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おじいちゃんわすれないよ自信を持っておすすめしたい みんなの声

おじいちゃんわすれないよ 作:ベッテ・ウェステラ
絵:ハルメン・ファン・ストラーテン
訳:野坂 悦子
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2002年07月
ISBN:9784323070254
評価スコア 4.58
評価ランキング 5,493
みんなの声 総数 18
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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  • 【再投稿】死を受け容れる

    大好きなおじいちゃんのお葬式の中で、孫のヨーストの心は様々に揺れ動きます。
    急にはおじいちゃんの死を受け容れることができません。
    かつて、自分は祖父の想い出話としてこの作品を読みました。
    改めて手にする前になり、父が亡くなりました。
    父も祖父も、今でも心の中で生きています。
    そして。いつか自分にも訪れる死を考えます。
    眼の前に遺体があるとき、感傷に浸る余裕はないのかも知れません。
    でも、事実は事実です。
    死を受けとめられないヨーストのような存在に、そっと手を差しのべるのも大切だと感じます。
    亡くなった人を忘れないことも大切なことだと思います。

    投稿日:2024/02/18

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  • 赤いハンカチが印象的

    大好きなおじいちゃんとの別れを、自分なりに理解して受け入れていく様が丁寧に描かれているお話です。おじいちゃんとの思い出の赤いハンカチが、セピア色のバックに映えてとても印象的でした。
    一見地味なたたずまいの絵本なので、子どもが自ら手に取らなかったのですが、一度読むと心に残ったようで、それからは「読んで」と持ってくることが多くなりました。
    巻末には訳者によるオランダの絵本の解説もあって、興味深かったです。

    投稿日:2015/02/24

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  • 亡くなったおじいちゃんの棺のそばで、少年の頭に思い出が駆け巡ります。
    読んでいて涙があふれてきました。
    祖父が亡くなった時、初めて自分が経験した身近な死が、どうしておじいちゃんだったのか、優しい祖父、怖い祖父、頑固な祖父、心の支えだった祖父を心に駆け巡らせました。
    自分の知らなかったおじいちゃんがいます。
    掘り起こしてみれば、数知れないおじいちゃんとの思い出があります。

    でも、おじいちゃんはそこに眠りについたまま、帰ることのない場所に連れて行かれます。
    絵本中にこれほど哀愁を盛り込めるなんて。
    チョッピリ客観的になってみました。
    それから、自分も孫の心に精一杯思い出を詰め込めるじいじになりたいと思います。
    子どもがお父ちゃんになるまで、まだまだ先は長そうです。

    投稿日:2012/07/27

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  • 毎週、子ども中心ですが大人を混ぜたグループで絵本の読み聞かせをしています。

    おじいちゃんの亡くなった日
    ヨーストはおじいちゃんとの日々をずっと思い出していました。

    おじいちゃんはぼくとの約束を忘れることはありませんでした。
    赤いハンカチに結び目を作って覚えておいてくれてたのです。

    「約束を覚えてる」というキーワードで
    この絵本を選びました。

    この絵本の最後には
    ヨーストが赤いハンカチで結び目を作って、おじいちゃんに約束します。

    素敵なおじいちゃんとの素敵な約束の思い出!
    赤いハンカチが絵の中で際立って描かれています。
    思い出と約束が際立つようです。

    「金のりんご賞」を受賞した絵本だそうです。
    とても美しい絵本だと思いました。

    おじいちゃんを亡くした子どもたちも
    真剣に聞いてくれました。
    小学校高学年になるとひびいていくのだな、と思いました。

    投稿日:2011/10/18

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  • 赤いハンカチがお話の灯りとなっています

     赤いハンカチにやられました。
     表紙絵も作品全体も、ブラウン系の色調ですが、見事に赤いハンカチがお話の灯りとなっています。

     おじいちゃんを失ったヨーストの悲しみの深さは、おじいちゃんと過ごした楽しい時間の分大きかったのだと思います。
     「良く来た良く来たわが孫よ!この世で出会えて、嬉しいよ!」っていう、おじいちゃんのヨーストを可愛がり夢中になって遊んでいる様子から解ります。
     ただただ愛され受け入れられるこの経験は、ヨーストを「人」を信じ愛する大人にしてくれることでしょう。
     
     ドイツ語圏では、約束を忘れないようにとハンカチに結び目を作るという話を以前にも聞きかじっていました。
     このヨーストの結んだハンカチの結び目は、おじいちゃんからもらった「愛」そのものだと思います。

