犬が、英語で「bow-wow」バウワウって鳴くというか、聞こえるというのは知っていました。
でも、犬だけでなくかえる、にわとり、あひるなんかも、言語によっての発音の仕方が違うというのを、順に描いている絵本です。
何故か不思議な感じがしますが、一番の謎が、なぜ牛だけ「モー」というのが共通なのかということ。
けど、うしは どこへ いっても
「モー!」
てなくねん。
ほんまかいなって思ってしまいます。
でも考えれば、「モー」の一文字だけですから、違いようがないと言えばそれまでのような感じもします。
落語家の桂かい枝さんが訳しているので、大阪弁になっていますが、それがとてもこの絵本とマッチしていて楽しめると思います。
世界にはいろいろな言葉があるということの、話のきっかけにもなるので、一度読む価値はあると思います。