ではないけれどとても幸せな人生。


    大人向けの絵本だなと、胸があったかくなる思いでした。
    すると、息子が
    「にわとりがいるからさみしくないね。タンポポも咲いてるし。」
    娘は
    「お母さん、また読んで。」
    と、感じることがあった様子。

    (うんうん、何度も何度も一緒に味わおう。そして、私たちも思い出をたくさん積み重ねていこう。)
    この絵本を読んで、そう思いました・・・。


    大きな賞を取る絵本ですが、そんなことは関係なくあったかい気持ちにさせてくれる1冊。おすすめです。

    投稿日:2009/05/21

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    6
  • 家族といる幸せ

    よくぞ絵本にしてくれました!と思いました☆
    あたたかい素敵な絵本でした。
    大事にしたい絵本がまた1つ増えました。

    海に沈んだ家の中に家族の歴史を見たおじいさん。
    最後の場面のおじいさんの表情は、とても朗らか、幸せそうで印象的でした。

    つみきのいえに1人で住んでいるおじいさんは決して孤独ではないのですね。
    家族との楽しい思い出にいつも包まれているから。

    いくら海の上の不自由な生活であっても、おじいさんがつみきのいえを離れると本当に1人になってしまう。
    様々なことを考えさせられる絵本でもあり、大人にもオススメです。

    近々、短編映画の方も見たいと思います☆

    投稿日:2010/11/20

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    3
  • 深いなあ…

    • 小香さん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子7歳

    小学校の親子読書のための本を探していて、以前アニメーションを見て印象に残っていたからなのか、子供がこれにすると選んだ本です。

    積み重ねて家が高くなってすごかったとか、そんな感想だろうと私は思っていましたが…
    小1にして、同居していた祖祖父母と祖母の3人を看取っているためか、思ったより深いところまで読みとれていました。誰でも産まれたときからの歴史があり、人の死や積み重ねてきた思い出、幸せってどういうことか、主人公の未来…感想文が書くところが足りないほど、子供なりに読んで思いがあふれたみたいです。アニメーションも良かったですが、自分のペースでいろいろ思いながら、考えられる方が、やっぱり好きです。

    家に絵本がたくさんあり、図書館もヘビーユーザーなので、久しぶりに本を購入しましたが、正解だったなと思いました。

    投稿日:2010/11/17

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    3
  • 幸せ

    以前絵本ナビで大々的に取り上げられている作品で気になっていたのでこの絵本を選びました。とにかく幸せとは何かを考えさせられる絵本でした。主人公が妻をいかに愛していたかをひしひしと感じました。とてもユニークな家の形にも興味を持ちました。家というのは外敵から身を守るだけではなく家族の思い出がいっぱい詰まった素晴らしい物なのだと再確認できる絵本でした。道具が偶然に落ちたことで主人公がこれまでいかに幸せな時間を家族と共有してきたのかを再確認できたのが良かったと思いました。家族っていいな!と思える絵本でした。感動しました。

    投稿日:2010/07/23

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    3
  • 思い出のつみき

    • みゅぅみゅぅさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳、女の子5歳、男の子2歳

    今年、結婚10年を迎えた私達夫婦にとって記念すべき一冊となりました。
    おじいさんが水に深くもぐって過去の家を見ながら、家族が過ごしてきた日々を振り返るのと同時に、私自身も我が家の過ごしてきた10年を振り返ることができました。
    ページいっぱいに描かれたおじいさんの思い出と自分達の思い出が重なって、胸が熱くなりました。

    「つみきのいえ」のように、人は思い出を積み重ねて生きていくのだと思います。この絵本を読むと、出会いと別れのシーンが走馬灯のようによみがえってきます。

    長く生きてきた大人だからこそ、深く味わえる絵本だと思います。

    投稿日:2009/05/10

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    3
  • 私が読みたくて。。

    いつも子供ばかりに絵本を買ってますが
    この本はどーしても!
    私が欲しくて買いました!

