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企画・原案: 加藤 信巳 入澤 宣幸  出版社: 学研 学研の特集ページがあります!
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なぜ戦争はよくないか自信を持っておすすめしたい みんなの声

なぜ戦争はよくないか 作:アリス・ウォーカー
絵:ステファーノ・ヴィタール
訳:長田 弘
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
本体価格:\1,200+税
発行日:2008年12月
ISBN:9784032027204
評価スコア 4.32
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  • 戦争のしみこんだ水

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    中学生向けの読み聞かせで、メンバーがセレクトした作品。
    一応、長崎への修学旅行の事前学習という位置付けで、
    原爆や戦争をテーマにという学校からのリクエストに沿った選書です。
    原題は『Why War Is Never a Good Idea』。
    この原文の力強さをまずかみしめたいです。
    戦争とはどういうものなのかを、穏やかな人々の生活の様子や
    生き物たちの営みと対比させて語ります。
    戦争のしみこんだ水、という不気味な絵が、リアリティを持った迫力です。
    さりげなく、広島や長崎も描かれているような気がします。
    不気味な存在としての戦争を体感できると思います。

    投稿日:2010/01/20

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  • 2001年9月11日の同 テロは衝撃でした
    そのテロを経験した作者が 戦争の恐ろしさを伝えてくれました
    今も尚 世界では戦争が起こっていて 罪もない子ども達や人々の命が奪われています(ニュースでみると心が痛みます)

    この絵本は 戦争がどんな形で私たちを襲っているかを考えさせてくれます
      
    母親に抱かれた赤ちゃん 大切な命の誕生を喜んでいる人々
    一方でその人間が戦争を起こしているんです

    そして 地球に生きる多くの生き物を殺すのです

    戦後71年を迎え 核兵器廃絶をと国連で話されている一方で
    北朝鮮は爆弾を発射しています。 
    これが現実です

    「戦争はいやです」  声を上げて 反対していくことが今大切だと感じます
    この絵本を多くの人が読んで 謙虚に人間の生き方を見つめ直していかなければと感じました

    平和な様子の人々の生活の絵を見ると    ホッとします。

    投稿日:2016/09/26

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  • こわい

    戦争がもたらすことを描いている本です。

    印象的なのは
    「戦争はひどい味がする・・・戦争のしみ込んだ水」という表現。
    また、気味の悪いどくろ風な毒々しいデザインのページで
    ちょっと夢に出てきそうです・・・。

    深々と心に刺さる
    戦争本です。
    大人に読んでもらいたい本です。

    投稿日:2016/05/01

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  • 重すぎない・痛すぎない。“戦争”を考える

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子20歳、女の子15歳

    子どもたちの読み聞かせに絵本を選書するとき、作品の質がよくても、あまり「戦争」を意識したものは普段選ばないようにしています。
    (感の強いお子さんは朝から重たいに気分になってしまうので)
    この作品は確かなものをきちんと伝えているにもかかわらず、重すぎたり痛ましすぎたりしないところが素晴らしいと思いました。
    谷川俊太郎さんの詩の絵本「せんそうしない」から伝わってくる“平和な世界観”と近いものを感じました。

    この作品の色合いは全体的に鮮やかに描かれていますが、
    “戦争”的な部分のみ、やや抽象的に描かれた水や土、空気のようでした。

     戦争はひどい味がする
     いやなにおいがする
     ……
     ひとくち
     飲むごとに 
     みんなを
     病気にしてしまうのが
     戦争のしみこんだ
     水なの

    特に、このシーンのヘドロっぽい水が高波で襲ってくるところは印象的でした。よく見ると波の先端の飛沫の部分はドクロの顔に見えます。

    この作品は、小学校高学年から中学生・高校生くらいの読み聞かせやおはなし会にうまく紹介したいなと思いました。

    投稿日:2015/10/04

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  • 大人に読んでもらいたい絵本

     「なぜ戦争はよくないか」、とってもシンプルだけど、とっても深い問いかけだ。
     作者のアリス・ウォーカーは『カラーパープル』で黒人女性として初めてピューリッツァー賞を受賞した作家でもある。
     この作品は2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件のあと、アメリカが行った報復戦争に衝撃を受けたアリスが書きあげたものだが、その時の戦争だけを否定しているわけではない。
     今まで人類が経験してきた、そしていまだに終わることのない「戦争」全般について、アリスは書いている。

     まるで一つの物体のように描かれる「戦争」。
     日本語訳は今年5月に亡くなった詩人の長田弘さんだが、「戦争だって じぶんの考えをもっているわ」と綴られる。だけど、「戦争」は「じぶんがいまおそおうとしているのが だれなのか」を知ろうとしない、と続く。
     だったら、戦争って何だろう。
     人は「想像力」をもっている。遠い国の人たちのことも想像できるし、カエルの世界だって想うことはできる。だから、本当は爆弾で逃げまどう人々の悲しみも、タンクの下敷きになるカエルの気持ちも想像することができるはずだが、「戦争」はそれすれ知ろうとしないのだ。

     「戦争はたくさん経験を積んでも すこしも賢くならない」。
     経験を積めば、よくないこととかしてはいけないことはわかるのが、人だ。
     原爆でたくさんの人が亡くなって、そういうことを経験した人なら、もうああいう武器は使ってはいけないと、考えることができるのが、人。でも、「戦争」はそういうことを考えない。

     そんな「戦争」って誰が生み出しているのだろう。
     「想像力」も「経験知」も持った人間が「戦争」を生みだしているなんて、「戦争」以上に人間って怖い。
     それでも、そうじゃないということができるのも、人間だ。
     アリスは、そうじゃないといえる人。
     世界中を巻き込んだ大きな「戦争」から70年が経って、もしかしたらまた「戦争」を私たちは生みだしかねないところに来ているのかもしれない。
     その時、自分はアリスのように、きちんとそうじゃないといえる側にいれるだろうか。

     絵本の形になっているけれど、子どもだけでなくおとなにも読んでもらいたい。

    投稿日:2015/08/02

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  • 6歳の子どもには難しいかな?
    絵は綺麗で、とってもすてきです。
    娘に読んであげても、???って顔をして何が何だか分からない顔をしてました。でも分からないなら分からないなりに、何かを感じとってくれたら良いと思います。
    綺麗な絵は、時として残酷な表情を見せますが、今の穏やかな生活がいつ脅かされるかもしれない、とても幸せで、大切な時間であり、それを守るのは、とても難しい。
    アリスウォーカーらしく、虐げられる者の立場から、抑制されつつも力強く、語りかけます。

    小学生の高学年くらいになったら、もう一度一緒に読めたらいいなぁと思う絵本です。

    投稿日:2011/12/25

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  • 答えはこの絵本の中に。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子15歳、男の子11歳

    静かに語られる詩のような文章からは 
    音もなく忍び寄る戦争の恐怖を、
    人・森・建物・遺産などが 
    マグマのようにも見えるドロドロに呑み込まれていく絵からは
    ありとあらゆるものの命を
    容赦なく奪う戦争の残酷さを感じました。
    また 戦争で生き残った人達だって
    いつかは汚れた水を
    飲まなくてはならない時が来るという結末からは
    今は「戦争とは無縁」と思われる生活を送っているあなた達にだって
    戦争が続けば いつかは命を脅かされる日が来るのですよ、
    そんなメッセージが発信されているように感じました。
    タイトルになっている
    「なぜ戦争はよくないか」という問いの答えは
    この本を読めば 小さい子どもにもおのずと見えてくるのでは…
    そんな風に思えてくる絵本です。

    投稿日:2009/02/03

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