むげんことわざものがたり(偕成社)
好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本
まほうのさんぽみち(評論社)
絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。
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9件見つかりました
表紙の絵とタイトルからは想像できない悪猫物語です。 なんでもかんでも呑み込んで、どんどん大きくなっていく猫のお腹。 とってもブラックなのに、コミカルな絵なので、とてもドライな感じで、楽しめてしまいました。 最後に、絆創膏をお腹に貼って普通サイズになった猫が可愛いのが、悪い夢でも見ていた感があって、良かったです。 よくもお腹に色々と入りましたね。
投稿日:2015/08/16
最後に出会った、救いの神のようなきこりさん そりゃあ、だめだよ、ねこちゃんや、、。 かいじゅうのようになったねこには、なかなかやさしい言葉です。 たくさんの人やどうぶつが出てきましたが、 このパターン、どこの国にもあるのですね。 最初は、ただのねこだったのに、どうしたのでしょうね。 ふしぎなお話でした。 おばあさんは、もう、ねこにおかゆの番は頼めないですね。
投稿日:2018/04/23
タイトルの「ふとっちょ・・・・」を意識して、選んだのですが、内容はというと、私は凄く怖かったです。ねこが、会う人を丸呑みにしてどんどんねこのお腹が伸びきった風船のように膨らんでいく・・・・・・きこりに出会ってふとっちょねこもほっとしたんじゃあないかな?と、ハッピーエンドでよかったです!
投稿日:2017/02/05
おばあさんのねこは、ある日、おかゆと、ついでに鍋を食べてしまいます。さらにおばあさんまで食べてしまいます!なんで!? 道で会ったスコホッテントットさんを食べ、スコリンケンロットさんを食べ、5羽の鳥も食べてしまいます。どんどんどんどん、お腹が大きく大きくなっていきます。 そして、7人の女の子に会い、またしても食べてしまいます!挿絵は楽しそうに猫と女の子たちが踊っているけど、、、、! ピンクのひがさの女性、杖をついた牧師さんも食べます。 斧を持ったきこりを食べようとしたときに、きこりは、そう、斧でお腹をさばいて、中の人たちを助けます。 最後のページに、お腹にばんそうこを貼られた猫が描かれていますが、、、ほのぼのした絵ですけど、中身は怖いですね。 娘は、「食べ過ぎ!」と言っていました。おもしろいです。
投稿日:2015/11/22
これは、デンマーク民話だそうです。 同じようなお話をどこかで読んだことがあるけれど、この手のお話は、民話としていろいろ広がっていったのでしょうか? このねこ、なんでも食べてしまうのです。 おかゆを見張っておいてといわれて、おかゆを全部食べてしまった。おかゆの入った鍋までも。 まぁ、鍋を食べただけでもびっくりですが、その後はもっとすごいです。 人間もとりも、会う人、会う動物、どんどんおなかに入れていってしまうのだから... 最後の最後まで、繰り返し繰り返しの文章が続きます。そして最後には「こんどはおまえをたべてやる」の決まり文句。 その中で、子供たちが、やたらうけたのが、人物名「スコホッテントット」さんと「スコリンケンロット」さん。 すごく響きの楽しい名前ですよね。 この名前が出るたびに、おもしろいからもう1回言って、と息子。 お話自体は、どんどん人を食べていく猫。ちょっと怖いと思うんだけど、このかわいらしい絵と、「スコホッテントット」さんと「スコリンケンロット」さんの楽しい響きで、最後まで笑いありでした。 オノでおなかをさかれて、一瞬にしてしぼんでしまったねこのおなかも見ものです。
投稿日:2008/10/28
ブラックというかシュールというか……ありえない内容の繰り返しは、昔話を連想します。そしておはなし会でうけそうだな、と。 舌をかみそうな登場人物名ですが、つっかえつっかえ私が読むのも子供には楽しいようでした。 どこまでいくのだろうと期待と驚愕とを中盤まで、それからは山を転げ降りるように終息へと向かっていきます。 最初笑っていた娘は、だんだん無口になり、なぁんだ〜と言い出し、最後はよかったねと言っていました。そのまんまです(笑)
投稿日:2008/05/09
日本人の感性ではまずできないような内容。 残酷すぎるのに、ひょうひょうとした絵と文体。 特に文体のほうは、めちゃくちゃ長ったらしくて読みにくい、名前が何度も何度もでてくるのですが、それを必死で読んでいる自分に陶酔できます。 ひとつ、挑戦してみてください。
投稿日:2007/10/03
デンマークの民話。赤ずきんのいとこのような内容の話。 おばあさんとネコが住んでいて、おばあさんが留守の間、おかゆを見ていてと頼んだところから始まります。 ネコは、おかゆも鍋も、帰ってきたおばあさんも食べてしまいました。そして、出会う人みんな食べてしまい、最後にきこりと出会い、おなかを切られてみんな助かるという内容。 お腹を切られても、死なない所が絵本ですね。
投稿日:2003/09/06
ある日、猫が留守番をしている間に、お粥と鍋を食べ、お使いから帰ってきたおばあさんを食べた事をきっかけに、次々と出会った人や動物を食べてしまうお話です。ちょっと残酷と思うかもしれが、それを感じさせない様に描いてあります。子供は、繰り返し出てくる「今度はお前を食べてやる」を真似をして面白そうに聞いています。次から次へと食べていくので、今何人食べたと数えたり、だんだん大きくなっていくお腹に「大丈夫かな?お腹パンクしないかな?」とねこを心配したりしています。最後にきこりと会って、きこりが猫のお腹をばっさりときってあげ、食べた人や動物が出てくると「ああ、よかった。みんな生きていたね。」と言って嬉しそうな表情をします。猫の手当てしてあるお腹を見ながら「痛そうだね」とそれぞれの気持になって考えていました。
投稿日:2002/09/26
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