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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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くまのコールテンくん」 その他の方の声

くまのコールテンくん 作:ドン・フリーマン
訳:松岡 享子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1975年05月
ISBN:9784032021905
評価スコア 4.8
評価ランキング 330
みんなの声 総数 194
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13件見つかりました

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  • ともだちって、きっと

    デパートのおもちゃうりばにならんでいたくまのコールテンくん。

    ずっとまえからこんなくまがほしかった、といってくれるおんなのこ

    にであえたのに、おんなのこのおかあさんはくびをふります。

    もうおかねをたくさんつかってしまったし、そのくまはボタンがひとつ

    とれているから。

    そのよる、コールテンくんはボタンをさがしにいくことにします……。


    大好きなお人形と出会って、家に連れ帰りたくて一生懸命にお願いする。

    こどもには覚えのある経験だと思います。だからはらはらしながら聞い

    てくれます。ちょっと長めですけど。絵がとってもあたたかくて、なん

    となく冬の絵本のイメージです。(内容は特に季節の描写はなし)

    コールテンくんが夜のデパートで冒険し、最後はちゃんとおんなのこの

    おうちにいける。

    「ともだちって、きっと、きみのような ひとのことだね」

    コールテンくんのセリフが文句なしに素敵なラストです。

    今の子はお人形やおもちゃをたくさん持っているかもしれないけど、こ

    んなふうに特別なともだちをみんな持っていてほしいなあと思います
    ^^

    投稿日:2011/11/21

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  • ☆かわいい☆

    • 15さん
    • 20代
    • その他の方
    • 京都府

    コールテンくんの表情や仕草がとってもかわいいです。
    シンプルな絵なのですが、コールテンくんの気持ちが伝わってきます。
    ボタンがないことに気づいて、探しているコールテンくんにはウルウルきました。
    リサちゃんと出会えて本当によかった!
    コールテンくんのぬいぐるみが売っていたら欲しいなぁ。

    投稿日:2009/02/14

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  • 素朴な世間知らずの冒険

    原作は1968年、日本での出版第1号は1975年。少々レトロなタッチの世界が、ふっくらとした温かみを感じさせる。
    百貨店しか知らない世間知らずのコールテン君は、なんと、自分のボタンがとれていることも、お客さんの指摘されるまで気がつかなかった。なんとものんきだ。彼は今まで売り場でどういう風にすごしてきたのだろうか?なんだか長年ぼーっとしているうちに、人生が半分くらい終わってしまったような雰囲気を感じさせる。

    「友達」と出会った後の、彼の行動は実に迅速で大胆。人との出会いは、このようにドラマチックに人生を変えてしまうものだろうか。それまで見たこともないものを見て、やったことのないことをやった彼の冒険は、驚きと楽しさに満ち満ちていただろう。エスカレーターを「山」だと思ったり、家具売り場を「御殿」だと思ったりするあたりが、スケールが大きい大人になりそうな雰囲気が感じられる。
    「ずっと前から、〜をやってみたいと、思っていたんだ」という彼のセリフに、何事も前向きに受け止めていく素晴らしさが現れている。

    見習うべき「くまのぬいぐるみ」である。

    投稿日:2018/12/28

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  • 思い出の一冊

    もう随分昔のことですが、今は成人した子どもたちに、よく読んだ、思い出の絵本です。くまの名前が、生地の名前の一種の”コールテン”ということで、印象深かったのを覚えています。
    とても温かいお話で、冬には一度は読みたい絵本です。

    投稿日:2018/01/27

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  • あたたかみ

    あたたかみのある表紙は、いつも目がすいよせられます。
    そして、そんな絵がそえられた物語もあたたかいです。
    ぬいぐるみと女の子ではありますが、心がつながったことが伝わってきて、「友だち」っていいなあ、と思えます。
    いつ読んでも、やさしい気持ちになれる絵本です。

    投稿日:2016/12/25

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  • よかったね!コールテンくん

    くまのコールテンくんが、リサに「ずっと前からこんなくまがほしかったの」と言われたそのひと言。

    それによってコールテンくんの心にどれだけ明かりが灯ったか。
    そしてどれだけ自信がついたことか。

    その晩に、とれてしまったボタンを探しにデパート内を冒険するコールテンくん。
    行く先々で「ぼく、ずっと前から○○したかったんだ」とつぶやくのは、リサの言葉が焼き付いている証のような気がしました。

    翌日、リサと再会して抱きしめられたコールテンくんを見ていると、あたたかさで胸がいっぱいになります。
    なぜならリサは本当に優しい女の子なんです。言葉だけではなく行動にも愛情があふれ出ています。

