スウェーデンの作家リンドグレーンが書いた子ども達は
北欧の厳しい生活の中で元気いっぱいなのが魅力です。
この作品でのロッタちゃんも子どもらしい行動力が全開です。
冒頭よりロッタちゃんは「なんだってできるのよ!」とご機嫌です。
そんな自信がぐらつくことも起こりますが、
ロッタちゃんの元気がそうさせたのでしょうか、
運がよかったとはいえ、それを実現してしまったロッタちゃんに脱帽です。
クリスマスの準備の様子、ロッタちゃんの活躍など、
お話は長いけれど、生き生きと展開していきます。
ぶたのぬいぐるみが手放せないなどまだ小さな少女ですが、
大人にも一人前に交渉に行くところなどは
すごいなあ、と感心してしまいます。
ロッタちゃんのシリーズ、他のお話も読んでみようと思いました。