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くわずにょうぼう自信を持っておすすめしたい みんなの声

くわずにょうぼう 再話:稲田 和子
絵:赤羽 末吉
出版社:福音館書店
本体価格:\900+税
発行日:1980年07月
ISBN:9784834007893
評価スコア 4.75
評価ランキング 745
みんなの声 総数 50
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  • 怖い話と知った上で読みたい

    紙芝居の「くわず女房」を聞いて以来、「くわずにょうぼう」が気になっている息子が借りてきました。

    怖い話と知った上で読みたいみたいなのです。

    あたまのてっぺんに口があって、にぎりめしを食べてしまうというところはやはり怖いですね。

    おけに入れられて男が運ばれるというのが、紙芝居と違いました。

    何度読んでも怖いお話です。それだけに忘れられないインパクトがあるのでしょうね。季節に関係なく読めるお話ですが、しょうぶ湯の由来がわかりますので、五月頃読むのをお勧めします。

    投稿日:2008/02/26

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  • 素晴らしいです

    昔話はやはり福音館書店のシリーズに限るなぁと思います。
    本当に素晴らしいです。
    絵もリアルで、子どもにはちょっと怖いくらいなのですが、逆に子どもに媚びを売らない、その姿勢が子どもの心をひきつけているように感じます。
    赤羽さんの絵、本当に本当にすごいなぁと読むたびに思います。

    投稿日:2017/12/26

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  • 日本の昔話

    5月、ショウブが咲き、ヨモギがとれるころに、読みたい絵本です。
    くわずにょうぼうは、「何も食べずに働くから女房にしてくれ」と、男のうちに入っていきます。
    そんな都合のいい女房がいるはずありません。

    これは、男の強欲へのいましめですね(笑)
    赤羽末吉さんの絵が、お話の世界にマッチしていて、とてもいいです。

    投稿日:2017/11/13

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  • 絵が怖い

    こういう本は絵が怖いといって、ほとんどよまなかったけれど
    5歳半を過ぎたころから読むようになりました。
    最初の方はなんとなく知っていましたが
    しょうぶの花やよもぎが苦手というのは知りませんでした。
    どんな恐ろしい鬼にも苦手なものがあるんですね。

    自分がよくばりなせいで、うまれてきた鬼ばば!
    怖いけれど、もうよくばり男は決してこんなこと思わないでしょうね。

    投稿日:2014/11/26

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  • 怖いんだけど読みたくなる

    欲ばりな男が、飯を食わない女房が欲しいと願っていると、飯を食べないという美しい女が現れます。男は喜んでいたけれど、その女の正体はおにばばで、あたまのてっぺんについた大きな口でおにぎりを食べて腹いっぱいにしていたのです。
    怖いんだけど読みたくなるお話で、赤羽末吉さんの迫力ある日本画に惹き付けられます。「しっとり しっとり おもたいわい」というフレーズが耳に残って味わい深いです。

    投稿日:2014/10/17

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  • 女房さまの怖さ

    赤羽さんが描いたのは、見るからに可愛げない女房さまです。
    何でこんな人をお嫁さんにするのでしょうか。
    表紙の絵から、怖さに溢れた絵本ですが、中身はもっと怖かった。
    正体を現したのは鬼ばばそのもの。
    欲張りな男の安易な嫁えらびも情けないのですが、無事で良かったと思います。
    このお話の鍵となるのは菖蒲とヨモギですが、菖蒲湯は知っていてもヨモギのいわれは知りませんでした。
    昔話の奥ふかさですね。

    投稿日:2014/05/14

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  • ほんとうにこわいもの

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     「おにばば、こわ〜〜い!あっちいってっ!」恐怖のあまり叫んだこどもです。
     おにばばは、からとも知らず運んだ桶をおろして仲間を呼び集めるとき、やまのものたちと言いました。山に隠れた邪しい神さまたちなのでしょうね。あのうんとよくばりの男が山で口にした「欲のかたまり」を、食べたいと考えたのかもしれません。
     「おにばば、こわかった。でもざんねんだ、ざんねんだって死んでった。おにばばのこども、どうしたかなあ・・・」とても端午の節句話ですまされないような余韻に、困り果てるほどすばらしい昔話でした。おしまい、感謝。

