「はちみつチーズケーキ」 なかなかよいと思う みんなの声

洋菓子店ロペックのおばあさんは、持ち込まれた材料で素敵なお菓子を作ってくれるのです。
それを聞きつけたくまは、引っ込み思案でしたが、大好きなはちみつでお菓子を作ってもらいたくて、
おばあさんを訪ねます。
そこに、同じような性格のねずみが、大好きなチーズでお菓子を作ってほしいと
いうのです。
そこでひらめいたおばあさん、チーズクッキー入りのはちみつケーキが
誕生したという訳です。
オーダーメイドケーキというのが素敵です。
引っ込み思案のくまやねずみも動かしたおいしそうなケーキ。
ケーキを囲んだ幸せそうな笑顔が心地良いです。
ラストは続編？を予感させる余韻が利いています。
独特の画風が、ふんわり優しいストーリーの寄り添っていていい感じです。
味覚まで喚起されるようでした。

一人ぼっちのくまさんが、
お母さんの味を思い出して、勇気を出して外へ出ていきます。
お母さんの味って偉大だなと思いました。

そして、外に出たことで新しい出逢いがあり、
幸せな味に出逢い、新しい友達が出来て･･･

お母さんの話はきっかけにすぎないかもしれませんが、
やはりお母さんって偉大だなと思いました。

そしてロペックのおばあさんが、
ふんわりと優しくて素敵だなと思いました。

美味しそうな絵本です！
この絵本を読んだら，はちみつチーズケーキを食べたくなりますね。
はちみつ大好きなくまさんとチーズケーキ大好きなネズミさん，二人の要望でできたチーズケーキだったのですね。
おばあさんの腕に感心です。

はちみつチーズケーキができるまでの物語。
ひとりぼっちのくまさん、ねずみさんがはちみつチーズケーキをきっかけにひとりでなくなっていく様があたたかくて良かったです。
やはりひとりぼっちよりみんなと交流があるほうが当たり前かもしれませんが良いです！
おいしそうなはちみつチーズケーキ。私も食べたいです。

たちもとさんの絵の雰囲気は独特なので、娘もよく覚えています。
音楽教室の楽譜の挿絵になっていたものですとか、他の絵本です
とか。なので、読んだことがない絵本でも構えることなく、すんなりと
物語の中に入っていけるようです。
ロペックのおばあさんはいいなあって思いました。
どうぶつたちが持ってきた木の実などを使って工夫してお菓子を
作ることができるのも素敵ですし、なにより、「おちゃでもいかが？」
と声をかけるところがいいなあ。いろんな人がいて、悪い人も
いるから、なかなかよく知らない人に「おちゃでもいかが？」などとは
言えませんが、すれ違ったりお買い物の時などには、顔見合わせて
にっこりするぐらいなことができたらいいなあって思いました。
くまさんも、勇気を出してお店に行ってよかったね。

ちょっと内気なくまさん、ねずみさんが
世界中から買い物客が集まるような大ヒットケーキ作りに貢献します。
最後のページ、ケーキ屋さんで働くくまさんねずみさんを見て、
にっこり笑顔になれます。
たちもとみちこさんの絵本はどれもいえることですが、
絵がかわいらしく、おしゃれ。
見ていて飽きがこない楽しさがあります。

　くまさん、おばあさん、ねずみさんのやり取りを読んでいると
自然に静かなやさしい声で読むことができました。
　気弱なところのある息子には、
「君は気弱でもいいんだよ。気弱だと人にやさしくなれるんだよ」
と応援の気持ちも込めて読みました。
　

　最後に
それはまた、べつのきかいに　おはなししましょう。

とあるので、母は期待しています。
息子たちは「そんなこと言って、ほんとは別の話なんてないんでしょ？」と、冷めた感想を漏らしていました。が、珍しく読み終えた本を見返していました。　

題名からして、とっても美味しそうな予感！
娘も私も意見が一致して図書館で借りてきました。
森の動物たちが木の実やどんぐりを持って行くと、それを使って美味しい焼き菓子をつくってくれるという洋菓子店ロペックのおばあさん。
くまさんが持って行ったハチミツと、ねずみさんの持ってきたチーズが合わさって、とっても美味しそうなケーキが出来上がります。
ハチミツとチーズのケーキだなんて想像しただけでもお腹がなってしまいそうです・・・＾＾
最初は引っ込み思案でお友達のいなかったくまさんとねずみさん。
それがケーキをきっかけにみんなと仲良くなれたというストーリーも良かったです。
ケーキ好きの子には特にお勧めの絵本です。

6歳の娘と読みました。たちもとみちこさんの絵は温かくて好きです。私はたまにふとチーズケーキが食べたくなる時がって、それが今日だったのでまずはチーズケーキを焼きながらこの本を読みました。いいにおいが部屋に立ち込めてくる中、チーズケーキの絵本を読むなんて最高でしたよ。本当に食べたくなる食べたくなる。お話もほのぼのとしているし、絵本にでてくる紅茶に蜂蜜を入れてチーズケーキを食べたくなりました。幸せなひと時が過ごせました。