「オレ・ダレ」 みんなの声

深い青がひときわ目立っていたので手に取ってみました。
最初から最後まで『夜』という絵本は、
あまりないような気がします。
（私が知らないだけかな？（＾_＾；））

夜のジャングルを舞台に動物たちが
元気よく登場し、それぞれの紹介をしていきますが、
さりげなくぼけてみたり、すねてみたりで
とても笑えます。

私、「つぶすわよ」にやられました。

姿があまりにもわかりやすく、
『なぞなぞ』としては我が家の子供たちには
簡単すぎました。
でも、それぞれに声音をつけ、雰囲気を出すことで
十分楽しめる作品でした。

表紙を見てもらえるとわかりやすいのですが、
中味もこの配色で、１種類ずつ動物（シルエット）が登場し、自己紹介しています。
そして「オレ、ダレだ」と、聞いてきます。
答えは最後のページに。

「おしりふりふりダンス」とか
「なまえ、さかさまに　して　よんだら　つぶすわよ。」とか、
自己紹介も面白いです。

他の方も書かれていますが、低学年の読み聞かせに使えるかな？

面白い絵本です。
特に息子のお気に入りは、ワニとカバのページです。
そのお気に入りのわけは･･･みれば分かります。
影の絵は動物の特徴を的確に捉えていて小さな子がみてもすぐにわかっちゃうはずです。２・３歳くらいから充分に楽しめる絵本だと思います。お薦めです。

青と黒のコントラストがまたいい感じです。

　哲学的なものを感じます。
　私はダレ？
　
　星月夜の下で、そんなことを考えてみては？

聞いている子供たちもすっごく喜んでくれるのですが、読み聞かせをしているこっちまですごく楽しくなってしまう本です。
真夜中のジャングル。11種類の動物が暗闇から一種類ずつ静かにシルエットで登場するのですが、動物ごと声質を変えて読むと、自分も声優（動物？）になったかの様に楽しめます｡
セリフもリズミカルで、初めて自分を誉めたい程かなり上手に読めたかも・・・（笑）
みなさん、動物たちになりきって読んで見て下さい｡
意外な自分が見つかるかも！？（子供たちから大絶賛されますよ〜♪）

夜のジャングルでいろいろな動物たちが「オレ・ダレだ？」と聞いてきます。さてこの動物は一体誰でしょう？

小学１年生のクラス読み聞かせで使いました。
影絵風の面白さとそれぞれの言い回しが楽しくて、子供達は大笑いしたり、誰なのかうんうん考えながら聞いていました。
幼稚園〜小学生低学年に特におすすめです。

イラストは高畠純さん。
この、文に高畑さんのイラストが、も〜すっごく決まって、よかったです！！
「オレ・ダレ」おっもしろいですよぉ。私の中では大ヒット！です。
要は動物のシルエット当てクイズみたいな絵本なんですが、その、問題のだし方というか、説明の仕方が、ちょっととぼけていて、そこがまたいいんですよ。
シルエットのイラストも、まさしくシルエットらしく真っ黒な暗闇の雰囲気で描かれているので、この絵本を読みながら、お子さんと動物当てクイズをして、ぜひ！盛り上がってみて下さい。

　この本を幼稚園の教室で読んだら絶対良い反応が返ってくること請け合いです。
　動物の絵がシルエットになっています。動物自身が言っていることをヒントにその動物が誰なのかを当てるのです。
　大人の私が分からなかったらどうしよう…という心配は要りません。
　ちゃんと最後のページに答えがありますから。