「おいしいもののすきなくまさん」 みんなの声

松谷みよ子さんの作品だったので読みました。松谷さんの本はどれも読んでいて楽しいのでこの本にも期待を込めて読みましたが、期待通り、とても楽しいお話でした。この本を読むとシチューが食べたくなります。シチューが煮えているところも面白いし、２歳の孫もお料理に興味を持ったようでした。

娘の「もっかい！」がでました（喜）。
『ちいさいモモちゃん』好きだものね。
読んでいて、安心するのだと思います。
ゆったりとした空気が漂っていて。
おいしいもののすきなくまさんがつくったシチューと
おんなじようにあったかくて。
私は、モモちゃんがすわった椅子が懐かしく感じました。
お二かいみたいにかいだんのついた、たかいいす！
私も座ってたなあ、小さい頃。いや、正確には座っていた
ことは覚えていないのですが、古い写真を見るとのっているので。
今の小さい子どもはこういったタイプの椅子ではないことも
多いですからねえ（娘もそうだし）。あの時代の空気も漂って
きてうれしくなりました。

大好きなモモちゃんシリーズ！くまさんとの交流を描いたお話です。この本はあっつあつのシチューが出てくるので、冬に良く読みました。娘も自分のぬいぐるみのくまさんを持ってきて、一緒におままごとして食べるまねをしてました。こんな大きくてあったかそうなお友達が居たらいいですね。そういったファンタジーの世界にもどっぷり漬かれる作品だと思います。

名作童話『ちいさいモモちゃん』が大好きで
そのイメージがあるから
武田さんの絵では、どうかな・・・と
ちょっぴりマイナス思考で読んだのですが

小さい子の導入には
とってもいいかも！

おなべが「クッタ　クッタ　クッタ」のところがかわいい♪
美味しそう〜
確かに、シチューが食べたくなるかも

モモちゃんは、とってもおりこうさんなのに
くまさんが・・・
というのも、おもしろいです

シリーズ、全部読んでみたいです♪

美味しいものが好きなクマさんの家にモモちゃんが遊びにいって
シチューをいただくお話でした。
シチューのお鍋がジブタプとうたを歌うことや顔があること
が子供と楽しく読めました。
シチューを食べるところも、小さいおさじで「ふうふう」、
高い椅子、エプロン。
娘たちも自分たちと同じなので何度も何度も繰り返し読んでます。

モモちゃんがくまさんの家に遊びに行ったら
シチューが煮えているところでした。

ジプタプジプタプお鍋のなかで具が踊っているのが、
クッタクッタと鍋が眠たそうに歌を歌いだすようになるまで
待っているところが印象的です。
こうゆう表現をしたら、小さい子供達も
料理に興味をもつかもしれませんね。

けっこう読み応えがありますが、
娘はモモちゃんシリーズを気に入っていて、
飽きずに2冊ずつ読みきかせをおねだりされます。

おいしいものがだいすきなくまさんに、ももちゃんが、シチューをごちそうになるおはなしです。
たべるおはなしは、よんでいるほうにも、たのしみをもらえるし、おいしそうにたべているのを、見るのも好きです。
やっぱりたべることのすきなひとは、料理もおいしいものをつくる名人です。とてもつくることを楽しんでやっているので、お料理もおいしく出来上がるのだと思います。

おなべさんも、うれしそうに顔まで書いてあるところいいですね。。。
武田美穂さんの絵はモモちゃんの絵がいつもかわいくかいてあるので、もうそれだけでもうれしくなり、胸がときめきます。
モモちゃんに恋してしまうほどかわいいです。
松谷みよ子の書き方は、やさしい語りかけなので、読んでいると何回でもよんでやりたくなります。
コノ絵本から、優しい気持ちに慣れること間違いないです。

最初に「ちいさいモモちゃん」シリーズを読んだときは、復刻版の絵の方で、そちらもかなり気に入っていたのですが、武田美穂さんの絵もとってもかわいくて大好きになりました。
なにより、挿絵のモモちゃんが２歳の娘に似ていて、娘も自分のお話のように身近に感じて喜んでくれるからです。
まるで、自分がくまさんのおうちにお客様に行き、シチューをご馳走になっているかのような幸せ…。
娘にはたまらない１冊のようです。
やっぱり松谷みよ子さんの言葉遣いや、作り出す世界が大好きだなぁ。

くまさんとモモちゃんがシチュウを作って食べます。
大きなお口であっという間に食べちゃってからっぽになっちゃうくまさん。
小さなおくちでゆっくり食べるモモちゃん。

うちの息子は間違いなくくまさんです。
いつも大きなお口でがつがつ食べちゃってあっという間に食べ終わっちゃう。
それが食べ過ぎの元になるので、いつも注意するのですが・・・。


「こどもっていいな。おくちがちいさいから、いつまでもおいしいものがたべられるんだ」
というくまさんの言葉を利用して、ちいさいおくちで食べるとお得だよ〜♪とイメージをつけてあげたら、
がんばって小さなお口で食べるようになってきました！
親が口であれこれいうよりも、こんなふうに絵本で楽しく学ぶこともあるんですよね。

お料理上手なくまさんが作ってくれたシチューはとってもおいしそう。おなべの音がいいですね。くまさんのお皿はあっという間に空っぽになるのに、ももちゃんはいつまでもおいしそうに食べてて、「こどもっていいな。おくちがちいさいから、いつまでもおいしいものがたべられるんだ。」ってくまさんのセリフがいいです。子供が食べるのに時間がかかってしまう時に、こんな風に思えたら、なんだか幸せです。