話題
お金の使い方と大切さがわかる おかねのれんしゅうちょう 改訂新版

お金の使い方と大切さがわかる おかねのれんしゅうちょう 改訂新版 (Gakken)

電子マネー時代だからこそ、身につけたい金銭教育!新聞やTVで話題の幼児ドリル♪

新刊
たった ひとつの ひかりでも

たった ひとつの ひかりでも(評論社)

どんなに暗くても、きっと見つかる、希望の光。

  • かわいい
  • ギフト

雨ふる本屋自信を持っておすすめしたい みんなの声

雨ふる本屋 作:日向 理恵子
絵:吉田 尚令
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2008年11月
ISBN:9784494019427
評価スコア 4.14
評価ランキング 26,399
みんなの声 総数 13
  • この絵本のレビューを書く

自信を持っておすすめしたい みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

6件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 大人も楽しめるファンタジー

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子10歳

    久しぶりに、私自身がワクワクドキドキして読みました。

    激しく降る雨の中、ルウ子が駆け込んだのは市立図書館でした。
    そこで、カタツムリを追いかけて着いた先が、雨ふる本屋。
    一歩踏み入ると、そこは先が読めない不思議な世界でした。

    その不思議な古本屋には、これまた不思議な住人がいました。
    フルホンさんと呼ばれている気難しい大きな喋る鳥や、
    妖精使いという舞々子さんに、シオリとセビョーシというふたりの妖精など、
    個性的というか一癖もふた癖もある登場人物に、
    〈雨ふる本〉のつくり方ってなに?
    鳥の男の子ってなにもの?
    ほっぽり森ってどんなとこ?
    とにかく、奇想天外な展開が次から次へとやってきて、
    あれよあれよって感じで不思議な世界へ引き込まれていきました。
    ルウ子が体験する不思議な冒険は、
    息もつかせぬ展開で、どうなるんだろうとハラハラしました。

    現実にもどるころには、ちょっと成長したルウ子がいました。

    「面白いよ。」と、娘にすすめられて読み始めた私ですが、
    ほんと、面白かった。こういうお話は大好きです。
    大人の私でも、読み応えがありましたが、
    ちょうど娘と同じ小学校中学年からなら楽しんで読めると思います。

    投稿日:2011/03/29

    参考になりました
    感謝
    1
  • 五感で感じる「雨ふる本屋」と冒険。

    おつかいの帰り道。
    急に強くなった雨に、ルウ子は図書館で雨宿りをしなくてはならなくなります。ルウ子の心は、お母さんを独り占めしている体が弱くて小さな妹への嫌な気持ちでモヤモヤしています。
    色々な人が本に没頭している、しんとした館内。本棚の間を歩いていたルウ子は、不思議なカタツムリに出会い…冒険の扉が開きます。

    日常の隙間から入っていける不思議な世界が、甘く美しい言葉で綴られています。いつも降っている雨のせいなのか、物語全体が落ち着いていて、心地よくお話の世界に浸りました。(細かい描写に、音や匂いや味や、手触りまで伝わってくるようでした。)

    冒険の顛末にも、納得。とても面白かったです。
    吉田尚令さんの挿絵も素敵でした。

    小学校中学年ぐらいから、文字の本をどんどん読みたくなっている子ども達にお勧めしたい、一冊でした。

    投稿日:2022/03/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • ほし丸くんと冒険の旅

    今の時点で、3冊出ていますが、この本が物語の始まりです。
    ルウ子は、大好きなお母さんを妹のサラが独り占めしているような
    寂しさを持っています。雨が降り出した時、市立図書館に駆け込んで
    カタツムリにいざなわれるように、たどりついたところは、しとしとと雨が降り
    草の生えた地面に本だなが並んだ雨ふる本屋でした。
    そこには絶滅したどうどう鳥がいて。
    ファンタジックな登場人物、部屋のしつらえなど、楽しいお話になっています。
    本の大切さ。夢の力。
    このお話が終わるころには、ルウ子のちょっととんがっていた心も、
    やさしいお姉ちゃんの心に変わっていました。

    投稿日:2017/07/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • 何が起こるか予測できない!

    カタツムリに誘われて辿りついたのは、「雨ふる本屋」。
    本にとって水はタブー。
    それなのに、本屋の中で雨がふっているって…。
    おかしな本屋、おかしな店主、おかしな依頼。
    最後の最後まで、予測できない展開でした。
    不思議で、ファンタジーで、どこか怖くて、かなりドキドキさせられました。
    前に進むしかない状況の中で、主人公の女の子の心が少しずつ成長していくのを感じ、清々しい読後感でした。
    少し難しい言い回しなどもあるので、高学年くらいからおすすめします。

    投稿日:2017/03/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • 日本版ネバーエンディングストーリー

    図書館に迷い込んだルウ子が、かたつむりをおいかけているうちに、
    たどり着いたのは「雨ふる本屋」という不思議な本屋。

    夢でみたり、だれかが書いたお話の種が、
    この「雨ふる本屋」で本になります。

    不思議な登場人物たちとともに、種を守る冒険に出るルウ子。
    それを通して、ルウ子も成長し、忘れていた大事なことを思い出します。

    なんとなくネバーエンディングストーリーのような雰囲気でした。

    不思議なお話だけれど、ルウ子の気持ちの変化もしっかり書かれていて、
    すんなりと読めました。

    大人でも十分に楽しめるファンタジーです。
    そういえば、子供のころ、私も物語を書いてみたことがあります。
    「おしまい」までかけなかったあの物語も、
    今頃「雨ふる本屋」で素敵な本になっているかな?

    投稿日:2013/09/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • ミヒャエル・エンデの作品に似ています。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    とても素敵なお話だと思いました。
    この作品を読み始めて最初に頭に浮かんできたのは、
    ミヒャエル・エンデでした。

    主人公のルウ子が、物語の種を食べてしまう幽霊を追いかけていくシーンは、時間泥棒を追いかけていく「モモ」に似ていましたし、
    図書館から不思議な「雨ふる本屋(古本屋)」に来てしまったところは「ネバー エンデング ストーリー」を思い起こしました。
    似ていますが、そっくりではありませんし、物語のイメージもしっかりできていて、とても読みやすい童話でした。

    登場人物たちも個性的で、魅力にあふれていました。
    本好きのお子さんなら、たまらなくなる内容だと思います。
    イラストは、NHKの「みんなの歌」のイラストなども担当されている吉田尚令(ひさのり)さんで、お話のイメージにとても合っていました。

    女の子が主人公なので、男の子にはとっつきにくいかもしれませんが、面白いので、機会があったら男女に関係なく読んでほしいなぁと、思います。
    1人読みなら小学校中学年くらいから読めます。

    投稿日:2010/01/25

    参考になりました
    感謝
    0

6件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

こんとあき / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / バムとケロのさむいあさ / うずらちゃんのかくれんぼ / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • 星の子ども
    星の子ども
    出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
    グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ


楽しいともっと好きになる ディズニー知育絵本

みんなの声(13人)

絵本の評価(4.14)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット