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さっちゃんのまほうのて」 せんせいの声

さっちゃんのまほうのて 作・絵:たばた せいいち
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1985年10月
ISBN:9784033304106
評価スコア 4.89
評価ランキング 12
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  • 障碍について考える絵本

    自分とは違うというだけで、小さな子ども達は、違和感を持つことも多いものです。
    でも、そこで、いじわるをしたり、いじめたりするのではなく、一つの個性で、一人の大事な大事な人間なんだということをわかってほしい。
    自分や自分の家族が障碍を持って生まれなかったことは、当たり前のことではなく、とても幸せなことなんだということも知ってもらいたいです。

    投稿日:2014/09/14

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  • 小学校低学年の頃、母が買ってきた本です。

    当時の私はクラスの中でも極端に背が低かったので、「お母さん役をするのはいつも、背の高い子ばっかり」という部分に共感していた気がします。
    たとえ片手の指がなかろうが、背が低かろうが「りっぱなお母さんになれる」と、さっちゃんのお父さんが断言してくれたことに安心していました。

    あれから30年近くたち、私は未だ「お母さん」にはなれてはいません(笑)が、「せんせい」になることができました。
    今は、病気で長期入院をしている子どもたちの「せんせい」をしています。

    昨年の図書購入でこの本を買ってもらい、病院内の教室に置いてあります。
    子ども達はみな、病気を抱えて苦しい治療を頑張っている子ども達ですので、私から彼らにすすめすることは「あえて」していません。
    ただ、いつか本棚の中からこの本を見つけてくれるといいな、と思っています。

    投稿日:2013/11/30

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  • 沢山の子どもに読んでもらいたい

    • 蒼良さん
    • 20代
    • せんせい
    • 兵庫県

    子どもは時として
    あまりにも純粋に誰かを傷つけてしまうことがあります。

    特にこの絵本のさっちゃんのように
    生まれつき右手に指がない子どもなどは
    「違い」が視覚的にはっきりとわかってしまうので
    集団生活の場では
    やはり絵本のような場面に出くわすことも
    少なくないかもしれません。

    どうしてそういう障害があるのか、
    自分自身の障害を受け入れる、
    自分以外の障害を受け入れる。
    そのきっかけになるのではないかと思います。

    少し長い文章でしっかりしたストーリーですので
    年長さん以上ではないと難しそうですが
    大人にもじっくり読んでもらいたい一冊だと思いました。

    投稿日:2009/10/09

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  • 障害に対する偏見

    先天性四肢欠損という障害をもって生まれたさっちゃんのお話です。

    現実と戦いながら、力強く歩んで行こうとするさっちゃんがとても逞しく感じました。

    世の中には様々な障害があって色々な人々がいるけれども、どう向き合っていったら良いのか、周囲からの視線など、様々な視点から描かれていて、多くの事をこの一冊で学ぶ事が出来ると思いました。

    障害について向き合うきっかけになる絵本だと思います。
    ぜひ、一度は子どもに読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆

    投稿日:2008/08/02

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  • 子どもたちの真剣な表情

    まだ年少の子どもたちには、少し難しいかな??と思って
    自宅で眠っていたこの絵本ですが、ある日子どもたちの中の1人の子が
    「先生知ってる?世の中にはね、指のない人がいるんだって」
    いつも大人のような口調でいろいろな事を話してくれる子が、
    こんな話をしてきたのです。

    すぐにこの絵本が頭に浮かびました。
    「絵本でそんなお友達の話があるから、明日持って来るね」
    約束をして次の日を迎えました。

    子どもたちの反応はビックリするほどの真剣な表情。
    普段の読み聞かせより、長いお話でしたが夢中で聞いてくれました。
    子どもたち一人ひとりに絶対に大切なことが伝わった!!
    と確信が持てました。

    読み聞かせの最中は、私もこのお話を思い出し
    涙があふれそうになりました。

    今の子どもたちはまだ、障害を持ったお友達とも
    仲良くしてあげられる優しい子ばかりです。
    このまま優しい気持ちを持ったまま、まっすぐに
    育って欲しいなぁと心から願いを込めてこのお話を読みました。

    投稿日:2008/02/03

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  • 泣いてもいいよ。

    障害について…子どもには、少し難しいテーマなのかなと思っていました。でも、この絵本を読むと、子どもの心にも大人の心にもすっと心の中に入ってくる一つのこと。<みんな一つずつ持っている大切なからだ>
    さっちゃんにはさっちゃんの。あなたにはあなたの。。

