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きりぎりすくん自信を持っておすすめしたい みんなの声

きりぎりすくん 作:アーノルド・ローベル
訳:三木 卓
出版社:文化出版局 文化出版局の特集ページがあります!
税込価格:\1,045
発行日:1979年10月
ISBN:9784579400904
評価スコア 4.7
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  • こんな生き方をすべき

    アーノルド・ローベルの「がまくんとかえるくん」シリーズや『ふくろうくん』と同じ、読み物スタイルの作品です。
    きりぎりすというと、物語の中ではちょっと意地悪な役として登場することが多いですが、このきりぎりすくんは全然違います。きちんと自分を持っていて、冷静で。でも他を認める優しい心も持ち合わせているのです。
    旅先で変わった人たちにたくさん出会うのですが、それを受け入れ、でも我が道を進んでいきます。こんな生き方をすべきなのでは?と教えてもらっているようです。
    訳者三木卓さんの読者へのメッセージにも感激しました。

    投稿日:2022/11/02

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  • キリギリスの旅

    あまりにも有名な「アリとキリギリス」から
    お話の中に登場するキリギリスにいい印象のなかった私・・。

    でも、この本はちがいました。

    旅に出たキリギリスは
    個性的な動物たちと出会い・・そして・・。

    自分の道を見つけるためにはじまった旅の
    その自分の道は、どんな時もなくなったりせず
    行きたいところにどこまでも連れて行ってくれる・・。
    その道から見える景色にしあわせを感じながら歩くのも悪くない・・。
    それを知ったキリギリス・・。

    訳者の三木さんのあとがきが、
    とても暖かい余韻を残す
    珠玉の一冊です。

    投稿日:2021/11/16

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  • きりぎりすくんがステキ

    旅をするきりぎりすくん。途中で一風変わった価値観の持ち主たちに出会うけれど、それを否定することなく受け止め、かといって決して流されることもなく、旅を続ける。
    そんなきりぎりすくんの対応があんまりオトナでマトモなので、ちょっと子どもには道徳的すぎるかな?と思いきや、そんなことはなかった。
    次々巻き起こるヘンテコな話を華麗にかわすさまはユーモアに溢れていて、小さな読者の心もがっちり掴んでいる。
    訳者あとがきではこどもへ語りかけるメッセージがとても優しくて、じんわり心があたたかくなった。

    投稿日:2021/07/25

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  • 「ぼくの みちを みつけるんだ」

    ある日。
    きりぎりすくんは、旅に出たいと思いました。
    そして、長い、ホコリっぽい道を見つけます。
    きりぎりすくんは、その道を進むことにしました。

    道の途中、きりぎりすくんは、色々な虫たちに出会います。
    どの虫も、それぞれの価値観をもって、それぞれに暮らしています。

    出会いと別れを繰り返しながら、きりぎりすくんは、自分の道を歩く幸せを感じ、満ち足りた気分で床につきます。
    自分の道の、この先を思いながら。

    ローベルさんの落ち着いたイラストとユーモア溢れるエピソードが、とても素敵。三木卓さんの訳者から読者へのメッセージにも、心打たれました。

    目の前の道を、自分の歩き方で、堂々と歩いて行く。
    私も、きりぎりすくんのように歩いて行きたいと思いました。

    投稿日:2021/04/20

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  • 自分の生き方を見つけて

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子4歳

    いつも同じきのこにとまる3びきのちょうちょには
    「え〜、いつも一緒かよ」と突っ込みを入れていた小1。

    そうじ好きのいえばえには、
    なぜか親近感を持ってしまった私。

    世の中、変わった人や変な人も多いけど、
    だからこそ面白いんですよね。

    きりぎりすくんは、相手を非難したり、笑ったりせず、
    淡々と礼儀正しく、ふれあっています。
    こうやって自分の生き方を見つけていくきりぎりすくんみたいに
    子どもたちにもいろんな世界や人たちを見て、
    自分の生き方を見つけていってほしいです。

    投稿日:2019/07/05

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  • 旅と出合いと発見と

    きりぎりすくんが旅で出会ったいろいろな虫たちとのエピソードが、どれも楽しくてあっという間に読み終えてしまいました。
    きりぎりすくんには、きりぎりすくんの生き方があり、楽しみがあります。
    虫たちそれぞれの生き方に関心を示しながら、やっぱり自分が自分であることを大切にしています。
    とても素敵な旅だと思います。
    一日が終わり、本も終わりになりましたが、明日は明日でまた新しい出合いがあるでしょう。
    そんな期待感のある絵本です。

    投稿日:2014/04/29

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  • 2冊目に

    学校で「お手紙」を習った息子がアーノルド・ローベルさんの
    他の本も読んでみたいと言うのでこちらを読みました。
    この本を読んで、人には色々な考え、思考がありいろんな生き方が
    あるのだということを教えてくれているのだろうけれどまだ息子には
    わかりません。しかし、視野を広めてきりぎりすくんのように多くの
    人に出会って考えを深めて欲しいなと思います。

    投稿日:2013/09/03

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  • なんどでも

    きりぎりすくんは
    たびに でたいと おもいました。
    「ぼく みちを みつけるんだ。」
    と、いいました。
    「ぼく その みちを
    どこまでも いくんだ」

    冒頭の文章
    きりぎりすくんは
    いろんな虫たちと出会いながら
    自分のみちをいく

    「あさはさいこう」
    「あさをじぶんのものにしよう」
    いまぼくのうちではやっている「おはようぐみ」
    「あしたぜったい5じはんにおこしてや」
    なにをするでもなく
    早起きしたがるむすめ

    きりぎりすくんは
    じぶんでじぶんのみちをみつけて
    そのみちをあるいていく
    つきをみつめ ほしをみつめ
    しあわせをかんじながら
    ゆっくりとあるいていく

    この本のなかの
    いろんな言葉が
    ぼくたちの心の深くに届く
    なんども読み返したくなる絵本

    投稿日:2012/10/30

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