    よかったね!コールテンくん。

    投稿日:2014/06/08

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  • コールテンくんが好奇心旺盛でとてもかわいい。
    最後には欲しかったベッドやおうち、ともだちまで手に入れて!
    コールテンくんの嬉しそうな少し照れた顔を見て、なんだかほっとしました。

    子どもが選ぶものに、否定的な気持ちになることってあると思います。
    甥っ子が欲しがってたクマのぬいぐるみ、私は正直いらないって思いましたが、甥っ子が可愛がってるのを見て私もその子が愛しくなってきて…
    きっと甥っ子がその子をとても大事にしていたから。

    女の子の優しさに心打たれて、この本を読んだ後に、甥っ子にもクマの子にも申し訳ない気持ちでいっぱいになりました…。

    シンプルな中にも、すごくメッセージ性を感じられたので、特に大人の方に読んでもらいたい絵本です。

    投稿日:2013/11/21

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  • こどもの気持ち、すてきだなあ。

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     もうずいぶん前のことです。
    やさしい赤いろの表紙に、くまさんの緑いろコーデュロイパンツのボタン、
    ひとつとれたのがとても印象的で、手に取りました。
    この本は、こどもと、もうひとりの分身がお話しできる、とてもすてきな絵本だと感じています。
     片方だけとれたボタンが気になって、大好きなデパートのおもちゃ売り場はもっと気になって、真っ暗な夜のデパートの冒険に、家具売り場でのハラハラドキドキ。こども自身が主人公になって、ひとごとではないと思えることがいっぱい詰まっているようです。ほら、衣服のボタンの掛け違い、よく注意されますからね。
     ストーリーを聞きながら、ひとりでブツブツこの絵本に向かって言ってました。
    「あ、あぶない」「だめだよ」「うぁ」「ほらね」「やったね」・・・
    白いスカーフの女の子が、主人公のコールテンくんを迎えにデパートへやって来て、ふたりで目を見つめ合っているシーンで、はたと無言になります。こどもと女の子とコールテンくんが、こころの中で見つめ合っているのでしょうか。
     大人はいつの間にか、現実の世界だけにしか身を置けなくなるのですが、
    こどもはいつも、コミュニケーションの相手探しを楽しんでいるように思えます。
    「ともだちって、きっときみのような ひとのことだね」・・・大人のこころに響きわたる一撃です。くまのぬいぐるみではなく、ひとりのともだちとして迎え入れるこどものこころに、敬服するばかりです。
     しあわせはいつも、目の前にあることを教えてくれたDon Freemanさんに感謝。

    投稿日:2013/10/25

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  • わたしもほしいな・・・

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子16歳、男の子13歳

    デパートのおもちゃ売り場にいそうなくまのぬいぐるみが優しい女の子に、気に入ってもらい買ってくれるというお話です
    よるのデパートのおもちゃ売り場は子供に取ったら
    夢のような世界じゃないかな?
    くまのコールテンくんにとっても同じで
    自分のズボンのボタンを探しにデパートの中を探検します
    たいした探検ではなくすぐに見つけられてしまうが
    けいびいんのおじさんんも違和感無く元のところに戻してくれる
    ちょっとドキドキした子供たちも一安心
    読み聞かせしていると、安堵のため息らしき声が聞こえてきます
    そしてコールテンくんを選んでくれた女の子は取れていたボタンを直し、ベットを用意してぎゅうと抱きしめます
    自分の欲しかったものが手に入ったときの子供の気持ちが
    よく伝わってきます

    投稿日:2008/02/03

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  • 最初表紙をみたときは大きな字でぬいぐるまのくまのことを書くのかな? 小学一年生の姪っ子には幼すぎるかなと思ったのだけど、中身をみたらちょうど適切年齢にあっていると思いました。
    デパートの玩具売り場にいるくまのコールテンくん、夜になって取れてしまったボタンを探しにデパートをうろつきます。こういうの子供なら一度は夢見る光景ですよね。昼間は大人がいて、遊べない(怒られるかな)デパートの中で、ふかふかのベットがあったり家具があったりで誰にも邪魔されずに遊べるのですから夢は膨らみます。夜のデパートがこの話の一つの目玉。
    そしてもう一つは、女の子との出会い、玩具屋でもなんでもこの子が絶対に欲しいと思うことありませんか。同じような品物が売られているけれど、多くの玩具やぬいぐるみの中からたったひとつの自分と運命的な出会いをする子っているでしょ。くまのコールテンくんと女の子も運命的な出会いをしたのだと思います。女の子がボタンをつけるところはほっと暖かい気持ちになりました。良い本だと思います。

    投稿日:2008/01/10

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