    私は、この絵本をいつ知ったのでしょうか。よく覚えてはいませんが、初めて読んでから何年も、気づかぬうちに、遠ざけていた気がします。大好きな話だったのですが、読むたびに、涙が止まらず、とてもじゃないけれど、子どもになんて読める自信がなかったのです。
    しかし、ある日、子どもが少なくなった土曜の夕方。四歳の女の子二人が、私にこの絵本を持ってきて「これ、読んで」…「えっ、長いよ」…なんて最悪な返し方でしょうか↓でも、子どもたちは、「いいよ、読んで」…悩んだ後、私は正直に言いました。「このお話、私、最後までちゃんと読めるか分からないんだ。でも、読んでみようか」…
    久しぶりに開いたその絵本は、初めて読んだときよりも、どしっと、私の心に入ってきて、でも、何だか温かいものを残してくれました。半分までくると、こらえていたものも、限界になり、声は上ずるし、つっかいつっかいになってしまいました。すると、「…泣いてもいいよ。」…その言葉に、堪えていた涙が絵本にぽろぽろ。。子どもたちは、しばらく止まらない私の涙をじっと見ていました。その後は、何だか、緊張が解けたように、ゆっくりとまた、読むことが出来ました。何だか、私の言葉で、子どもに何か伝えているような気になるくらいに。
    子どもが、言いました。「いいお話だね」…正直いって、本当に絵本の意味が全て伝わっているとは思いません。しかし、子どもたちは、私の涙と、何かを感じている姿に、なんらか感じ取り、心に残ったのではないでしょうか?「何でかよく覚えてないけれど、泣きながら読んでもらった絵本」とか。(願望も入りますが)
    ちょっと難しい内容ですが、読んでいる大人の姿や、表情ぜんぶを見て、感じて、子どもはその絵本をそっと、自分の引き出しにしまっておいてくれると思います。そして、その子たちが、もう少し大きくなったとき、もう一度、自分で、自分の心で、読んで、感じてくれたらいいなと思います。
    この子たちのおかげで、また素敵な作品を思い出し、読むことが出来て、本当に感謝感謝でした☆☆☆

    投稿日:2006/11/25

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  • 子どもに読ませたい本NO1

    • ねこちんさん
    • 30代
    • せんせい
    • 岐阜県
    • 男の子6歳、女の子4歳

    この本は障害をもつこどもについて親やこどもが考えることができる本です。指がないてでも、両親に愛されていることでさっちゃんは自分の手を「まほうのて」と受け入れることができるのです。障害があるないにかかわらず、多くの子どもたちに触れてもらいたい本です。
    うちの息子は腕にちいさなあざがあります。私は小さな頃このあざについて少し悲観的に考えていました。でもあるとき、私の母が、「まあ、○○君の腕にはかわいい印があるね!このぶち模様とってもかわいいよ。○○くんのし・る・し!」といって息子の手をいとおしそうにさするのです。それを見た私ははっとしました。それ以来、私も「○○、ぶち見せて!」とうれしそうに言え、息子も私よりもうれしそうにそのあざを見せるのです!本当に心からうれしかったです。そして、ある友達に「これは、ぼくのしるしだけど、△くんにはなんかしるしないの?」だって・・・。お友達のほうが困っていましたよ(笑)

    投稿日:2006/10/23

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  • 読み手の心も大切にしたい

    障害を持った方への子どもの質問にまともに対応できない時に、その答えを提供してくれる絵本の1冊だと思いました。
    (他に「こぐまぐみとうさぎぐみ」ポプラ社、現在絶版)
    この絵本は私自身が読み聞かせをする前に、元保育園の園長先生だった方に読んでいただいたという珍しい出会い方をしました。絵本の内容と読み方がぴったりマッチして、思わず涙が流れました。読み聞かせには読み手の心も大きく関わっていることを実感させられた1冊です。

    投稿日:2005/11/16

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  • 幼い頃に読んだ結果

    • 月菜さん
    • 20代
    • せんせい
    • 神奈川県

    小さい頃に母が買ってくれた絵本です。この絵本が原点なのかはわかりませんが、障害に対して偏見や差別をもたないで生きたいと思うようになりました。障害もひとつの個性と考えられるような人間になりたいですね。
    是非、素直に心に響く子どもの時期に読んで欲しい絵本です。

    投稿日:2004/02/18

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