    ほんとに。。
    なんて言っていいのか。。

    とーーーーーっても!!!!
    ステキな絵本です♪
    知らない方にはぜひぜひ読んで頂きたい!

    こころにグッときます。
    いろいろ考えさせられます。

    若い夫婦にも
    親になる夫婦にも
    年を重ねた夫婦にも
    素敵な一冊になるかと思います♪

    投稿日:2011/10/06

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    1
  • じんわり暖かい気持ちになりました

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子1歳

    ずーっと気になっていた一冊でした。
    4歳の娘にはまだ早いかなと思って手に取らずにいたのですが、図書館の棚で見かけて誘惑には勝てず、自分のために借りてきました。
    内容は大人向け。
    透明感のある絵とストーリーがマッチしていて、私はすごく好きです。
    娘も何か感じるところがあったらしく、「なんだか泣きたい気持ちになっちゃった」と言っていました。
    「思い出がたくさんあるっていうことは、とても幸せなことなんだよ」と娘に言いながら、私も思わず涙が。
    じんわりと暖かい気持ちにさせてくれる絵本です。

    投稿日:2010/05/15

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    1
  • 子供は何を感じてる?

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子2歳、男の子0歳

    私はとても好きです。
    切ない中にも爽快さを持っている
    長く生きることって悪くないなと思わせる深い本でした

    不思議と息子は何度も何度も
    読んで!と持ってきます
    この子は何を思って読んでいるのだろうと興味深くなります
    (基本的に顔は真剣モードですし・・・)

    投稿日:2010/04/09

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    1
  • 泣けてしまいました。

    • ぷりこさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子8歳、男の子3歳

    つみきのいえというタイトルから、テレビなどで見聞きはしていましたので、きっと子供向けの絵本だと思い、図書館で子どものためにはじめは借りました。

    ところが、子どもに読む前に自分で読んでみようとページを開けると、美しい絵のなかに老人が一人…読めば読むほど子供向けではない?と感じました。

    老人の奥さんや家族との思いでのたくさんつまった家。事情があってどんどん建てていかなければならない家。過去を振り返り奥さんの事を思っての老人のつぶやきが、とても魅力的で奥さんがとても羨ましくなりました。と同時に泣けてきてしまいました。

    私がもし、主人よりも先に逝ってしまったらこんな風に思ってもらえるのだろうか???

    読んだ後に、この本をずっと手元に置いておきたくなる感覚になりました。何度でも読みたい大人の絵本です。

    投稿日:2010/03/27

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    1
  • 今の自分を支えているのは

    短編映画で取りざたされて、絵本を読まぬ人もタイトルは知っている人が多い絵本。
    環境問題の絵本だと息子は言った。
    だんだん地球が水没していく。
    それを極端に表しているとすれば、環境問題の絵本であることはまちがいない。
    でも、この絵本は環境破壊を訴えているのではない。

    主人公は海に沈んでいく家に愛着を持ち、次々と上に家を積み木のように作り足していく。
    ある日大工道具を落としてしまって取りに行くと、次々と自分が昔に住んでいた家が現れてくるのである。
    おばあさんが死んだ家、おばあさんと一緒に暮らした家、娘が結婚した家、子どもが生まれた家、そして自分達が子どもだった頃の家。

    最初の家は地上にあった。
    それが次第に水没していくのである。
    これって人生ではないか?
    この絵本にはとても深いものを感じる。
    自分は生きるために次々と家を作り足していくのである。
    そして思い出は水没していく。

    新しく作った家にタンポポの花が咲く。
    意味深長である。
    以前、まわりにあった家の住人は去ってしまった。
    おじいさんはどこまで家を作り続けるのだろう。
    自分は海の上で一人生活。

    読み終えた所で息子が言った。
    「おじいさんのいえってどんどん小さくなっていくんだよね」
    そうなんだ、つみきのいえって上に行くほどどんどん小さくなるんだよね。
    こんな所に自分の人生を重ねてはいけないと思いつつ、おじいさんが決して不幸にみえないのがこの本の究極の良さである。

    投稿日:2009/11/25

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