「ルラルさんのえほん(1) ルラルさんのにわ」 ふつうだと思う ママの声

図書館で借りて読んでみました。

ひとりぐらしのルラルさんが大切にしている庭。
どんなものが入ってきても、ゆるしません。ところが、ある朝庭に丸太が…。

ルラルさんシリーズ、最初の絵本。
ここで、この後の作品に登場する動物達が出てくるんですね！！

芝生にごろんがとっても気持ち良さそうな絵本です。

ルラルさん、いくら芝生が大事だからってパチンコを当ててしまうのはどうかと思いました。
せめて威嚇するぐらいでしたら、まだよかったのですが…。
私もうちの庭に野良猫が入ると腹がたつので、ルラルさんの気持ちがわからなくはないです。
でも絵を見ると、亀、ネズミ、トカゲがパチンコの玉に当たって気絶？
娘は「死んでるでしょ」と言いますし、せっかくのほのぼのした結末のお話なのに、ちょっと残念です。

３歳１ヶ月の息子に図書館で借りました。
絵がとても特徴的だったので。

しかし、ルラルさんは心が狭い。。
自分より弱そうな動物はパチンコを当てて追い払い、
そして、強いワニには従って…。
ここまで読んで私はあんまり共感できませんでした。

が、芝生に寝転ぶとちくちくして気持ちがいいことは、
とてもよくわかります。
最後はたくさんの動物が一緒に寝転べてよかったです。

息子は絵を気に入ったようです。

ルラルさんはワニのおかげで、自分の庭の魅力を再発見。たくさんの動物がルラルさんの庭に集い、まったり。読み終わると気持ちがゆったりしますが、物語的にちょっと物足りなく感じました。娘の感想も「うーん」って感じで、はっきりしませんでした。いとうひろしさんの絵が好きな人には、いとうひろしワールドがたまらないかも。