「あなたが生まれた夜に」 ママの声

この絵本は、ぜひ子供にお母さんが読み聞かせてほしい絵本でした。子供とは本当にみんなに望まれて生まれてきたすてきな存在なんだ、という事が描かれていました。なかなか面と向かって最近子供にそういう事は親子ともども照れくさくって言っていませんが、この絵本を通して何か伝わっていたような気がしました。

性別や年代関係なく、全ての人に読んでいただきたい作品です。
どんな人も、唯一無二の存在なのだと伝えています。

読み終わったとき、自分を認めたり受け入れたりする気持ちが、すごく強まりました。

そういった気持ちは、子供にも持ってもらいたいですし、育児や仕事で疲れた大人にも必要だと思います。

きれいな表紙のイラストに、素敵な題名！いったいどんな素敵な絵本だろうと、期待しすぎてしまっていたのかもしれません。
あくまで、個人的な好き嫌いの印象からいくと、好みではありませんでした。
少し前に「ちいさなあなたへ」（アリスン・マギー：文）って、絵本が出版されているじゃないですか。どうしても、比べてしまいますね。そして、あちらと比べると、どうしても評価が低くなってしまいます。

イラストはとてもきれいで素敵なんですけど…。つまり絵がきれいなだけに、ありきたりの文章が上っ面のように感じるんです。この絵本、もっと文が少なかったら、もっと違った印象を持てたような気がします。

名前を口にするたびにこんなことが
起こっているとしたら・・・とても素敵です。
私は1歳の息子の名前を思い浮かべながら読みましたが
これは、私自身の物語でもあり
すべての人の物語であるのだなと思いました。
当たり前すぎる「ひとりひとりが大切な存在であること」
を再認識しました。

　アメリカのロングセラー絵本、”On The Night You Were Born”。やっと日本でも出版されました！
まずは手にとって見てください。何も言葉はいりません。とにかく絵がすばらしい。
あなたが生まれた夜、あなたを包む世界は、こんなに美しく、温かく、あなたの命を祝福してくれていたのよ、と伝えてくれる絵本です。
アメリカでは、すでに妊娠・出産のお祝いに、またはティーンエイジャーになった子たちへの誕生日プレゼントとしても、定番になっている１冊です。
この世に生を受けたすべての子どもに・・・反抗期真っ只中の子にも、目標や生きがいを見失いそうになっている子にも、気づいてほしい、思い出してほしい・・・あなたが祝福されて生まれてきたことを。

自分の誕生をこれだけ祝福してもらえたら、どれだけうれしいことでしょう。
大きくなっていろいろなことに悩んだり、自信をなくしたとき、この絵本がきっと勇気を与えてくれるのではないかと思いました。

出産祝い、お誕生日プレゼントにはもちろん。
子供が元気のないとき、落ち込んだときに読んであげたい絵本です。
子供が一番幸せを感じるのは、やっぱり自分が愛されているということを感じることができたときでしょうから。

お月さまの優しい表情に、いつもちゃんと君を見ているよという思いがこめられているようで、温かい気持ちになりました。