    投稿日:2013/11/27

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  • 絵本に釘付け

    小学校のおはなしタイムで、1年生に読みました。
    怖いお話でしたので、みんな静かに絵本に釘付けでした。
    集中するのには、怖いお話って効くものなのだなあってしみじみ実感。
    赤羽末吉さんの絵も、物語の怖さにあっているしぶいタッチで
    いいなあと思います。妙に漫画っぽい軽い雰囲気より、断然この古めかしい
    感じの方がいいですよね。
    いい古典にどんどん触れて、物語の世界の楽しさを知ってもらいたい
    なあと思います。

    家でくわずにょうぼうの話をした時は、娘に「ママも本当は頭のところに
    口があるんだよ」と言って怖がらせたものですが(笑)、さすがに
    お友達みんなには(担任の先生も聴いていましたし)、そういう悪い
    冗談を言うのは控えました(言いたかったけど。笑)。

    投稿日:2013/06/20

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  • 菖蒲とヨモギ

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子19歳、男の子17歳

    小学校のおはなし会で読みました。
    昔話再話の第一人者の稲田和子さんによる重厚な文章、
    重鎮の赤羽末吉さんの描く昔話の世界、
    子どもたちがグイグイ引きこまれて聞き入っていました。
    欲張り男が、山仕事に言った時に、「よく働き、飯を食わない女房がほしい」と言うと、
    なんとその通りの娘が現れたのです。
    ところが、米俵の減りの早さに気付いた欲張り男が、こっそり見張っていると、
    女房は、頭髪の中に大口のある鬼婆だったのです。
    かくして正体を見られた女房は、欲張り男を食ってやる、とばかりに、
    山の棲み家へ欲張り男を連れ去るのです。
    この、欲張り男の脱出作が絶妙です。
    鬼婆の弱点が、菖蒲とヨモギ、というのは、すごい展開です。
    やはり、薫風の菖蒲とヨモギの季節に読んであげたいですね。

    投稿日:2013/05/23

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  • 菖蒲が咲く5月。こわいお話が好きな子ども達と、ストーリーテリングで楽しみます。「ぴた ぴた ぴた」「じゃぎ じゃぎ じゃぎ じゃぎ」「ぴつっ ぴつっ ぴつっ ぴつっ」「ざくっ」「びゅう びゅう」「ぶーん ぶーん」といった擬音語が耳に心地よい。
    「とんとんむかしがあったそうだ。」で、現実から離れて、お話の世界にいざなう。無駄のない、簡潔な言葉で話は進んでいく。
    欲張り男が、出かけるふりをして、様子を見ていると...美しい女房の正体があらわになる。頭の口がざくっと出てきて、にぎりめしをみんな食ってしまう。そしてけたけた笑う。鬼婆だった、女房に桶に入れられ、山へと運ばれる絶体絶命の時。鬼婆の弱点である菖蒲とよもぎがでてくる。菖蒲湯は邪気を払うといわれているし、昔は葉を束ねて、5月5日の端午の節句に男の子の腰に差したそうだ。よもぎも体内の毒素を出す作用があるという。
    赤羽末吉さんの絵の鬼婆も恐くて、夜、誰もいない部屋で読んでいると、鬼婆が本当に出てきそうな気がしてくる。でもおはなしに出てくる、鬼婆や大男は、どこか抜けていたり、弱みがあったり。
    昔話には、山の魔物や、力を持った婆様が出てきて、子どもを助けてくれたり、食べてしまおうとする。昔は今より、自然と人間が近くて、人間は、自然に畏敬の念を持っていたんだろうな、と思います。
    現代っ子達をも、引きつけてしまう昔話。昔話って、力を持っているんですね。
    お話の最後の「とっぴんしゃん」という言葉も、大学生になった娘も、気に入った様子。
    このお話は語り口も軽快で、リズミカルにテンポよく進んでいくので、スーッと、人の心に入って行くんだと思います。
    でもこのお話、恐がりの私が、夜寝る前に枕元で話されたら、トイレにいけなくなってしまいそうですが。

    投稿日:2013/05/19

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