     人生の中で、たくさんのお別れをこれからも経験するヨーストでしょうが、おじいちゃんとのこのお別れは、心の中にもハンカチの結び目を結んだ大切なものとなったことでしょう。

    投稿日:2010/09/26

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  • 想い出と共に前に進む

    本屋で絵の懐かしさに思わず購入してしまいました。

    赤い大きなハンカチがとても印象的です。
    帆にバンダナに怪我をしたときに。いつもおじいちゃんと一緒にいたハンカチ。
    約束を忘れないために結び目をひとつ。

    私は孫の立場ですが、おじいちゃんとの想い出が読んでいる時に思い浮かび、泣きながら読み進めていました。

    身近な人の死は辛いものですが、その人との想い出を忘れずに前に進む、という選択肢を教えている作品だと思います。

    大人の方も心動かされると思います。

    投稿日:2008/02/03

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  • 思い出と一緒に

    • ねーねーさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子11歳、女の子10歳

    男の子とおじいちゃんの別れ
    ヨーストはおじいちゃんのお葬式に行きたくなくてママのいうことも知らん振り そこでママは赤い大きなハンカチをヨーストに渡し、おじいちゃんがそれで「いないいない、ばあっ」ってあやしてくれたことを聞きます。
    おじいちゃんと一緒に過ごした、たくさんのことを思い出すヨースト おそうしきに参列し別れは悲しいけれどおじいちゃんのことは忘れないよとヨーストは思う

    モノトーンの絵の中でハンカチの赤が効果的
    静かな物語だけど、ヨーストが思い出すおじいちゃんの様子が
    大きな愛情でヨーストを育んでいた事がよく分かる。
    別れは悲しい事だけど、気持ちが暗くならずに読めるのは
    おじいちゃんの愛情とヨーストがおじいちゃんを忘れずに頑張っていくよというメッセージが読みとれるからだと思う

    投稿日:2006/10/12

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  • オランダの匂いに溢れた作品。

    • 梨華さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

    大好きなおじいちゃんとの別れの日、少年の心に押し寄せるさまざまな思い―。日常の中におとずれた「死」を、澄みきった少年の目を通して描くオランダの絵本。ブラティスラヴァ世界絵本原画展「金のりんご賞」受賞作。
    こんなチャーミングなお爺ちゃんがいたら、「僕の自慢のお爺ちゃん!」と胸を張って言えるでしょうね♪羨ましくなってしまう程、孫への愛情と祖父への信頼感が深く深く伝わって来る、素晴らしい作品でございました(o^_^o)
    この物語の中で、1枚の真っ赤なハンカチが祖父との思い出の品として出て来るのですが、約束を忘れない様にする時に、祖父はそれを結び、約束を忘れなかった。とございます(o^_^o)
    大人の世界でも子どもの世界でも約束を守れる人間は、最も信頼出来、絆を深め合えると痛感させて頂きました。
    背景が暗く感じるかと思われますが、ハンカチの赤色が、見事に際立った作品です♪
    オランダの匂いに溢れ、心温まる素晴らしい作品(o^_^o)お薦め♪

    投稿日:2006/06/07

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  • 泣きました

    • ベセスダさん
    • 30代
    • パパ
    • その他
    • 男の子4歳、男の子1歳

    父が他界した翌日。たまたま本屋で巡り会いました。人目を憚らず、本屋の中で涙を流しました。あれから3年の月日が流れますが、子どもたちに読み聞かせすると、いまだに声に詰まります。読み終えたときに、子どもたちから「ボクのおじいちゃんも、こうだったよね」といわれるのが、嬉しくもあり、辛くもあり。。。言葉になりません。。。

    投稿日:2005/10/07

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  • とにかく、絵が物語ります・・・。

    • かざぐるまさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子10歳、男の子8歳

     大好きだったおじいちゃんのお葬式の日、ヨーストはおじいちゃんの赤いハンカチを手に、一緒に過ごした楽しい日々を思い出します。
    そして、決しておじいちゃんを忘れないように、おじいちゃんとの思い出を胸に、ヨーストは一歩踏み出そうとしています。赤いハンカチにむすびめをつくって・・・。
     
     楽しい思い出を描いた回想の場面と、しめやかに進められていくお葬式の場面とが、絶妙なタイミングで交互され、また、ハンカチの鮮やかな「赤」がこの本をひと際印象深くしています。
     心の奥深くに静か〜に響く、透明感あふれる感動の一冊です。 
    一度読んだら、絵だけをじっくりと楽しんでみてください。また違った感動が味わえると思いますよ。

    投稿日:2003/05/19

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